エンジニアが「圧倒的にやりがいを感じられる」技術に妥協しない「ANDPAD図面」チームの魅力
建設業界の課題と向き合い、さらなるサービス展開を目指す株式会社アンドパッド。
現場の効率化から経営改善まで一元管理できるシェアNo.1※クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」の開発・提供を行っています。
今回は、「ANDPAD」の機能の一つである「ANDPAD図面」のテックリード金近様、現場でご活躍されているソフトウェアエンジニア田上様から、チームのミッション、現場のリアルな話、仕事を通して感じるアンドパッドらしさについて語っていただきました。是非ご覧ください。
※「クラウド型施工管理サービスの市場動向とベンダーシェア」(デロイト トーマツ ミック経済研究所調べ)
最終更新日:
目次
【株式会社アンドパッド インタビュイー】
金近 歩様 / テックリード
2016年、アンドパッドにソフトウェアエンジニアとして入社。
クラウド型建築・建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」の開発に創業当初から携わり、チーム開発を牽引。近年より「ANDPAD図面」のテックリードを務める。
【株式会社アンドパッド インタビュイー】
田上 駿様 / ソフトウェアエンジニア
2022年にアンドパッドにソフトウェアエンジニアとして入社。
「ANDPAD図面」チームへジョインし、機能の速度改善などに貢献している。
現場のユーザーに寄り添い、建設業界のDX推進を担うアンドパッドが手掛ける「ANDPAD図面」とは
―貴社サービス「ANDPAD図面」のサービス内容について教えてください。
金近さん:弊社メインサービスの「ANDPAD」は、建築・建設現場の施工管理をメインに一般の戸建てのリフォーム、新築などをターゲットにしていたのですが、事業の拡大と共に対象になる物件の規模も大きくなり、また課題も多岐にわたるようになっていきました。
そういった課題にお応えするため、建築現場で必ず利用される「図面」に特化したサービスとして「ANDPAD図面」がリリースされています。
施工現場に必ずある「図面」をスマホやタブレット等のスマートデバイスで利用できるように一括管理して、メモ書き、場所と紐付けた写真撮影、指摘事項の集約から共有など、図面を起点としたコミュニケーションが実現できるサービスです。
私や田上さんが属している「ANDPAD図面」を開発しているチームは、このような現場で発生する様々な情報を効率よく図面に集約する機能、デジタイゼーション化で生まれる価値を建築現場の新たなツールとして使えるようにする開発を進めています。
―「ANDPAD図面」は、どのようなミッションのもと展開されているのですか。
金近さん:施工現場のユーザーが使いやすいと感じてもらえるプロダクトを目指し、チームで考え開発する事をミッションとしています。
建築・建設現場では、1つのサービスを開発し提供しても、現場ごとの都合で色々な弊害が出てくるため、図面チームはメンバーが現場に何度も足を運んでユーザーの利用や使われる状況を体感し、課題解決のアイデアを出し、製品をアップデートしています。
そして開発した機能はすぐにユーザーに利用していただく、というサイクルでコミュニケーションをしっかり取り、よりユーザーフィットしたものをつくり出せるように開発を進めています。
ものづくりに対して妥協しない技術者が集まる開発チームの魅力
―「ANDPAD図面」開発チームの雰囲気や、大切にしている仕事観について教えてください。
田上さん:チームメンバー全員に言えることとして、良いものを作ろうという意識をとても感じます。
例えば、PMの方が現場に行ってユーザーとやりとりしたフィードバックに対して、社内で改善に向けた議論が毎日のように積極的に行われています。そんな様子から、立場に関係なく、とても相談しやすい環境や雰囲気のチームだなと思います。
金近さん:田上さんは、オンラインでコミュニケーションが取りづらい環境の中でも、不明点があればどんどん聞いて、ユーザーにとって本当に大事なことは何か一緒に議論してくれますよね。
私は会社に長く在席しているので、当たり前だと思っていたことも恐れず聞いたり意見をくれるので、とても新しい風を感じて助かっています。
田上さん:金近さんは、人柄が良くコミュニケーションの取り方も柔らかいですよね。
だから、会話がしやすいと感じていて、心理的に安心して変に緊張することなく、打ち解けることができたと思っています。
