面接官の態度で合否が分かる?面接でうまく行っているサイン10個をご紹介
「いま面接官は自分のことをどのように採点しているのだろうか?」これは面接を受けている最中に、非常に気にかかる部分かと思います。実は面接時の相手のリアクションからある程度「合否の傾向」を読み解くことができるのです。今回は、そんな面接官の仕草や質問内容から評価されているのかどうかを判断する10個のサインについて説明いたします。
目次
面接中の合否サインを確認して、相手が求めている答えを導き出す
面接中、面接官が自分に対してどう評価しているのかを読み解くことは、合格率を高めるためにもかなり重要なことです。
もし、面接官からの印象が把握できれば、良い雰囲気ではない場合などは受け答え方を変更し、流れを変えることもできます。
面接中は常に面接官の話し方や仕草などから好印象のサインを読んで、相手が求めることを答えるようにしましょう。
もちろん、サインが出たからといって万人に共通したものではありません。
あくまでも参考程度のものと理解しておいて下さい。
興味のある人材には前向きな質問が多い傾向
採用の合否を決めるうえで大部分をしめているのが面接です。
「面接官に良い印象を与えることができるかどうか?」ということに、その全てがあると言っても過言ではありません。
それだけ「面接官があなたに対してどれだけ興味を持っているか」「あなたの話に熱心に耳を傾けているか」が重要なポイントとなります。
面接官は面接のプロですので、露骨な合否サインを態度に出すことはあまりないですが、それでもあなたに興味を持てば話のトーンは弾むものです。 優秀な人材であれば、逃したくない思いが表情や発言に出てしまうこともあります。
それでは面接官のどういう仕草や発言などが、合否を示すサインなのかについて見ていきましょう。
あなたに興味を持っている面接官の発言や仕草について
面接官の仕草から、あなたに興味を持っているかどうかのサインを知っておきましょう。
①頻繁にメモをとっている場合
面接がうまくいっている場合、面接官はたくさんメモをとる傾向にあります。
あなたとのやり取りでメモをとっているということは、当然興味を持たれていると考えてよいでしょう。
面接の時点で不合格の判断が下された応募者のことをわざわざメモにとることはないからです。
面接でとったメモ内容はその後、同席していない役員や人事部の担当者へと伝えられます。
メモることが多い場合は手応えありと受け取って良いでしょう。
②細部まで質問される場合
あなたの発言に対して細かく質問をしてくる場合も、良い傾向といえます。 こちらの話す内容に対してさらに細かく追及してくるということは、当然興味を持ってくれているからです。それだけに面接時の事前シミュレーションはしっかりとしておきたいところでもあります。
せっかく面接官から掘り下げる質問をしてくれたとしても、上手く返せなくてはマイナスになりかねません。
自分の発言に対して相手はどういう質問をしてくるのかということまで想定して、面接に挑むようにしましょう。
③目を見て話を聞いてくれている場合
キチンと目を見て話を聞いるかどうかということからも、面接官があなたにどれだけ興味を持っているのかを測ることができます。
逆に目を見ずに、書類を見ながら話をしているときは要注意。人は興味を失ってしまうと、視線が逸れてしまいがちになるからです。
また、これは逆にあなたにも言えることと認識しておきましょう。
面接官と話をするときは、しっかり目を見てコミュニケーションをとるようにしてください。
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質問内容から見る合否の傾向
次に面接の時に聞かれる質問や会話から、あなたに興味を持っているかどうかのサインを見極める方法を説明します。
①適性についての言及がある場合
面接でのやり取りにおいて、「あなたの能力はこの部署で大いに活かせる」「こういう能力はうちには足りなかった」というような、企業のニーズを満たすという発言があった場合も良い傾向です。
会話の中でこのような言葉を引き出すことができれば、かなり好感触と思って差し支えないでしょう。面接官も、求職者に対して無意味に期待を持たせるようなことは言いません。
能力や適正についての話題が出るようでしたら、その点についてさらにアピールしていきましょう。
②社風についての言及があった場合
面接の時に「うちはこういうタイプの人が多いのですが、上手くやっていけそうですか?」という質問を投げかけられた時も、良い傾向にあるといえるでしょう。
第一に、興味のない人材に対して入社を想定した質問をするということはあまり無いからです。
また、あなたが社風に合わせる気が有るかどうかを見極める場面でもあります。前向きな返答を忘れないようにしてください。
③スムーズに会話ができている場合
面接ではあなたの見た目や仕草、そしてなによりも会話がきちんとできているかどうかという部分を見ています。
面接での会話のやり取りは、面接官が質問したことに対してあなたが答えることになります。いわゆる「言葉のキャッチボール」をしっかり意識して、質問にはキチンと答えつつ自己アピールも適度にしていくことが必要です。
自分だけが長く話すことなく、それでいて面接官からの問いかけの比重が高くなりすぎない。お互いに同じくらいの分量で会話をするのが理想的と言えるでしょう。
④面接時間が長い場合
面接時間が予定よりも長びく場合は、概ね良い傾向といえるでしょう。
当たり前の話ですが、採用を考えていない人とは長々と面接するようなことはしません。
面接官は数々の面接に立ち会っていますから聞きたいことは予定時間内に収まるようにした上で行うのが通例です。
しかし、それをオーバーするということは、あなたに対してもっといろいろ聞きたいことが出てきていると考えて間違い無いでしょう。
また、面接時間が長引くということは、その分聞かれることも多くなります。
あなたにとってもアピールできる回数が増えますので、ここはチャンスと捉えましょう。
⑤話が盛り上がった場合
話が盛り上がっている場合も好感触です。
業務に関する話は当然ですが、それが趣味の話題であっても同様と考えていいでしょう。
本来仕事に関する話をするのが面接の場ですが、趣味や人となりなどのパーソナルな話題にまで踏み込んでいる場合は、業務レベルは満たしているので人柄についてチェックしていると考えられるからです。
また、話が盛り上がるということは面接官があなたに関心を示している証でもあります。
図々しくならず、謙虚に振る舞いつつ会話を重ねていきましょう。
⑥入社後の話が出た場合
入社を想定した話が出た場合も好印象を与えているサインといえます。
「入社後はどんな仕事がしたいですか?」というような話題については、ある程度採用を意識しているからこそ聞かれる質問です。
このような展開になった場合は、入社後のビジョンをしっかりと伝えられるよう、予め準備しておきましょう。
⑦他社の選考状況を聞かれた場合
他社の選考状況を聞かれた場合も、非常に良い兆候です。
面接官には、優秀な人材を確保することが課されています。
合格ラインに到達している人には、他の企業に取られないようある程度探りを入れてくる傾向にあります。
まとめ
以上が面接の時に合格を匂わせているサインとなります。
もちろん、上記すべてを満たしたからといって必ず採用されるわけではありません。あくまでも傾向として捉えるようにしてください。
とはいえ、面接時間が長引いたり、話を熱心に聞くということは、採用を前提としているからこその証だといえるでしょう。
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