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転職先が決まってから退職する際の伝え方|円満退職のポイントやマナー

「転職先が決まったら、どう退職を伝える?」転職活動を在職中に行う場合、内定獲得後にネックなのは勤め先への退職報告です。そこで今回は、転職先が決まってからの退職の伝え方や円満退職するための伝え方、切り出し方のポイントをIT転職のプロが解説します。内定を獲得したけれど、勤め先に退職を伝えていない人は必見です!

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目次

転職先が決まってから退職を伝える時のポイント

 

 

在職中に転職活動を進める方は多く、転職先が決まってから勤務先に退職を伝えなければならないケースも多いでしょう。

まずは、円満な転職に向けた退職理由の伝え方例文とポイントを7つ解説します。

 

転職先が決まってから退職の伝え方例文

 

退職を伝える際に、悪い印象を与えないためのポイントをおさえた伝え方の例文をご紹介します。

以下のポイントを踏まえて上司に退職を申し出ましょう。

 

退職希望はお詫びの言葉+意思表示

「突然で申し訳ないのですが、〇月末での退職を希望しています。」

「急なことで申し訳ございませんが、退職させて頂きたく本日はお時間をいただきました。」

「大変お世話になったにも関わらず申し訳ないのですが、〇〇の事情で退職したいと考えております。」

 

引き留めにあったときは感謝+意思表示

「大変ありがたいのですが、私の中ではすでに心が決まっております。」

「うれしいお言葉ですが、今の私にとっては次の環境に進むことが最適だと考えております。」

「これまで気にかけていただき感謝しております。しかし○○業界に転職し経験の幅を広げたいという思いは以前からあり、決心しました。」

 

受け入れてもらえた後の言葉

「これまで親身にご指導頂いたこと、心より感謝しております。」

「引継ぎも精いっぱい行いますので、〇月末までよろしくお願いいたします。」

 

まずは上司へアポイントメントをとる

 

上司に話し合いの場を設けてもらうためには、アポイントメントを取る必要があります。立ち話で「退職します」と伝える言い方は得策ではありません。

アポイントメントを取る手段としては、口頭とメールの2つの伝え方があります。

口頭で伝えるのであれば「相談したいことがあるので、二人きりでお話できる時間を取って頂くことは可能でしょうか」という切り出し方で、上司に退職を伝えるためのアポイントメントを取りましょう。

メールでの書き方も同様です。

「二人きりで直接ご相談したいことがございます。○○さんの都合がつく日時で相談の場を設けて頂くことは可能でしょうか」と書けば、「ああ、メールでは言えないことなのか」と理解してもらえます。

上司のスケジュールを押さえるのは、退職する旨を告げるために大切なことです。

落ち着いた環境で退職を伝えられるよう、会議室など二人で話す場を設けてもらいましょう。

 

「一身上の都合により退職させていただきたい」と伝える

 

退職理由の伝え方として「一身上の都合」という理由を述べるために、必要な条件は特にありません。

あとから問題になりかねない嘘をつくよりは、退職理由は端的に伝えることで円満退職を目指しましょう。

 

あまり深く話す必要はない

退職理由の伝え方は「一身上の都合により退職させていただきたいです」というテンプレートで問題ありません。

「もう口を利きたくない」と考える理由がある場合の伝え方、親の介護や病気などの事情がある場合の伝え方や、特別な事由がない場合の伝え方も「一身上の都合」で差支えありません。

雰囲気によりますが、円満退社の場合は、退職理由を正直に話してもよいでしょう。

一見口に出しづらい退職理由を正直に話しても背中を押してくれる企業もありますが、企業ごとの状況や時期にもよるため、自らあまり退職理由について深く話す必要はないということを覚えておきましょう。

 

後味の悪い嘘は吐かない

どうしても退職理由が聞きたいと迫られたからといって「家族の体調が思わしくないため介護することになりました」「家業を継ぐため退職せざるを得ない状況です」「結婚するため退職します」「(女性の場合)妊娠したので」など嘘の退職理由を伝えるのはやめておきましょう。

