【アンケート調査】IT人材が転職活動に対して不安に思っていることとは?
弊社ギークリーでは、24年8月にGeekly(ギークリー)のサービスをご利用いただいたエンジニア、クリエイター、ゲーム人材の方を対象に「IT人材が転職活動に対して不安に思っていること」についてアンケート調査を実施しました。8月に転職活動を始めた理由や転職活動でハードルを感じていることなど、IT人材の転職活動に対する価値観を年代別、職種別に解説します。
アンケート方法概要
「IT人材が転職活動に対して不安に思っていること」についてアンケートを実施。
【調査対象】弊社をご利用いただいた転職希望のIT人材
【対象人数】798名(有効回答のみ)
【調査期間】2024年8月1日~2024年8月22日
【調査方法】Web上のアンケートフォームへの入力
【質問項目】
- 今の時期に転職活動を始めた理由は何ですか?(複数選択可)
- 転職活動において、不安に感じることは何ですか?(複数選択可)
- 転職活動でハードルが高いと感じるアクションは何ですか?(複数選択可)
- 今回の転職活動でキャリアの棚卸し、自己分析を行いますか(複数選択可)
【全体】アンケート集計結果
8月はキャリアを見直す方が増える傾向に
アンケート調査によると、「キャリアを見直すタイミングであったため」という回答が25%と一番多い結果となりました。
8月に転職活動を始めたIT人材の多くは、キャリアアップやキャリアチェンジなど、キャリアについて本格的に考えている方が多いことが分かりました。
以前行った転職の価値観に関する自社アンケート調査では、「転職は自分の理想のライフワークと出会うための手段」という回答が多く、今回の結果から8月は転職を通して理想のキャリアを叶えようとする動きが活発になると推測できます。
参考:【アンケート調査】IT人材のキャリアと仕事の考え方と転職の価値観の違い
転職先で求められるスキルや適性があるかに不安を感じる方が多い
「転職先で求められるスキルや適性があるかどうか」に不安を感じている方が最も多い結果でした。
エンジニアやデザイナーなど、専門的な知識、スキルが求められる職種を目指す方の中には、自己研鑽として資格や言語の勉強を行っている方も少なくありません。
ギークリーでは、IT業界に特化したキャリアアドバイザーに職種や希望先の企業にあったスキルや適性について相談することができます。
転職活動について不安に感じていることがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
【あわせて読みたい】自己研鑽しているIT人材は約80%以上!アンケート結果はこちら⇓
面接対策にハードルの高さを感じる方が多い傾向に
回答を見ると、「面接準備・対策」へのハードルを感じている方が17%と多い結果でした。
面接準備・対策には、志望動機や転職軸の作成、質問に対する回答や逆質問を考えるなど工程が多く、考えた内容を実際に話す練習なども行うため一人で進めるのは難しい場合もあります。
しかしほとんどの場合は選考に面接が含まれているため、面接対策に不安がある方は転職エージェントを活用するのも有効な手段です。
転職エージェントは無料で面接対策や模擬面接を行えるため、内定獲得の可能性が高まるでしょう。
また、自己分析やキャリアの棚卸しについての質問では「自分の強み、弱みなど適性を把握するために行う」方が23%と最も多い結果でした。
理想のキャリアを叶える上で欠かせないキャリアの棚卸しや自己分析ですが、ハードルが高いと感じる方が多いと感じる方も少なくありません。
自身のこれまでのキャリアや価値観をアウトプットする際は、キャリアプランに関するワークシートを活用するのがおすすめです。
以下のボタンからダウンロードできますので、ぜひご活用ください。
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Geeklyを利用して転職成功された方の事例
- ご年齢:30代前半
- ご経歴:システムエンジニア⇒バックエンドエンジニア
- 転職期間:サービス登録から約2ヶ月でご転職
Sさんは”ものづくり”にご興味があり、業務改善Webアプリケーションの開発を手がける企業で、システムエンジニアとしてキャリアをスタートされました。
転職を考えたきっかけは、当時関わっていたサービスやプロダクトに共感できなくなっていった点、使用していた言語やフレームワークなどが古く、新しいものへのキャッチアップも困難だったという点でした。
SさんはGeeklyに登録してから約2か月で第一志望の企業から内定を獲得し、迷うことなく入社を決断しました。
また複数社から内定をいただいたのですが、現職の条件や環境が自分と一番合っていたので納得感があったそうです。
【あわせて読みたい】第一志望への転職に成功した事例はこちら⇓
Geeklyのサービスご利用の流れ
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STEP4:書類選考/面接
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年代別の結果
若年層ほどキャリアの見直しを行う目的が多い
20代~40代までは「キャリアを見直すタイミングであったため」という回答が最も多い結果となりました。
夏季休暇の間に、帰省や友人と話す中で今後のキャリアについて見直そうと感じるタイミングがあった可能性があります。
対して50代は「現職への不満を解消したいと思ったため」が最も多く、職場環境の改善を希望していると推測できます。
また、自分に向いている仕事や働き方を知りたい方は、以下のボタンから仕事タイプ診断をしてみることもおすすめです。
どの年代でも共通して求められるスキルや適性に対して不安を持つ傾向に
どの年代でも共通して「転職先で求められるスキルや適性があるか」という回答が多い結果となりました。
IT業界は職種に限らず、情報の更新や技術のアップデートが著しいため、経験や実績を重ねたとしても常に新しい情報を取り入れる姿勢が求められます。
例えばエンジニアであれば言語や開発に関する技術、デザイナーやマーケターであればツールのアップデート情報など、日々多くの情報が更新されています。
