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行政からインフラエンジニアとして成長できる環境へ|スキルアップできることにやりがいを感じる

ギークリーの転職支援サービスを利用して転職された方へインタビューを実施し、転職活動の体験談をお届けする本企画。第22回は行政でインフラエンジニアやサポートデスクの業務をご担当されたのち、インフラエンジニアとしてスキルアップすることを目指しご転職活動をされたK.Sさんにお話を伺いました。インフラエンジニアとしてのキャリア構築についてや、転職活動における「軸の決め方」など、気になる内容を掲載しています。ぜひご参考ください。

最終更新日:

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K.Sさん

23歳 インフラエンジニア(2022年9月時点)

高校をご卒業後、市役所のサポートデスク業務やインフラエンジニア業務をご経験。ネットワーク配線の整備や、サーバー室への設置業務もご担当されました。

現在は株式会社プロトシステムにて、インフラエンジニアとして運用・保守業務を務めていらっしゃいます。

 

暮らしを便利にするITに魅力を感じ、市役所のIT部門でキャリアをスタート

 

―まずは前職でのご経歴について教えてください。

K.Sさん:4年9か月の間、市役所のIT部門に所属しておりました。
職員が使用するパソコンやシステム、ネットワークなどに関わる問合せ先としてインフラエンジニアやサポートデスクのような業務を行っておりました。

 

―ファーストキャリアがIT部門だったのですね。昔からITにご興味があったのですか。

生活の中で、身近に存在し暮らしを便利にするITに魅力を感じており、情報処理科のある高校へ進学しました。

パソコンを使う授業が五教科と同じように時間割に組み込まれており、パソコンに関わる技術を習得できる点が、他の高校や学科とは異なるアドバンテージでしたね。

 

―行政という安定した環境から、転職を考えたきっかけについて教えてください。

勤続4年目の頃から、ITの専門的な知識や経験を積み、よりスキルアップしたいと感じるようになりました。

具体的には、知らない部分が多くある中で運用・保守をすることに不安を感じたため、構築・設計の現場に参画し、インフラエンジニアとしての幅を将来的に広げていきたいと考えておりました。

しかしそのタイミングで、定期的な部署移動に伴い、IT専任として業務に関わることが将来的に難しくなることや、習得できる知識に限りがあると感じたことから転職活動を始めようと決意しました。

そのため、転職先の選択肢は行政ではなく民間企業しか無い、と考えておりました。

 

「やりがい」が得られる環境に行くため、転職を決意

 

 

―スキルアップのために転職を決意されたのですね。不安ではありませんでしたか。

面接の練習時間を十分に確保できなかったことを不安に感じておりました。

理由として、転職活動を始めてからすぐに面接を受けることになり、主に面接でよく聞かれる基本的な質問への回答を準備することに注力してしまったので、練習時間が足りなかったと感じていました。

実際に、面接時に言葉に詰まることが多かったです。
また、オンラインの面接が初めてでしたので、マナーが分からず慣れるまで緊張しました。

 

他にも、県外への転職に不安を感じていました。

最初は県内での転職で考えていましたが、転職先の選択肢がかなり狭まってしまったため県外への転職も視野に入れて転職先を探していました。

県外への転職の場合、転職先だけでなく引っ越し先の環境にも慣れる必要があるため、体調面に支障をきたさないかどうか心配でした。

 

―転職活動における「軸」について、どのような点を重視されていましたか。

転職活動を始めたきっかけでもある、「ITの専門的な知識や経験を積み、スキルアップできるかどうか」という点を軸として転職先を探しておりました。

重視していた理由は、自分がスキルアップできることにやりがいを感じるためです。
現状維持ではなく、どんどん新しいことを吸収したいと考えていました。

転職活動を通して、自分が仕事をするうえでやりがいを感じるかどうかを大切にしていることを再確認したので、どのように企業に転職したいか具体的なイメージを持つことができました。

 

―多くの企業との面接を通し、やりがいに気づかれたのですね。企業探しはどのように行っていましたか。

転職エージェントだけでなく、転職サイトも見て探していました。

県内での転職を考えていた時は、評価が高かった転職サイトに加えて、ローカルに特化した転職サイトも見ていました。

ギークリーは、IT・ゲーム・Web業界専門の転職エージェントだと知って、取り扱っている求人数も多かったので、利用しようと思いました。

 