金近さん:確かに、喋りやすい空気感を作るために、最初に自分のことを打ち明けたり他愛もない会話をするように意識していたので、そう思ってもらえて嬉しいです。
私は、人それぞれ、独自の強みや視点を持っていると思います。
各自の目線や意見を大切にするために、相手の考えをしっかり聞いたうえで発言をしたいと考えているので、相手の話を聞くことを大事にしています。
他にも、ユーザーの情報をチーム内に伝達することを大切にしています。
PMの方を主導に「なぜその機能が必要なのか」や「ユーザーがどんな業務をしているか」という会話が日常的にされるように意識しています。
そうすることで、ユーザーの業務にリアリティを持って自分ごととして想像できて、作ることの意味を感じながらサービス開発で頑張ろうと思える空気感を作りたいなと日々試行錯誤しています。
―サービス開発を通して、「アンドパッドらしさ」を感じる瞬間について教えてください。
田上さん:弊社のミッション・ビジョン・バリューである「Technology First」に絡めて言うと、みんな技術に対する追求心が強く、真摯に向き合っているところがアンドパッドらしいなと感じます。
チームの枠を超えて、課題解決やより良い実装などについて意見交換ができるチャットのチャンネルがあるのですが、そこでは技術的な疑問や提案に関するやりとりが活発に行われていて、新たな知見を得ることができます。
みなさんの「もっとこうしたら、どうだろう?」や「技術的にこれってどうですか?」というやり取りを見ていて、すごく技術が好きな人が集まっているんだなと感じます。
使ったことのない技術でも導入する価値があればどんどんチャレンジしていこうと言う人が多いですね。
金近さん:そうですね。確かに技術に対しての議論は頻繁に行われています。
エンジニアとして、圧倒的にやりがいを感じられる職場であるということがアンドパッドらしさに繋がっているかなと思います。
私は、アンドパッドには創業期から参画していて、10年以上携わっているのですが、田上さんが言うように、技術が好きで優秀な方が集まったので、自分だけで試行錯誤していた時期に比べて、より良いものを吸収できる環境になっているんですよね。
アンドパッドが事業拡大を目指している中で、組織も変化し続けようとしているので、それに付随して必要な技術や、やらなければいけないことなど、エンジニアとしてたくさんチャレンジしていける部分がいちばん感じているアンドパッドらしさかもしれません。
田上さん:確かに課題解決にチャレンジする機会が多いので、過去にインプットした知識を使って、改善を行うことも多々あり、振り返ると結果的にエンジニアとして成長していると感じます。
―技術について真摯に向き合っている人が多いとのことですが、ものづくりに対して妥協しない技術者であるために、心がけていることはありますか。
金近さん:やはりユーザーの業務に使われるプロダクトを作っているので、自分たちが作ったものに対して責任を持つことですね。
ユーザーから言われたとおりに作るのではなく、ユーザーも言語化できていない本質的な課題を紐解いてプロダクトに反映させることで、本当にやりたいことを実現できるようなプロダクトをしっかり考えて作っていくことを心掛けています。
10年経った今でも、社会から求められる期待値や急成長するプロダクトに対して、技術者としてまだまだ向上すべき点が多いと感じます。ですから、周りの優秀な方から貪欲に技術をキャッチアップして、今何が改善できるのかを日々考えて行動し続けています。
私は長くアンドパッドに携わってきた中で、もちろん当時を振り返ると課題となる部分はたくさんありますが、妥協しそうになってしまったことはあまりないんですよね。
田上さんはどうですか。
田上さん:今の自分の技術力で作れる最高品質のプロダクトを作る、というのは心がけています。
後から振り返るとベストな選択や実装ではなかった、ということも時にはあるのですが、少なくともその瞬間瞬間で一番納得できるようにしたいと思っていますね。
また、開発速度を犠牲にしないようにポモドーロテクニック※を使って、一日の内に集中し、作業できる時間が長くなるようにというのも心がけています。
※ポモドーロテクニック
25分の作業時間と5分程度の休憩を1ポモドーロという単位で繰り返し、4ポモドーロ(2時間)ごとに30分間の休憩を取るようなタイムマネジメントのこと。
事業の立ち上げから、リリースまで”ユーザーに使ってもらうこと”にこだわれる開発環境
―お二人が感じている「ANDPAD図面」に携わる魅力についてお聞かせください。
