IT人材は面接準備にどれくらい時間をかけている?年代によって異なる面接準備で重視している内容とは?
夏のボーナスの支給時期が近づき、転職を考え始める方が多い時期です。転職活動が進んでいくにつれ、面接準備に悩まれている方も多いのではないでしょうか?
弊社ギークリーでは、6月中にサービスをご利用いただいたIT人材の方を対象に「面接準備の時間と内容」についてアンケート調査を実施しました。
IT人材の方が面接準備にどれくらい時間をかけているのか、どんな準備をしているのか実態に迫ります。
目次
アンケート方法概要
「IT人材の面接準備」についてアンケートを実施。
【調査対象】弊社をご利用いただいた転職希望のIT人材
【対象人数】1,246名(有効回答のみ)
【調査期間】2023年6月1日~2023年6月23日
【調査方法】Web上のアンケートフォームへの入力
【質問項目】
1 . 転職活動時、1社の面接あたりにかける面接準備時間を教えてください。
2 . ご自身で面接準備を行う場合、どのようなことをしますか。(複数回答可)
3 . 面接対策として、転職エージェントに教えてほしいと思うことや実施してほしいと思うことを以下よりお選びください。(複数回答可)
【全体】アンケート集計結果
1社あたりの面接準備時間は1時間と答えた人が多い
本アンケートによると、転職活動時に1社あたりにかける面接準備時間は「1時間程」が最多でした。
その次に多かったのが30分程で、現職の業務と並行しながら転職活動をされている場合もあるため、30分~1時間の短い時間で効率的に面接準備をしていると考えられます。
面接準備でどのようなことを実施しているのかを伺ったところ、以下の結果になりました。
ご自身で面接準備をされる際は、「企業HPから情報収集」「求人票の内容を再確認」「企業の採用ページの確認」を重視している方が多いです。
「企業HPから情報収集」「求人票の内容を再確認」によって、応募する企業のミッションやビジョン、事業内容、企業文化などを把握できるため、自身の意向と企業のマッチング度を確認することができます。
また、企業の最新ニュースや取り組みにも目を通すことで、面接時に具体的な質問をしたり、自身の意欲や興味をアピールする材料を得ることができるため、確認している方が多いと考えられます。
「企業の採用ページの確認」では、採用プロセスや選考方法に関する情報が掲載されているため、面接の流れや選考において重視されるポイントを把握していると推測できます。
面接対策で知りたい内容は「面接での質問内容」と「選考通過のポイント」
面接対策として転職エージェントに教えてほしいと思うことや実施してほしいと思うことを聞いたところ、「面接での質問内容」と「選考通過のポイント」と答えた方が最多でした。
「面接での質問内容」と「選考通過のポイント」は、自身で面接準備の際に実施している「企業HPから情報収集」などからは得るのが難しい情報です。
そのため、面接でどのような質問が予想されるかや選考段階で重視される要素について、転職エージェントから具体的な情報やアドバイスを得たいと考えていることが推測されます。
【年代別】アンケート集計結果
50代の方々は他の年代ほど面談準備に時間をかけていない
50代の方は1時間程で準備を終わらせている方が多く、他の年代ほど面接準備に時間をかけていないことが特徴的でした。
経験豊富でキャリアプランを確立している方が多く、効率的に準備を進めることができるためです。
また、PMなどの責任のある立場に就いていることも多く、面接準備に時間を割く余裕がないことも理由として考えられます。
20~30代の方々は模擬面接の実施、50代の方々は選考通過のポイントを求めている
年代別で転職エージェントに求めていることを見てみると、20~30代の方々は他の年代と比較して「模擬面接の実施」を希望している傾向にありました。
まだ面接に慣れていない方も多いと考えられるため、実践的な練習によって自身のスキルや人柄のアピール方法を確認してから面接に臨みたいと考えている方が多いと推測できます。
一方で、50代の方々は「選考を通過するポイント」を知りたいと考えている傾向にありました。
50代の方は経験豊富でキャリアプランが既に確立している方が多いため、選考に関する実践的なサポートを転職エージェントに求めていると考えられます。
年代や経験によって面接準備のアプローチ方法が変わるため、転職エージェントを利用してそれぞれの特徴やニーズに合わせた準備を行うことが転職成功に繋がるでしょう。
【職種別】アンケート集計結果
営業・マーケティングは、面接準備に時間をかける傾向に
営業・マーケティングは、面接準備に3時間以上かけている割合が最も多い結果になりました。
営業・マーケティングのスキルはコミュニケーション能力・分析能力などの要素が大きく、エンジニア・ゲーム人材・クリエイターと比較するとスキルの証明がしにくい傾向にあります。
そのため、企業の求めるスキルがあることを効果的にアピールできるよう、面接準備に時間をかけていると考えられます。
面接準備に困ったら転職エージェントを使ってみよう
今回のアンケートでは、「IT人材の面接準備」について調査しました。
アンケートの全体結果からは、面接準備に1時間ほどかけている方が多いことが明らかになりました。
さらに、年代により転職エージェントに求めていることが異なり、20~30代の方々は模擬面接の実施、50代の方々は選考通過のポイントを知りたいと考えていることが分かりました。
面接準備は転職活動において極めて重要で、多くの方が面接で企業からの質問に適切に答えられるか、自身のスキルや経験をどのようにアピールすれば良いのか悩んでいます。
そんな時は、転職エージェントに相談してみるのも良いかもしれません。
積極的に転職エージェントを活用し、より良い転職のチャンスを手に入れましょう。
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