業界や職種に関する最新情報が知りたい方は、ぜひIT業界特化型のギークリーにご相談ください。
20代、30代は面接対策にハードルの高さを感じている
20代、30代に注目すると、「面接準備・対策」の割合が多くなっていました。全体の結果と同じく、面接に関するアクションはハードルが高くなる傾向にあります。
面接対策に関して不安がある方は、以下の記事で頻出の質問や回答例をまとめておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
【あわせて読みたい】面接対策ガイドはこちら⇓
また、キャリアの棚卸しや自己分析についての質問では、20代~40代では「自分の強み、弱みなど適性を把握すするため」という回答が多く、50代は「選考中の企業とのミスマッチを防ぐため」が多い結果でした。
自分の強みや弱みなど、自分の武器やアピールポイントを探る若年層の方にとっては特にキャリアの棚卸しや自己分析が重要です。
対して社会人経験が長く、キャリアを多く積んできた方にとっては自分の強みを活かせる職場選びが必要になるでしょう。
職種別の結果
職種ごとに見る転職理由
エンジニア、クリエイター、IT営業の方は「キャリアを見直すタイミングであったため」という回答が多く、ゲーム職種の方は「現職への不満」という回答が多くなりました。
しかしゲーム職種の方も「キャリアを見直すタイミングであったため」と回答している人は多く、全職種共通で8月はキャリアの見直しを考える方が多くなると推測できます。
エンジニアはスキルや適性があるかに不安を抱く傾向に
エンジニア職種に注目すると、「転職先で求められるスキルや適性があるかどうか」という回答が最も多く16%を占めています。
エンジニア職種の方は、言語や資格などで携わることができるプロジェクトが左右されることや、マネジメント経験の有無でプロジェクトリーダーを任されるか決まる場合もあります。
自分の理想のキャリアがあったとしても、企業から求められるスキルや適性に合致しない場合は選考に通りにくい可能性もあります。
転職を希望する企業について、募集職種や年収だけでなく、どのようなスキルや適性が求められているのかを事前に確認することをおすすめします。
確認する方法として、以下が挙げられます。
- ・企業の採用ページ
- ・求人票
- ・社員へのインタビュー記事
- ・転職エージェントに相談する
IT業界に特化した転職エージェントを活用することで、非公開求人の情報や企業の採用担当者からのフィードバックなどを知ることができます。
相談ベースでも問題ございませんので、お気軽にお問い合わせください。
どの職種も共通で面接対策にハードルの高さを感じている
全職種を通じて「面接準備・対策」のハードルが高いと感じており、特にエンジニア、クリエイター職種の方は回答の中で最も多い割合を占めています。
以前当社で行った、「IT人材が面接にかけている時間」を調査した自社アンケートでは、特にIT営業・マーケティングの方が面接準備に時間を多くかけている結果となりました。
面接でのアピール内容は職種によって異なりますが、例えば営業の場合は自身の実績の中でも何を面接でアピールすれば良いか迷う場合もあるでしょう。
面接では応募書類だけでは伝わらない人柄や考え方なども選考の判断基準に入るため、可能であれば十分に対策しておくと安心です。
参考:IT人材は面接準備にどれくらい時間をかけている?年代によって異なる面接準備で重視している内容とは?
またキャリアの棚卸しや自己分析について質問したところ、エンジニア職種の方は「自分の強み、弱みなど適性を把握するため」という回答が最も多く、次いで「今後のキャリア選択に活かすため」が多い結果となりました。
全職種を見ると、「自分の強み、弱みなど適性を把握するため」「今後のキャリア選択に活かすため」という回答が多く、自己分析を通して強みや弱みを知ることで、自分の理想のキャリア実現に活用したいと考えていることが分かります。
転職活動で悩んだらIT特化の転職エージェントに相談しよう
今回のアンケート調査では、IT人材が転職活動に対して不安に思っていることについて調査しました。
全体結果では「転職先で求められるスキルや適性があるかどうか」が気になっている方が多い結果となりました。
8月に転職活動を始める方の多くはキャリアを見直すタイミングだったためであり、夏季休暇で帰省や友人と会う中で、今後のキャリアについて考える機会が増えたためキャリアを見直そうと考える方が増えたと予測できます。
転職活動でハードルが高いと感じるアクションには「面接対策」という回答が多く、転職活動を始めたものの面接の準備を億劫に感じている人が多いことが分かりました。
年代別で見ると、転職活動に対して不安に思うのはどの年代でも共通して「転職先で求められるスキルや適性があるか」でした。
8月に転職活動を始めた理由として20代~40代までは「キャリアを見直すタイミングであったため」という回答が最も多く、50代は「現職への不満を解消したいと思ったため」が多い結果でした。
理想のキャリアが実現してきている50代の方は、キャリアというよりも働きやすさを求めて職場環境の改善を希望していると推測できます。
職種別で見ると、特にエンジニア職種の方は「転職先で求められるスキルや適性があるかどうか」に不安を持っていることが分かりました。
エンジニアの場合、扱える言語や保有資格によってプロジェクトが決まったり、マネジメント経験の有無でプロジェクトリーダーを任されるか決まる場合もあるため、どのようなスキルが求められているかについては強い関心があると推測できます。
8月に転職活動を始めた理由として、エンジニア、クリエイター、IT営業の方は「キャリアを見直すタイミングであったため」という回答が多く、ゲーム職種の方は「現職への不満」という回答が多くなりました。
また、全職種を通じて「面接準備・対策」のハードルが高いと感じており、特にエンジニア、クリエイター職種の方は回答の中で最も多い割合を占めていました。
職種に関わらず面接は選考に含まれるため、可能であれば十分に対策しておくと安心です。
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