田上さん:まずアンドパッドで働くことの魅力は、事業の拡大に伴って技術者として色々な課題と向き合いながら成長していける環境だと思っています。
「ANDPAD図面」に携わっていく中で、成長を感じられたエピソードがあります。
過去に、図面を登録する機能の動作が遅いと感じたので、自分で調べて原因を見つけて解決の仮説を立てて実装したことがあるのですが、その時に問題解決していくと同時に、ユーザーの役に立つことができていると思えて、やりがいを感じられて楽しいなと思いました。
金近さん:田上さんがおっしゃった「ユーザーの課題解決に役立つこと」と合わせて、「ANDPAD図面」の立ち上がりフェーズに携わることができるのも、エンジニアの成長としてとても魅力的な部分だと思います。
アンドパッドのサービスの立ち上げ方は、ユーザーと密にコミュニケーションを取り、フィードバックを多くいただき進めていくという特殊なものだと思うので、是非チームメンバー全員に経験してほしいです。
アンドパッドの新規開発では、クライアントワークと近しいやりとりも発生するため、技術者としてステークホルダーとやりとりする際の作法も学べる環境です。
事業のフェーズと共にエンジニアとしても成長して、例えば将来、田上さんに後輩ができた時、別の環境で働いた時にも、頼られるエンジニアになってくれたら嬉しいですね。
―サービス開発に携わる上で、ソフトウェアエンジニアとしてステップアップしていると感じるときはどのような時ですか?
田上さん:過去に、課題を解決するためにインプットした知見を利用して、新しい課題に早く対処できたり、応用して解決できた時はステップアップを感じました。
金近さん:たしかに、自分が過去に得た知見を、違うシーンで応用して解決できたときは、成長を感じますよね。
私は、2つあります。1つ目は、優秀な方がプルリクエスト※をレビューする時に自分が持っている情報とは違った角度からのフィードバックをもらって、当たり前と思っている方法を改善するきっかけになったときです。
2つ目は、サービスを改善し続けながら長く運用していく中で、過去にした選択が良かったのか悪かったのかを肌で感じられるときです。サービス運用・保守という部分で学べたことがたくさんありました。
田上さん:私も金近さんと同じように、自分が知らないことを周りの人が当たり前のように知っていて、教えてもらうという場面がありました。
アンドパッドはレビューのやり取りも活発に行われているので、他のメンバーのおかげで成長できたと感じられます。
※プルリクエスト
コードなどを追加・修正した際に、コードの変更をレビュワーに通知し、コードレビューやプロダクトコードへの反映を他の開発者に依頼する機能
―アンドパッドで活躍し、輝いている技術者はどんな人ですか?
金近さん:これは、2つの軸で輝いていると思う人がいますね。
1つ目は、事業開発やサービス開発に興味を持って、ユーザーに製品を使ってもらうことにこだわりながらやり切れる人です。
ユーザーの”事情や業務”に興味がある人は、積極的に情報を調べてキャッチアップしたり、状況を改善したいと主体となって動いてくれるので、結果的に良いサービスが作れるんですよね。
田上さんもユーザーの業務に興味を持って自走しているので、すごいなと感じています。
2つ目は、事業拡大に伴って技術の難易度も高くなっているので、プロダクト開発を推進しながら、技術にこだわり続けられる人は輝いているなと思います。
田上さん:それこそ、私の中で輝いていると感じる人は金近さんですよ。
ユーザーに親身になって開発をしていて、だからこそANDPAD全体が見えているのかなと思います。
疑問点に対しても的確に答えを返してくれますし、金近さんのようにサービスに対して熱を持ってユーザー目線で考えられる人が活躍できると思っています。
最後に、「ANDPAD図面」やアンドパッドに興味を持っていただいている方へメッセージをお願いします。
田上さん:私自身が、世の中で広く使われているサービスを開発したい、技術的にも面白い環境で仕事をしたいと思ってアンドパッドに入社を決めたので、同じような環境を求めている方にとってはすごく楽しく働ける職場だと思います。
チームとしては解決したい課題がまだ沢山あって、最善のアプローチをしていこうという動きがあるので、ユーザーのために必要であれば新しい技術を導入してチャレンジできます。
金近さん:建築・建設業界のことを知らなくても、ユーザーに寄り添ってユーザーの業務に興味を持ちながら自主性を持って改善をしたい、ユーザーと一緒にサービスを作っていきたいという方を是非お待ちしております。
あわせて読みたい関連記事
この記事を読んでいる人におすすめの記事