ユーザーの日々の楽しみを創出する。GREEの”縁の下の力持ち”である「プラットフォーム企画チーム」のモットーとは
グリー株式会社は『インターネットを通じて、世界をより良くする。』をミッションに、インターネットが世の中に与える新たな可能性を実現するために挑戦をし続けています。
今回は、GREE Platform部のゲーム基盤開発チームに続き、プラットフォーム企画チームの松涛様、持田様のお2人に、チームの仕事観や魅力、プランナーとして描けるキャリアについてお話いただきました。
是非ご覧ください。
目次
【グリー株式会社 インタビュイー】
松涛 信彦様 / 開発本部 / GREE Platform部 / プラットフォーム企画グループ /
プラットフォーム企画チーム マネージャー
2014年に新卒入社。現在はプラットフォームの企画業務、開発プロジェクト、
デベロッパーの窓口業務それぞれのマネジメントを担当。
趣味はカメラ、読書(ミステリ、一般文芸)、喫茶めぐり、ゲーム(ライトめ)。
【グリー株式会社 インタビュイー】
持田 直樹様 /開発本部 / GREE Platform部 / プラットフォーム企画グループ /
プラットフォーム企画チーム プランナー2018年に入社。現在はプラットフォーム領域、ペイメント領域のプランナーを担当。
趣味は辛い食べもの、料理、インテリア、(子育て)
20周年を迎える「GREE」の運営を支える、”縁の下の力持ち”こと「プラットフォーム企画チーム」とは
―まず、「GREE Platform部」の事業内容や、「プラットフォーム企画チーム」の役割について教えてください。
松涛さん:弊社は探検ドリランド、釣り★スタなどのソーシャルゲームを擁するWebゲームプラットフォーム『GREE』を運営しております。
その中でも「GREE Platform部」は基盤となる機能提供を行う事業部です。
例えばユーザーには登録/ログイン機能のようなプラットフォーム特有機能の提供、デベロッパー向けにはゲーム運営に必要なAPI/SDKのゲーム機能提供などを行っています。
また両者に対し、さまざまなゲームを横断したキャンペーンや施策に取り組むのも私たちの業務です。
GREEは2024年に20周年を迎えます。
サービス開始から成熟期を迎え、これからもいかに長くお客さまに愛されるサービスとなるかが問われているフェーズです。
組織として最適化に向けて動くなか、私たちプラットフォーム企画チームと内製のゲーム部門とで一緒にプロジェクトを進めることが増えました。
より経営に近い観点で仕事をするようになって来ていると感じます。
―プラットフォーム企画チームでは、どのようなミッションを掲げて「GREE Platform」を運用されているのですか。
松涛さん:プラットフォーム企画チームには、大きく分けて守りと攻めのミッションがあります。
守りの面では、「GREEの縁の下の力持ちとして、サービスを維持すること」が求められます。
我々はGREEのサービス運営という、GREE Platofrmの根幹に関わる業務を担っています。
具体的には、アプリの環境や、ブラウザの仕様といった外部要因に変化があった際に、ゲームがきちんと動くように対応し、GREEのサービスを止めることのないように日々努めています。
攻めの面では、「GREE全体の視点に立って、最大限サービスを盛り上げること」が求められます。
これは我々にしかできない重要なミッションであり、グリーの売上、将来性を左右すると言っても過言ではありません。
この守りと攻めのミッションに対し、我々のチームが企画立案から全体進行、UI設計、検証手配、リリース、効果測定までの一連の流れを担当しています。
ゲームだけでなく、ウェブサービス全体に責任を負う点や、コミュニケーションを取る相手など、幅の広さがこのチームのやりがいです。
常に目的を共有し、ロジカルかつスピーディなプランナーであり続ける。プラットフォーム企画チームが大切にする仕事観とは
―プラットフォーム企画チームでは、どのような仕事観を大切にしながら日々の仕事に向きあっているのですか。
持田さん:まずは、GREEの縁の下の力持ちであることを自覚し、責任感と自負をもつことを大切にしています。
コツコツと同じことを続ける努力を怠らなかったからこそ、20年も続くサービスを維持できたと思いますので、今までの長い歴史をこれからも続けていくためにも「我々がGREEのサービスを支えているんだ」という意識を持ち続けたいです。
加えて、歴史あるサービスをさらに発展させるためには既存の概念にとらわれすぎないことも大事なので、発言が反映されやすく、裁量を持たせてもらえるカルチャーは常に最適化を図ることにも役立っていると感じます。
松涛さん:管理者やマネージャー視点では、仕事をロジカルに進めることを重視しています。
各業務において、「この施策の目的は何か」「何が現状の課題点なのか」「なぜその設計で課題点を解決できるのか」「課題点を解決できたことをどうやって確かめるのか」を理解し、軸として持つことができる人が伸びると感じているからです。
メンバーがそのような考えを持ち、チーム全体の考えとなるように意識していますし、全社でも浸透していると思っています。
ユーザーやデベロッパーへの誠実性のためのロジカルさも持ちつつ、ユーザー視点に立つために感性も大事にしています。
「自分が使いたいと思えるサービスでなければ、お客様に受け入れられない」と思っています。
持田さん:他にも、ロジカルなことに加え、目的を共有することでスピード感を持って仕事に向き合うことを大切にしています。
仕事を進めるなかでまず目的を決めて、少数で意思決定するという型ができあがっているからこそ、物事をスピーディーに進められるのだと感じます。
―仕事を通して、「グリーらしさ」を感じる瞬間について教えてください。
松涛さん:常にロジカルさを求められる点がグリーらしさだと感じています。
「その施策に納得感があるか」という視点を持ち、プロジェクトメンバーで目的をすり合わせること、目的と手段を一致させるようにしています。