後日「退職理由が嘘だった」とわかった場合、転職先にも「あの人は嘘を吐いて前職を辞めたらしい」と噂が広まってしまうこともあります。

 

基本的には「一身上の都合」で全て片付く

退職理由や転職先について根掘り葉掘り聞いてくる方も一定数いますが、言いたくないことを無理に答える必要はありません。

ただし上司や人事が退職理由について掘り下げて聞いている場合は、純粋に退職理由を聞いて今後の離職率低下につなげようとしている可能性があります。答えられる範囲であれば答えましょう。

 

転職先を聞かれたら?

転職先を聞かれた場合も企業名は答えず、他業界であれば「〇〇事業の会社です」などとざっくりとした業界にとどめた伝え方が無難です。同業他社へ転職する場合の伝え方は特に慎重になる必要があります。

情報の流出などを懸念されかねないうえに、具体的な社名を伝えてしまうと比較して引き止められる可能性があるからです。「会社名は控えさせてください。」という伝え方で率直に伝えましょう。

 

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あくまで「退職希望日」というかたちで伝える

 

すでに転職先への入社日が決まっているからと言って「〇月〇日に退職します」といった一方的な伝え方は避けましょう。

「〇月末での退職を希望しています」と、あくまで希望日としての伝え方が円満退職のためにおすすめです。

このとき、退職日を延ばしてほしいと打診されることもあるかもしれませんが、入社日が決まっている以上は安易に延期を受け入れないようにしましょう。

転職先でも受け入れ準備を進めているからです。

「ご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ございませんが」としたうえで、引継ぎ期間も設けて準備を進めることを伝えたうえではっきりと退職希望日を伝えましょう。

 

退職するには担当者へ連絡する必要がある場合もある

 

企業によっては、人事部や専務・社長など、直属の上司以外の相手に退職する旨を伝える必要があることもあります。

そのような可能性も考慮し、直属の上司には早めに退職の旨を伝えるようにすると、その後のやり取りがスムーズに進みます。

円満に転職するためにも、転職理由はあらかじめ伝え方を工夫するよう心がけましょう。

 

他社員の悪口は言わないのがベター

 

退職理由がセクハラを受けた・パワハラを受けたなどの特別な事情がある場合を除き、話の途中で他社員の悪口は言わないようにしましょう。

不満や納得いかない言動をする社員がいない職場はほぼありません。

迷惑を掛けられたことや不満がある場合、退職理由として上に報告したい気持ちもあるかもしれませんが、円満に退職するためにも他社員の悪口は言わないのがベターです。

もし自分が退職理由として他社員を悪く言ったことが社内で広まってしまうと、引継ぎをおこなう際に周囲とギクシャクしてしまう可能性があります。

「色々ありましたが、あくまで前向きな気持ちで退職します。今までやりがいがある仕事を任せて頂き、感謝しております」という伝え方で上司に退職の意向を伝えるのがベストです。

 

慰留するよう求められても、きちんと意思表示する

 

上手くポイントをおさえた伝え方で退職する旨を相談できたとしても、理由や伝え方によっては退職を引き留められる可能性もあるでしょう。

「現在の部署が厳しいなら別の部署へ異動できるようにする」「転勤はしないでよい」「現在よりも給料・年収をアップする」「昇給させる」など、あの手この手で退職させないよう魅力的な提案をしてくるケースもあります。

それでも、退職が本気であるならきちんと退職すると意思表示する必要がありますが、トラブルにならないよう退職理由の伝え方には注意が必要です。

たとえば、転職活動をしていて次の仕事が内定している場合、「心を砕いて頂きありがとうございます。ですが、大変申し訳ございません。次の仕事が決まっているので退職させて頂きます。今まで本当にお世話になりました。」など相手の気持ちに感謝しつつ、確固たる退職の意を述べましょう

ネガティブな理由が退職理由であったとしても、円満退職のためには本音をそのまま伝えるのは厳禁です。

 

