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【採用担当者向け】2022年5月 IT転職市場レポート | ギークリーの利用者から見えるIT転職市場をご紹介!

2022年5月は、各企業で新年度の慌ただしさが落ち着き始める頃です。コロナから日常が戻りつつある昨今、IT転職市場はエンジニアを中心に活況となりました。今回は2022年5月のギークリーの利用者様および求人の動向を分析して、IT転職市場の変化を探ります。

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2022年5月 各社IT採用ニーズトピックス 

 

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IT転職専門のギークリーにて取り扱っている求人情報を分析し、各社のIT採用のニーズをまとめました。

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▼調査について
調査目的 :求職者様の集客および求人の仕入れ状況からIT業界の転職市場を知る
調査対象 :2022年5月に当社をご利用いただいた求職者様および企業様

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2022年5月の主な各社IT採用ニーズのトピックスは以下の通りとなりました。

 

リスキリング体制を強化するエンジニア派遣業種で開発エンジニア求人での転職決定増 

 

 

5月はエンジニア派遣業種での転職決定数が1月比で約2倍伸長しました。

ギークリーが取引する大手エンジニア派遣企業では、採用枠が2021年度と比べ平均1.5倍に拡大。特に開発エンジニアがニーズの高まりを見せています。

 

エンジニアは世間のニーズに対し、まだまだ人数が不足している状況です。

エンジニア不足の状況を鑑みて、エンジニアを育成する大手エンジニア派遣企業では若手開発未経験者を対象に、リスキリング(スキルの学び直し)で育成体制の強化を図っています。

このような動きからも、20代の開発未経験者や経験1年以内の若手開発エンジニアにとって転職へのハードルは下がっていると考えられます。

実際に若手開発エンジニアの転職決定で、特に多く見られたのが下流工程の開発エンジニア求人でした。

各社がこぞってエンジニア育成に注力するほど、エンジニアの採用熱は加熱しています。

紹介料率の基準は約114%上がっており、今後の動向にも注目が集まります。 

 

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2022年5月 集客トピックス

 

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ギークリーでは転職エージェントの面談に訪れた方にアンケートを実施し、1ヶ月ごとにIT転職市場のニーズや傾向を分析、採用担当者様向けに、毎月情報をまとめて発表しています。

2022年5月の主な集客トピックスは以下の通りとなりました。

・エンジニア比率が高水準で推移 

・20代エンジニアの集客数が増加 

各トピックスについて、グラフとともに詳細解説をします。

 

エンジニア求人数の増加に伴いエンジニア集客を強化

 

 

面談者経験職種の内訳では、エンジニアの比率が60%から65%に増加しています。

弊社がエンジニア集客を強化している理由としては、直近半年間のエンジニア求人数の増加です。

弊社で保有しているエンジニア求人数は昨年12月から今年5月の半年間で約116%増加しております。

このエンジニア求人数の増加から、エンジニア採用ニーズが高まっていると考えられるため、エンジニア集客を強化しております。

 

 

20代エンジニアの集客数が増加 

 

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大手エンジニア派遣企業の採用枠増加が20代エンジニア集客に好影響

 

 

年齢別増加傾向を直近3か月で比較した結果、全年代にて集客数は増加していました。

特に20代の増加が顕著なのは、大手エンジニア派遣企業のエンジニア採用枠増加を受けたことによるものです。需要の高い20代エンジニアに注力して集客を開始しています。 

 

年収500万円未満の20代エンジニア集客が増加している

 

 

20代エンジニアに絞り年収別増加傾向を直近3か月で比較した結果、年収500万円未満の層であるエンジニアが特に伸長していました。

年収500万円未満の層のエンジニアは、企業からの採用ニーズが高い傾向にあります。求人の要件緩和も進んでいるため、企業サイドのニーズと求職者サイドのニーズが嚙み合っていることがうかがえます。 

 

採用の要件緩和により開発エンジニアの集客が増加

 

 

 

20代エンジニアに絞り職種別増加傾向を直近3か月で比較した結果、開発エンジニア(下流)の集客数が増加していました。 

少し前までは中途採用が難しかった【開発経験1年以内のエンジニア】や、【プログラミングスクールに通って自己研鑽(Java,python等)をしている開発微経験者や未経験者】といった人材にも、求人の要件緩和から需要が生まれています。

ギークリーでは、このような経験1年以内〜未経験層への集客も、引き続き強化していきます。 

 

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2022年5月号まとめ

 

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2022年5月のIT転職市場で特に目立ったのが、20代を中心とした若手エンジニアへのニーズの高まりでした。

各企業のエンジニア採用ニーズが高まり続け、求人の要件緩和が進んでいます。そのため、開発経験1年以内や自己研鑽中の未経験者といった若手人材にニーズが生まれているのは注目すべき点です。

引き続きギークリーでも、企業のニーズにお応えできるようエンジニアへの集客に注力します。

 

ギークリーでは、面談いただく求職者はもちろん企業の採用担当者へのニーズも鑑みて、IT転職市場の動向を探っております。企業と求職者のニーズが1件でも多くマッチングできるように、IT転職のエキスパートとして分析をしてまいります。

引き続き来月もレポートをアップしますので、ぜひ企業の採用担当者の皆様はぜひご参考ください。

この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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