株式会社モンスターラボ ~凄腕の個性が集まった「梁山泊」のような会社~
今回から全3回にわたってモンスターラボ様をご紹介していきます!第1回は、CTOの平田さんにインタビューを行いました。モンスターラボはどういった事業を行っている会社なのか?話題の「DX」で、どういった案件が増えているのか?気になる採用に関しても、求める人物像や選考ポイントをお聞きしているので、ぜひご覧ください!
2015年にモンスターラボにご入社。これまで業務システムの開発やインフラ構築、ソフトウェア開発、モバイル/Web開発など様々なご経験をされ、現在はCTOとして日本とアジアのエンジニアチームを統括されております。
モンスターラボとは
『ビジネス、デザイン、テクノロジー』の3領域を織り交ぜた事業
具体的に言うと、「会社としてどういう仕組みで儲けるか?」というビジネスモデルを仮説・設計するビジネス領域、ユーザーインターフェースにとどまらない「人間中心設計」をベースとしたユーザー体験をつくりだすデザイン領域、そしてそれらのアイデアをDevOpsでプロダクトに実装していくテクノロジー領域。
以上3領域を織り交ぜた課題解決に取り組む会社です。
デザイン領域にも元々強みがあった、ということでしょうか?
それでいうと、2018年4月に「株式会社A.C.O.」というデザインコンサルティング会社がグループ参画 しました。
そこはエンジニアというよりデザイナーメインの会社なので、そういった所からもUI/UX部門が強化されて、プロダクト開発全体の競争力を高めているのだと思います。
モンスターラボの「魅力」
1つは「グローバル性」です。
モンスターラボは世界16カ国・25都市に拠点展開しているので、会社としては日々世界各国のグローバル案件に携わっています。
だからこそ例えば、「シリコンバレーのテクノロジー」や「中国のストリーミングサービス」などの最先端に触れる機会が自ずと多くなるので、自分たちが作るプロダクトにどんどん適用することができます。
もう1つは「仕事の幅の広さ」です。
先ほども申し上げた通り、もともとユーザーエクスペリエンスを大事にするプロダクトをたくさん作っておりましたが、その思想がデジタルトランスフォーメーションの時代においても重要だと世の中的に認識されています。
いわば「重なってきている」ので、案件が増え、仕事の幅もプロダクトの種類もどんどん広くなっています。
こういった所にダイレクトに参加して、課題解決に導くプロダクトを実装することで日本をより良くできるのは、とても面白いですね。
「テックリード」について
改めてCTOの平田さんから「テックリード」の仕事内容についてお教えいただきたいです。
半分くらいは「エンジニア」の役割に近いですが、もう半分は「プロジェクトマネージャー」と求めているものが似ています。
「エンジニア」という部分では、エンジニアチームをリードしながら「プロダクトをどう作るか?」「どういった技術を選定するか?」といった所に、メインで関わってきます。
「プロジェクトマネージャー」という部分では、ある1つのプロジェクトを完遂させるための「エンジニアチームのマネジメント」や「タスクマネジメント」、「QCDSのコントロール」 に近い役割も担っていただきます。
もちろん「プロジェクトマネージャー」というポストもモンスターラボにはありますが、メインは「エンジニア」の部分になります。
もちろん「テクノロジー領域」が一番多いですが、最近では「デザイン領域」に関わる機会も増えてきています。
例えば、あるプロダクトのコンセプトや機能、ターゲットを決める「ワークショップ」にお客さまと共に参加して、エンジニア視点でソリューションをブラッシュアップさせたりします。
会社としても「ビジネス」「デザイン」「テクノロジー」それぞれの領域のメンバーが協力してプロダクトを作ることが、お客さまへの提供価値を高めると考えています。
採用について
求める人物像
お客さまのビジネス課題を理解して、それを解決するソリューションを考える能力がある人です。
「ずっと座ってプログラムを書ける」「技術力だけ高い」というよりは、「お客さまとちゃんと対話ができる」「ビジネスを理解して、それに対応するプロダクトをチームで形にできる」ことの方が重要です。
「英語力」がなくても仕事はできます。
もちろん英語が流暢に話せればよりコミュニケーションがスムーズになる場面もあります。
日本拠点だと日本国内の案件がほとんどですし、要件を整理するのも日本語がメインになります。
また英語を使うと言っても、海外にいるエンジニアと「チャット」でやり取りをすることがメインとなります。
また抵抗がなければどんどんチャレンジして、学べる環境を会社として用意しています。
例えば、英語を母国語にするメンバーとのコミュニケーションの機会を頻繁に作っていたり、希望者には、オンライン英会話スクールの受講料を会社が補助する制度や、日本語話者ではない社員向けに日本語学習支援も行っております。
選考のポイント
技術的な部分では、僕らが普段よく使っている技術とフィットしているかを見極めたりします。また『テクニカルテスト』も行っています。
あとは、ディスカッションや質問したりする中で、例えば「テックリード」としてどういった経験があって、どのように考えてこられたのか。その意見が妥当で賛同できるかは判断します。
そういったことを会話から感じられる人が良いと思います。
最後に
「梁山泊」のような、いろんな能力を持った凄腕の人が集まってチームを作っていく。
そんな会社にしていきたいと思っています。
例えば、「テックリードはこういった方を求めています」という要件はもちろんありますが、テックリードのあり方は1つではなく、色々なパターンのテックリードがあって良いと思っています。
「テクニカルにバリバリ」みたいな人、「コミュニケーション中心」でチームを引っ張っていく人。
そういった色んな強みをもったメンバーが集まって、面白いプロダクトを作れる「梁山泊」のようなチームを作っていきたいです。
貴重なインタビューをありがとうございました!
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