【あわせて読みたい】引き止めにあった場合の対処法はこちら⇓

 

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自分の価値観に合う企業タイプを知りたい、企業選びで後悔したくないという方は、「IT人材 仕事タイプ診断」で企業選びの軸を見てみることをおすすめします。

 

希望の職種に転職!診断利用から約1か月で転職成功した方の例

 

希望の職種に転職成功したAさんの例
  • ご年齢:30代前半
  • ご経歴:システムエンジニア⇒システムエンジニア
  • 転職期間:仕事タイプ診断利用から1ヶ月弱でご転職

 

Aさんは元々Salesforceエンジニアとして運用保守に従事されていましたが、案件が変わることが多く、知見を活かして働けない、個人よりも切磋琢磨できる仲間・チームで成長していきたいというご意向があり転職活動を始めておりました。

 

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【あわせて読みたい】転職でキャリアアップに成功した事例はこちら⇓

 

 

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STEP1:以下のボタンから仕事タイプ診断のページへ

 

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診断後、自分の志向にあう企業の求人を見たい場合は、IT専門のキャリアアドバイザーがご希望の条件をお伺いし、志向性に合わせた求人を紹介させていただきます。

たった3分、無料で診断できるので、ぜひ一度「IT人材 仕事タイプ診断」で企業選びの軸を見てみてください。

 

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シチュエーション別の退職伝え方例文をご紹介!

 

 

上司への退職報告も済んで無事退職が決まれば、転職にむけて社内の人にも退職の報告をすることでしょう。

以下、シチュエーション別の退職を伝えるポイントとテンプレートをご紹介します。

新入社員が「みなさん、これからも頑張ってください」と言いながら辞めるのであれば反感を買いますが、人望の厚い上司が「これからも頑張ってくれ」と言って辞めても違和感はありません。

このように、退職時の立場によって適切な挨拶の言葉は変化します。

スムーズな円満退職・転職のためにも、自分の場合に当てはめて、退職の伝え方を考えてみましょう。

 

新入社員の場合の退職伝え方例文

 

入社後間もないうちに退職・転職する場合は、素直に「一身上の都合により退職させて頂くこととなりました」で問題ありません。

まだ入社後1年程度しか経たず退職する場合、会社からすれば新入社員の短期間での退職に好意的な意見は多くはないでしょう。

しかし、退職報告の仕方でその意見が大きく覆ることは期待できません。

気にしすぎることなく、失礼のないよう社会人としてのマナーとポイントをおさえた退職の伝え方で、きちんとした挨拶を心がけましょう。

 

部下を抱えている場合の退職伝え方例文

 

部下や後輩を抱えている立場であった場合は、自身の退職によって上司が変わることで混乱する気持ちを汲み取り、寄り添った伝え方をしましょう。

業務への不安や懸念がないかできる限り聞き取り、退職までに対応できる範囲で対応する姿勢を示すことがポイントです。

また、後任に「よろしくお願いします」と声かけすることも忘れないようにしましょう。

特に関わりの深い方に対しては一言添えてから退職することで、退職後もよい縁を続けることができます。

 

退職時期を延ばされそうな場合の退職伝え方例文

 

退職を伝えても「もう少し待ってほしい」「今は困る」と言われてしまうと気持ちが揺らぐかもしれませんが、転職先に迷惑をかけるわけにはいきません。

「ご迷惑をお掛けしてしまい大変申し訳ございません」と謝罪の気持ちを述べたうえで、「引継ぎ期間も設けておりますし、○○まで完了しております」「A社に後任の紹介も済んでおります」と引継ぎ業務の進捗を伝えることで、退職に向けてきちんと準備していることや計画通りに進んでいることを伝えましょう。

そのためにも、退職の伝え方のポイントをおさえるだけでなく、退職・転職時期は社内の事情やタイミングを計るようにすることが大切です。

 

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待遇を良くするから残ってくれと言われた場合の退職伝え方例文

 