―ありがとうございます。ギークリーを利用されて、感じたことや気づいたことはありましたか

メール等のサポート対応が想像以上に迅速かつ丁寧で、非常にありがたかったです。
私の希望に沿った求人を多く案内してもらえたので、各社の求人を比較することができて助かりました。

また、転職活動において、分からないことがあれば気軽に相談できたり、職務経歴書の添削のサポートもあったため、転職活動をスムーズに進めることができました。

 

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理想のエンジニアになれると心惹かれ、プロトシステムへ入社

 

 

―面接の話にうつります。現職のプロトシステム社は、応募する前から魅力的に感じていましたか。

はい、「従業員第一主義」という企業理念に魅力を感じていました。

他の企業では、お客様が第一という企業理念を掲げていることがほとんどでしたので、現職の企業理念を見た瞬間に興味を持ちました。

また、スキルアップしたいという意向にできる限り応えていただける環境だと考えて、応募を決意しました。

 

―転職軸である、スキルアップができる環境だと感じたのですね。面接を経て志望度に変化はありましたか。

面接中の私からの質問を丁寧に回答いただいて、働くイメージを鮮明に掴むことができたため志望度が高まりました。

具体的には、ホームページ上に掲載されていた「教育の充実」という点について質問したのですが、資格取得のバックアップについて詳細に教えていただけました。

他にも、面接官の方がインフラエンジニアとして現場に参画されている方でしたので、どのような仕事をされているか、現場の具体的なお話を伺うことができました。

現場に勤務するという経験は、転職前までは無かったので非常に勉強になり、また、技術面でもとても詳しい方でしたので、将来この方のようになりたいなと思い、志望度が高まりました

 

―最終的に複数社の内定を獲得されましたね。現職への入社を決意した理由について教えてください。

他に内定を出していただいた企業様と現職で様々な面を比較し、検討をさせていただいたのですが、やはり企業理念の「従業員第一主義」に自分が一番スキルアップできると考え、プロトシステムに入社を決断しました。

 

新しい知見を得られる環境で、インフラエンジニアとしての幅を広げたい

 

 

―現在の業務内容について教えてください。

現在は大手総合商社でインフラ運用保守を担当しています。問合せ対応を通じて現場の環境に慣れつつ、AzureADやIntuneを使用して端末の設定を実施しております。

これまでに使用経験の無いツールを使い、知識や技術が身につくことに楽しさを感じています

前職の業務経験の中で得たスキルが役に立つ場面も多々あり、そのあたりもやりがいを感じます。

 

―入社から7ヶ月が経過しましたね。実際に入社して感じる、現職の魅力はなんですか。

現職の魅力は、キャッチアップに対するサポートをしていただけるところです。例えば資格の取得に対し、受験費用及び学習資材の費用を負担していただいております。

他にも、他部署の営業の方でも相談がしやすい環境に魅力を感じております。
困ったことがあったらすぐに相談しています。

 

―インフラエンジニアとしてスキルアップできる理想の環境ですね。今後の展望について教えてください。

今後数年間は、運用・保守の業務にあたる中で、別途構築・設計の知識を習得したいと考えています。

知識を身につけた後、実際に構築・設計の現場に参画し、インフラエンジニアとしての幅を広めていきたいと思っています。

 

―最後に、転職を考えている方へのメッセージをお願いいたします。

私は転職して後悔していません。

きっかけは人それぞれですが、現状に対する不安や気になることがあるから転職したいと思う点は共通しているのではないでしょうか。

自分の気持ちを無視せずに、まずは転職を通して自分がどのようになりたいのか整理することが大切だと思います。

転職活動を始めてみるというのも一つの手ですので、環境を変えて前に進みたいと思ったら、転職エージェントを利用してみることをおすすめします。

自分の気持ちを無視して現状のまま過ごすことが一番良くないと思いますので、転職を考えている方は、前向きに検討してほしいと思います。

 

―インタビューは以上です。貴重なお時間をいただきありがとうございました!

 

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この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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