【採用担当向け】「企業インタビューは参考にしますか?」転職希望者は面接で重視するポイントを知りたがっています!
「選考を受ける際に、企業インタビュー記事を参考にしますか?」こちらは7月に弊社で面談を行った転職希望者から面談の事前に記入していただいたアンケートを基に作成しております。多くの転職希望者が参考にする企業インタビューについて、どんな事を知りたいと考えているかまとめましたので、是非参考にしてください。
目次
アンケート調査実施 ~選考を受ける際に、企業インタビューは参考にしますか?~
【アンケートの概要】
調査期間:2021年7月1日~2021年8月2日
調査対象:弊社で面談実施させていただいた転職希望者様
調査方法:面談前にアンケート調査を実施
対象人数:379名(未回答を取り除いた有効回答のみカウント)
調査内容:下記3つについてアンケートを取りました。
1. 選考を受ける際に、その企業のインタビュー記事は参考にしますか。
2 .選考を受けるうえで企業のどのような情報が知りたいですか。※複数選択可
3 .選考について事前に知りたい事を教えてください。※複数選択可
アンケート調査結果
企業のインタビュー記事は参考にする?
「選考を受ける際に、その企業のインタビュー記事は参考にしますか。」という問いに対して、「はい」と回答した人が8割以上という結果になりました。
このことからもちろん企業インタビューを参考にする方が多いことは明らかです。
考えられる要因としては、インタビュー記事は各企業のHPなどのサイト内情報よりもリアリティを感じることができるという点が、転職希望者にとってプラスであるとのことです。
もちろん企業が提示している情報にも信憑性はありますが、それ以上にインタビュー記事から感じることができるリアリティを、第三者からの情報として参考にしようとしていると考えられます。
転職希望者が知りたい企業情報
※複数回答可
もっとも多かったのは「詳細な事業内容」でした。
次いで「働き方や福利厚生」、「働くメンバーや雰囲気」といった社風に関連する内容や、「ミッションやビジョンについて」を知りたいと回答した方が全体の約半数という結果になりました。
上述したように、インタビュー記事からよりリアリティのある情報を知ることができるため、企業ページに書いてあるような情報でも改めて詳細に知りたいと思う方がいると考えられます。
選考について事前に知っておきたい情報
※複数回答可
7割の方が「面接で重視するポイントについて」と回答しています。
これは選考に進む前提の企業に関して、面接通過率を高めるためには知っておくべき情報であるために知りたいと回答している方が多くなっていると考えられます。
次いで多い「書類選考時に重視するポイントについて」も同様であると考えられます。
その次に多い「過去の通過事例について」は、選考に進むかどうかを考えている段階で知りたい情報であると考えられます。
過去の通過者からどういった傾向があるのかを確認し、そもそも自身が通過する可能性はあるのかを確認するためであると考えられます。
知りたい企業情報の具体例
評価制度
全体の3割の方が知りたいと回答した「活躍する人物像」に関してですが、さらに具体的な知りたい内容の例として、入社後の人事評価方法や評価プロセス、評価基準といったことが回答としてありました。
「活躍する人物像」を詳しく知りたい方は、傾向として業務内容と評価基準をあわせて知りたいと考える方が多く、上記の回答者も実際に業務でどのようなことが求められるかも知りたい情報の一つとして挙げていました。
評価軸に関しては、基本的に年収にも関わることです。多くの求職者は転職時に、年収が上がるかどうかも自身の市場価値の一つとして考えています。
そのことからも、業務内容だけでなく評価制度に関しても事前に伝えられることで、より業務のイメージができ、ミスマッチを防ぐこともできると考えられます。
またこうした情報を事前に記載しておくことで、実際の選考時に希望年収を下回ったオファーになっても、入社後数年間で上がっていくことを訴求できれば内定承諾率アップの可能性にも繋がります。
エンジニアに関してはやはり開発環境も
エンジニアの中では開発環境も事前に知りたい情報としてあがっていました。
エンジニア特化の転職サービスでは、必須で開発環境を記載するようにしている場合があることからも、やはり事前にわかるようにしておくことが重要であると考えられます。
また、ゲームやクリエイターであれば、利用ツールも気になるポイントであります。
開発や制作チームの人数も同様に気になるポイントであるので、あわせて記載することで、より業務環境をイメージできると考えられます。
選考前に気になる年齢基準
上述したように事前に知りたい選考情報として、7割の方が「面接で重視するポイントについて」知りたいと回答しています。そのなかでも、年齢基準は実際にどうなっているのかも気になるポイントであります。
厚生労働省が出している雇用対策法の関係上、年齢制限を理由に選考の採否を決定することが禁止されているため、具体的な年齢基準を求人票などに明記することや、採用担当者が明言することはできません。
しかし、具体的な年齢基準がなくとも実際は、どれくらいの年代の人が社内の雰囲気にマッチしやすいかといったことは社風マッチの観点として一つの指標となります。
ですので、選考基準とまではいかないものの、どういった年齢層の方が実際に勤務しているか、
インタビュー記事などで部署ごとや職種ごとに記載することでより転職希望者も自身がマッチしやすいかどうかのを判断しやすくなると考えられます。
まとめ
今回は転職希望者が、企業インタビューでどういった内容を知りたいと考えているのかを調査しました。
企業インタビューは第三者が介入することによるリアリティという良さもありつつ、企業研究の一つの材料として有効であると考えられます。
また、求人票に明記できない内容や、求人票から伝えることが難しい内容に関しても、企業インタビューを通じて詳細に伝えることができます。
ギークリーでは随時企業様へのインタビューを行うとともに、インタビュー記事の公開を行っております。転職希望者様は是非、企業研究の材料として参考にしてください。
また企業インタビューをご希望の企業様は、弊社問い合わせページより承っておりますので、ご連絡お待ちしております。
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