役職や年収アップ、部署異動など、退職希望を伝えたことで待遇の改善を打診されることもあるかもしれません。

その場合は、「ご配慮ありがとうございます。しかしすでに心は決まっておりますので、〇月末で退職させてください」と退職意思が固まっていることを伝えるのがポイントです。

退職交渉の場で、退職理由となった不満が改善する提案がされる可能性もあります。

例えば本当にやりたい開発職に携わりたいと転職を決意したにも関わらず、今の営業部から開発部への異動を条件に退職を引き止めようとする場合などです。

しかし実際には、待遇改善には数ヶ月の期間を要することもあるため、退職を見送ったとしても思うような結果にならないことも懸念されます。

 

辞めるなんて迷惑だと責められた場合の退職伝え方例文

 

退職によって、少なからず同僚や上司に迷惑を掛けてしまうことは避けられません。

しかし、転職・退職に関して自分自身のことを最優先することにまったく問題はありません。

「これまでお世話になったこと、大変感謝しております。」と感謝の気持ちを伝え「できる限りご迷惑をおかけしないよう、しっかりと引継ぎを行います。」と、退職に際して迷惑を最小限に抑えるために努力する姿勢を見せましょう。

また、通常業務もおろそかにせず、退職までにできる限りの引継ぎを行うことが大切です。

 

給料や退職金を払わないと脅された場合の退職伝え方例文

 

もしも退職希望を伝えたうえで「給料を減額する」「退職金は支払わない」または「損害賠償を請求する」といった脅しを受けた場合は、会社側の違法行為です。

民法により労働者には「退職の自由」が認められているため、会社は退職を理由に不当な請求をすることはできません。

退職に際しては毅然とした態度で臨み、可能であれば人事など社内で直属の上司以外にも相談するなど、事情を把握している人がいると安心です。

 

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退職報告をする理由とは

 

 

退職するときには報告するのがマナー!

 

転職などで会社を退職する場合には、気まずかったとしても報告・挨拶するのがマナーです。

緊張感を伴う退職の報告ですが、上述したようにある程度テンプレートやおさえたいポイントが決まっています。

在職中に転職活動をしていた方は、転職先が決まってから退職報告をすることになるでしょう。

転職先へ万全な体制で入社するためにも、きちんと退職の手順を踏んでおくことで、ストレスや不安を減らすことができます。

 

【あわせて読みたい】退職を決めた後にすることはこちら⇓

 

企業間につながりがある可能性があるため

 

退職する場合、もうその会社の人間ではなくなるため「報告なんてしなくてよいのではないか」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それは大きな間違いです。

もしも退職後も同じ業界、同じ地域で働くのなであればなおさら、退職報告は丁寧に手順を踏んで行う必要があります。

なぜなら、企業間にはあなたの見えないような繋がりが生まれている可能性があるからです。

あなたの評判がどこからどう伝わるかはわかりません。いつでも高評価を得られるわけではありませんが、せめて退職で自ら評価を落とすような振る舞いをすることは避けましょう。

真摯な態度を貫くことがポイントです。

 

退職後も続く縁を大切にするため

 

退職したからといって、人間関係の一切が解消されてしまうとは限りません。

前職の同僚や上司、後輩と関係を保つことで仕事の幅が広がったり、キャリアの可能性が広がることもあるでしょう。

もとは同じ環境で働いた者同士、コミュニケーションを続けることで自己研鑽のきっかけにもなりやすいです。

退職したからといって、社会人になってからの縁はいつどこで双方のプラスに働くかわかりません。

お互いによい関係を続けたいと思うためにも礼儀は欠かせないため、きちんと伝え方のポイントをおさええた退職報告は必要です。

 

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円満退職するための退職報告タイミング

 

 

引継ぎが滞りなく終わる期間を逆算する

 

退職の報告は、早くても3ヶ月前、遅くても1ヶ月前には伝えておきたいところです。

とはいえ、これは同僚や他部署など、職務上管理権限を持っていない人に対しての報告時期である点が注意したいポイントです。直属の上司には3ヶ月前には退職を申し出ておくとよいでしょう。

