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株式会社360Channelのビジネスモデル分析!VRを活用したビジネスとは【VR/AR企業に転職】

VR業界で幅広い事業を展開する株式会社360Channelのビジネスモデルや今後の動向をご紹介します。スタートアップ企業やVR業界に転職を希望している方はぜひ参考にしてください。

株式会社360Channelの概要

 

雇用保険被保険者証

 

株式会社360ChannelはVR技術を駆使して様々な業界に新しい価値を提供する企業です。

中でもVR動画配信サービスは主力サービスとして高い知名度を誇ります。

 

VR技術を生かした事業

 

同社のVR動画は「360」が示すとおり360度の角度から視聴可能です。

こうしたVR映像の作成技術をプロモーション事業に活かし、企画から配信まで一貫したサービスを提供しています。

また研究開発事業も行っており、新しいVR活用システムや視聴システムを生み出しています。

 

幅広いコンテンツジャンル

 

新聞紙

 

VRの没入感や臨場感を最大限に活かし、既存のコンテンツにはなかった領域に足を踏み入れています。

例えば熊本地震の被災地の状況を記録した映像です。

テレビやインターネットの平面映像では伝えきれない被害の大きさを、VRによって克明に伝えています。

エンターテインメントやプロモーションとは一線を画す「報道」ジャンルにもVRを活用していく方針です。

顧客に新しい価値を提供し続ける株式会社360Channelのビジネスモデルや今後の動向についてご紹介します。

 

ビジネスモデル

 

飛行機

 

内閣府が打ち出した「Society5.0」を実現する最先端技術として期待されるVRやAR。

顧客体験を起点としたプロダクトやサービスが求められる現在において、没入感のある体験を生み出すVRの活用場面は多種多様です。

当初これらの活用の方向性はエンターテインメント寄りでしたが、少しずつビジネス領域での活用が広がっています。

 

360Channelの取り組み

 

エンターテイメントを中心に2,000本以上のVRコンテンツを配信する360Channelは、いわばVRのプロフェッショナル集団です。

同社のVR動画は基本的に無料で視聴でき、もちろん会員登録も無料で行えます。

クオリティの高い360度VR動画を無料配信する一方、収益となっているのが他企業へのサービス提供です。

ビジネスシーンでVRを活用するには高い技術と信頼性が求められます。

360Channelは実績・ノウハウとも豊富なため、ビジネスにVRを活用したい企業の拠り所となっているのです。

 

具体的な実例

 

VRのビジネスユースとしては以下に挙げる施設紹介動画の実績があります。

 

・ANA機体工場見学

・東京おもちゃ美術館

・SOSiLA海老名

 

これまでのVR体験は大人数で実施するものではありませんでした。この点がビジネス活用の障害になっていたといえます。

この問題を解決したのは他でもない、360Channelです。同社のシステム開発能力によって45人の同時体験が可能になりました。

またVRによるプロモーション動画やイベント開催、システム開発まで計画提案から一貫したサービス提供を行っています。

企業のPRに動画が大きな力を発揮することは周知の事実です。

ここにVRをプラスすることで生まれる広告効果に大きな期待が集まっています。

 

会社が解決する社会課題

 

社会をより良くするVR

 

VRディスプレイ

 

VR元年と称された2016年以降、VR市場は伸び続けており、ヘッドアップディスプレイ等の新製品のリリースも続いています。

特にPlay Station VRの発売を機にVRが身近な存在になり、Pokemon GoによりARの面白さが世界中に拡散されました。

VR・AR技術はエンターテインメントの充実に欠かせない存在として認知されたとえいえます。

しかしVR・ARの活用先はこれだけにとどまりません。社会課題の解決にも寄与します。

 

VRで変わる業界

 

運転している男性

 

VRは様々な業界に恩恵をもたらします。

すでに実用化されているものも含め、今後VRによって変わる業界は以下の通りです。

 

自動車

 

VR技術を使い、ディーラーに足を運ばずに自宅にいながら試乗ができる「VR試乗」が導入されています。

若者の車離れが進む中、一つの起爆剤になるかもしれません。

 

建築・不動産

 

物件の内覧にVRが活用されています。

例えば遠方で物件を探す場合、これまでは内覧のたびに現地に行く必要がありましたが、VR内覧がこの問題を解決してくれます。

また内覧の際は不動産業者が付き添う必要がありましたが、VR内覧では不要です。

これにより不動産業務の効率化を促進することもできます。

さらに建築設計においては、クライアントへの提案や細部の確認が容易になるでしょう。

 

旅行・観光

 

パンフレットやWebサイトの画像だけでは、観光地の魅力はなかなか伝わりません。

VRなら現地を訪れたかのような臨場感を味わうことができます。

視覚情報だけでは伝わらない部分をユーザーに想像させることで、観光客を惹き付けることも可能です。

インバウンド向けに日本の魅力を伝えるコンテンツとしても、VRはますます活用されるでしょう。

 

教育

 

教室

 

コロナ禍によって導入が進んだオンライン授業ですが、日常生活の場での学習では集中力が継続しないという問題があります。

VRによる授業提供は教室にいるような状況が作り出せるため、学習に集中することが可能です。

また教材・資料にVRを活用すれば、よりリアルで理解しやすい学習環境が生み出せるでしょう。

 