グリーの行動規範である「Value」にも、「ロジカル × クリエイティブ × スピード」ということが記載されていますが、この3つの要素のすべてが大切にされていると思います。
持田さん:行動規範でいうと、「人に、社会に、仕事にまじめ。」というところもグリーらしい誠実性につながっていると思います。
日常的にメンバー同士で誠実にやり取りする文化が、自然とユーザーや取引企業への誠実性を引き出す要因になっています。
サービスの大きさに対して支えるメンバーが少なく少数精鋭の組織だからこそ、全員が責任感をもって主体的に意思決定できる点が、クリエイティブかつスピードが保てる要因だと感じます。
松濤さん:あとは頻繁にやりとりをしている、エンジニアの優秀さもひとつの要因だと思います。
―ロジカル × クリエイティブ × スピードを体現できるプランナーであるために、日々こだわっていることはありますか。
持田さん:求められているのは「大規模なサービスを担う責任感があること」「ロジカルであること」「誠実であること」「スピード感についてこれること」の4点です。
この中で私が最もこだわっているのはロジカルであることです。
自分が思っていることを言葉にすること、相違なく伝わるよう文章にすること、携わるプロジェクトの背景まで理解してネクストアクションを意識することが大事だと思っています。
松濤さん:私はそのようなこだわりを大事にできる環境作りを心がけています。
自社サービスである分、きちんとタスク管理をすること、ネクストアクションがぶれないようにすることが納期を守るためには欠かせません。
早めの段階から上司に気軽に相談しつつ、自分のロジックを整理してもらえるような雰囲気を大事にしています。
自分の戦略がユーザーの日々の楽しみにつながる瞬間を実感できる、プラットフォーム企画チームの魅力とは
―お二人が感じる、「GREE Platform」に携わることならではの楽しさや魅力について教えてください。
松濤さん:GREEという有名なサービスに携わっているという点は大きな魅力です。
自分たちの施策に対する反響の大きさも、数十万MAUという大規模サービスに企画立案から効果測定まで一気通貫して携わることができるメリットだと思います。
持田さん:自分が社会人になる前から続いているような、20周年を迎える歴史あるウェブサービスに関わることができ、大きなやりがいを感じています。
裁量を持って最後までやり切った施策が会社の利益となり、数億の売り上げに貢献できることが魅力です。
エンタメ業界に携わるということは、人の日々の楽しみ、生きがいに関われるということです。
GREEを毎日の楽しみにしてくださっている方はとても多く、「嬉しいです」「ありがとう」というポジティブな反応をいただけた際はとても嬉しく感じます。
―いちプランナーとして、成長を感じた瞬間や、ステップアップを実感できた場面はどんな時ですか。
松濤さん:プラットフォーム企画チームのミッションに沿って話すと、攻めの場面では、自分の戦略が結果につながったときに成長を感じます。
ユーザーの求めるものにマッチしたサービスを提供できたときこそ、自社開発のプランナーならではの面白さを感じますし、効果が出なかった時は原因を探ってタイミングや対象のユーザー層を絞っていくなかで、徐々に分析や仮説立ての精度が上がるというステップアップを実感することができます。
持田さん:キャンペーン施策でユーザーの反応を見ながら施策をブラッシュアップできることは、ゼロからサービスインまで携わることができる自社サービスならではだと思います。
全工程に携わる経験を繰り返し、積み重ねることで自身のステップアップを感じやすいです。
松濤さん:一方、守りの場面では、大きな影響が予想され、期限も決まっているような外部対応について着地の精度が上がったときに成長を実感できます。そのような機会は特に多いです。
例えば、消費税増税のような規約や設定を変更するような大きなタイミングで問題なく着地できると、達成感を感じることができます。
―プラットフォーム企画チームや、貴社で輝く人に共通する要素について教えてください。
松濤さん:前提の知識があることより、新しいことを吸収するキャッチアップの早さの方が要素として大事だと思っています。
そのような人は共通してロジカルな部分を持ち合わせていて、誠実で根が真面目、素直なので努力ができるのだと思います。
持田さん:真面目で自己開示が上手な人は、自分の意思を相違なく伝えることができると感じます。
少人数で仕事をするからこそ、知識の有無よりも個人の性格を示すことができる人が輝ける環境です。
上長が決めたことに対しても、自分なりに咀嚼したうえで必要であれば率直に異議を唱える主体性や、納得感へのこだわりは常に求められているものでもあります。
松濤さん:目的の背景と達成するための過程すべてに対して、自分なりに腹落ちしてから動ける人が当社で輝ける人だと思います。
最後に、プラットフォーム企画チームや、GREEに興味をお持ちの方へのメッセージをお願いします。
持田さん:前提の知識がなくても、上述したミッション・ビジョン・バリューを満たしていれば、GREEという有名なサービスの縁の下の力持ちとして活躍できる職場です。
他にも、ストレスが少なく、仕事の成果に集中できる働きやすい環境という魅力もあります。
リモートワークへの理解や福利厚生も充実していて、ファミリー休暇や育休の取りやすさもあるので子どもがいる人もステップアップしやすいです。私自身、育休をとりながら仕事をしたこともあります。
松濤さん:パパママが活躍しやすい環境ですよね。
他の魅力として、ステップアップしやすい職場ですので、仕事ができて人を見ることができれば、マネージャーへの道も近いことが挙げられます。
今までお話した内容に興味をもち、「我こそは」と思う方をお待ちしております。
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