退職後あなたの後任が誰かにもよりますが、基本的には「引き継ぎが滞り無く終わる」期間を逆算して、余裕を持たせて引き継ぎが終わるように退職の報告をする必要があります。

 

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繁忙期やプロジェクト中などの期間を避ける

 

円満退職を希望するなら、退職日を決めるのは非常に重要なことです。

民法上では、2週間前に退職の意志を伝えることで退職できると定められています。

就業規則・雇用契約よりも法律が優先されるため、就業規則に「退職の際は1ヶ月前までに申し出ること」と書いてあっても辞めることは可能です。

しかし、会社側が定めた規則を破ると損害賠償請求される恐れがあります。そのため、就業規則確認の上、繁忙期やスケジュール的に忙しい時期、プロジェクト中など以外の日で退職できるように調整するのがおすすめです。

会社側も書類の手続きや業務の引き継ぎなどがあります。前項目でも述べたとおり、最低1ヶ月前に退職を申告するのが理想です。なお、管理職の場合は業務量にもよりますが、早めに伝えるのがポイントでしょう。

 

自分の都合も考慮する

 

退職は会社側の都合を考慮することももちろん大切です。しかし、全て会社の都合に合わせる必要もありません。あなた自身の都合も考慮しましょう。

また、入社日から日が浅い新社会人の場合、有給は付与されていないかもしれません。

しかし、一定期間勤続している方は有給が残っているため、可能であれば有給消化できる日程で退職日を決めるなど、退職に合わせ残っている有給消化できるよう調整するのがおすすめです。

 

【あわせて読みたい】損をしない退職のベストタイミングについてはこちら⇓

 

ポイントをおさえた退職の伝え方も大切ですが、まずは自分に向いている仕事や働き方を知りたい方は、以下のボタンから仕事タイプ診断をしてみることもおすすめです。

 

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礼儀正しい退職報告は保身にもつながる

 

会社の厳しい状況に耐えきれずに退職する場合、前向きに退職報告する努力ができないと感じるかもしれません。

先述したように、退職の伝え方のポイントをおさえ礼儀正しくすることは保身にもつながるため、同じ業界、同じ地域に転職する場合は特に気をつけることが望ましいでしょう。

パワハラやモラハラが原因となり心身ともに不調をきたしてしまったことが退職の本当の理由であったとしても、大人としてのマナーを最後まで守り、一線を引いた態度を貫くことをおすすめします。

 

顔も見たくない社員がいるなら、上司に退職報告する

 

中には、もう顔すら見たくないくらい嫌いな上司、同僚には退職報告したくないという方もいらっしゃるかもしれません。

その場合は、さらに上の役職の上司に退職について相談することで、直接の報告を防げる可能性があります。

直接の退職報告は控えたいと告げ許可を得てしまえば、もう退職まで顔を合わせることのないよう計らってもらえることもあるでしょう。

ただし、会社の繁忙期や入退社が多い時期を避ける、引継ぎの準備を入念に行っておくなどのマナーは必須です。

 

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転職先が決まってからの退職の伝え方はプロに相談しよう

 

 

円満に退職することは、その後の仕事やプライベートにもよい影響を与えることがあります。

転職先が決まっているからと、現職への対応がおろそかにならないよう、できる限り迷惑を掛けないような退職のポイントを心がけましょう。

退職の伝え方は例文を参考にして、マナーを守りポイントをおさえ、円満退職することで安心して転職先でのスタートをきることができます。

 

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この記事の監修者

【国家資格保有】キャリアアドバイザー 小峰涼平

5年間インフラエンジニアとして新規顧客提案や既存顧客への提案〜運用保守業務を経験。業務を行う中で人材業界へ興味を持ち、22年1月国家資格キャリアコンサルタントを取得。現在、資格を活かしキャリアアドバイザーとしてエンジニアの転職支援を行っております。

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