Eコマース

 

アパレル業界ではVRによる試着サービスが始まっています。

物が売れない時代、VRによる試着は顧客の心を掴む大きなメリットです。

 

医療・健康

 

手術手技のトレーニングにVRが活用されています。

手術中の不測の事態まで再現できるため、医師だけでなく救急現場で活躍する医療スタッフの教育に有効です。

 

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今後の事業展開

 

360Channel(サンロクマルチャンネル)

 

エンタメ

 

コロナ禍で打撃を受けた業界は多岐にわたります。その中でエンタメ業界はコロナ前への回復の目処が立ちません。

そこで360ChannelのVR動画に期待が寄せられています。

密を避けるため中止されるライブイベントや映画上映、各種イベントのライブ配信が加速するでしょう。

また収益が落ち込んでしまったアーティストのためのクラウドファンディングを開始します。

集まった収益をVR動画制作やLIVE開催に使い、ファンに還元するサービスです。

 

VR展示会のシステム提供

 

ビジネス関連の展示会の多くは大都市圏で行われるため、交通費や宿泊費などがかさみます。

主催者側としては来場者減少の要因であり、来場者はビジネスチャンスを逃す可能性もあるのです。

そこで360ChannelはVRによる展示会を可能にするシステムを開発しました。

単なる現地映像だけでなく、タグを埋め込むことでコンテンツ性を向上させています。

またVR空間での移動がより自然になるように工夫し、観る側のストレス低減につなげています。

 

転職採用例

 

Web系・オープン系エンジニア

 

タイピング

 

VR動画を活用したいクライアント企業のニーズに合わせてシステムの開発を行います。

Webアプリ・スマートフォンアプリの開発経験は必須でしょう。

またデータ活用や機械学習に携わった経験があると強みになります。

年収例:500〜800万円

 

営業

 

大企業の営業職とは異なり、少数精鋭で業務を進めることになります。

そのため自身のタスクは自身で確実に管理できることや、営業担当として即戦力になる経験も必要です。

マーケティング経験やSaaS関連の事業に従事したことがある方は活躍の場が広がります。

年収例:500〜800万円

 

転職ポイント

 

ミーティング

 

プロモーションや自社サービス展開にVRを活用する企業が増えていますが、ニーズに沿ったコンテンツを制作する体制が整っていないのが現状です。

こうした問題を解決しVRの新しい活用方法を見出すために、360Channelはどのような人材を求めているのでしょうか。

 

結果に目を向けて結果を受け入れる

 

少数精鋭の企業において、個々に任される業務範囲は大きくなるはずです。

そのため思い通りの結果に繋がらなければ大きなマイナスが生まれます。

マイナスを出してしまったら、まずはその結果を受け入れる真摯さが求められます。

またマイナスの具体的な数値を確認し、プラスに変える行動が必要です。

さらにこれらをフィーリングではなく論理的思考に基づいて実施する人材が求められます。

 

新しいことにチャレンジする

 

職務範囲を自身で限定することなく、未経験分野にも飛び込んでいく積極性を持つ人材は同社で活躍できるでしょう。

また別職種の方と積極的にコミュニケーションをとる方が求められます。

業務範囲外だとしても自分の知識や技術が役立つ場面があるかもしれません。

活躍の場を自ら掴み取る人が理想です。

 

会社情報

 

株式会社360Channel

 

360Channelの特徴として、従業員同士の密なコミュニケーションが挙げられます。

意思疎通ができているからこそ、社員とインターンが同じ温度感で業務に就けるのでしょう。

また2018年に開催されたのが社員合宿です。

社員旅行ではなく合宿であり、ディスカッションの際は活発な意見交換が行われました。

もちろん親睦要素もあり、バーベキューやゲーム大会などでより一層絆を深めています。

【GeeklyReview】360Channelの口コミを見る

 

まとめ

 

虫眼鏡

 

VRはまだ見ぬ可能性を秘めています。今後VR業界で活躍するためには、新たな可能性を引き出す力が必要です。

それとともに、発展途上にあるVRが抱える課題の解決も求められます。

VRのデバイスの大きさや解像度などはユーザーの利便性にかかわる課題です。

またVRが一般的に「広く」普及されている状況ではありません。

誰もが簡単にVRに触れられる環境作りも、今後のVR業界の課題といえるでしょう。

360ChannelはVRの新しい可能性を引き出しながら多くの課題を解決している企業です。

VR業界に限らず、ITのスタートアップ企業に転職を考える上で、同社の事業内容や経歴は非常に参考になるでしょう。

スタートアップ企業で活躍したい方、VRで社会課題を解決したい方は、ぜひ転職エージェントにご相談ください。

新しい価値を創造する素晴らしい企業をご提案します。

 

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この記事の監修者

【国家資格保有】キャリアアドバイザー 小峰涼平

5年間インフラエンジニアとして新規顧客提案や既存顧客への提案〜運用保守業務を経験。業務を行う中で人材業界へ興味を持ち、22年1月国家資格キャリアコンサルタントを取得。現在、資格を活かしキャリアアドバイザーとしてエンジニアの転職支援を行っております。

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