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月給と手取りの違いは?給与や基本給など求人票の見方について分かりやすく解説

求人票などを読んでいるとよく「月収」「月給」「基本給」「手取り」など様々な専門用語がでてきますが、この4つの言葉の意味や違いはご存知でしょうか?今回は混同しやすい言葉についてIT転職エージェントが解説しますのでぜひ参考にしてみてください。

月給と月収

 

 

月収(額面)
基本給 固定手当 変動手当
月給  

 

月給とは支払われる賃金のこと

 

月給とは、毎月固定で会社や企業から支払われる賃金のことです。

基本給+固定手当の毎月固定の賃金で計算されるため、給与明細の基本給と、資格手当など固定手当の欄を見ると自分の月給を知ることができます。

時間外手当などは月給に含みません。

 

月収とは合算した金額

 

月収とは「1ヶ月の収入」を表す言葉で、基本給、固定手当、変動手当を合算した金額を指します。

月給+変動手当が月収です。

変動手当とは月や人によって上下する手当のことで、例えば残業代(時間外手当)や通勤手当、皆勤手当などが該当します。

 

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月給と月収の違い

 

月給と月収の違いは、変動手当を含むか否かです。

変動手当を含まない金額が月給、変動手当を含む金額が月収です。

従って、残業などがなく変動手当が発生しない場合以外は、月給よりも月収の方が多い金額になります。

転職の際に求人要項を確認するうえで、給与に関する項目が毎月固定で支払われる「月給」なのか、変動手当を見込んだ「月収」なのかを確認しましょう。

月収は「額面」とも呼ばれます。

 

Point

・「月給」…基本給+固定手当(変動しない)

「月収(額面)」…月給+変動手当(変動する)

 

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仕事量が多いのに周りと比べて年収が低い、評価されにくくて給料が上がりにくい、転職したいけど今より年収が落ちないか不安、など、IT・Web・ゲーム業界で勤めている方にとって「年収」に関する悩みは多いですよね。

年収のことで悩んだら、一度ご自身の年収の現在地と年収アップ予想額を調べてみませんか?

現在地から目指せる年収を知ることで、この先どうするか納得のいく決断ができるでしょう。

 

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ギークリーの「IT年収診断」では同年代・同職種と比較した年収の現在地が分かるだけでなく、同年代・同職種の転職時の年収アップ予想額までわかります。

ご自身の診断結果を参考に転職活動をすることで、転職の目的が明確となり納得のいく転職を実現できるでしょう。

 

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年収アップに成功したAさんの例
  • ご年齢:30代
  • ご経歴:プロジェクトマネージャー⇒アプリエンジニア
  • 勤務地:西日本⇒東京へ転職
  • 転職期間:2週間以内に転職成功

 

Aさんは、スピード転職に成功、かつ年収を約120万円アップすることに成功しています。

もともとアプリエンジニアとしてのご経験もお持ちで、年収診断を行った結果、同職種・同年代のボリュームゾーンより年収が下回っていることから年収を上げたいとお考えになり、転職で年収アップを成功させました。また、開発に携わりたいという希望も転職により叶えることができました。

 

【あわせて読みたい】転職で年収アップに成功した事例はこちら⇓

 

「IT人材年収診断」ご利用の流れ

 

「IT人材年収診断」は4つのステップで完結!

 

STEP1:以下のボタンから年収診断のページへ

 

STEP2:年収診断のページから氏名と連絡先を入力してスタート

 

STEP3:プロフィールと簡単な職務経歴を入力して診断

 

STEP4:ご自身の年収の現在地を把握

 

診断後は、年収が上がる求人や、ご希望に沿った求人のご紹介、IT職種を熟知したキャリアアドバイザーに転職の相談をすることもできます。

是非一度、ご自身の年収の現在から年収アップ予想額を見てみてください。

 

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基本給と手取りの意味

 

 

月収(額面)
手取り 税金・社会保険料など

 

基本給とは基本賃金のこと

 

基本給とは、各種手当や交通費などを含まない給与のベースとなる金額のことで、基本賃金とも呼ばれます。

一般的に、基本給は年齢や経験、能力、勤続年数、仕事内容などに応じて決められるため、企業によって呼び方や定め方が異なる点と、変動する可能性がある点に注意が必要です。

手当が発生しない場合では、基本給がそのまま月給というケースもあります。

基本給に関しては会社の就業規則に明記されているため、気になる点は確認しましょう。

 

手取りとは手元に残る金額

 

実際に会社から支払われる給与は、基本給に各種固定手当や変動手当、インセンティブが加算され、さらに税金や社会保険料を源泉徴収された後の金額となるのが一般的です。

この、最終的に手元に残る金額が手取りです。

月収-控除額(税金や社会保険料など)で手取り額を計算することができます。

なお、給与明細では「総支給額」が月収で、「差引支給額」が手取りです。

 

基本給と手取りの違い

 

給与のベースとなる金額が基本給(基本賃金)で、実際に受け取る金額が手取りです。

基本給に各種手当が合算された金額が月収となり、その後に控除額が引かれた金額が手取りとなります。

なお、基本給は毎年変動する可能性があり、残業代やボーナス、退職金にも影響するものです。

 

Point

・「基本給」…給与のベース額(変動する)

・「手取り(差引支給額)」…月収-控除額(変動する)

 

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基本給はあがることがない?

 

 

企業によって定めは異なるものの、基本給は年齢や勤続年数、能力、仕事内容などによって上がる可能性があります。

残業などの変動手当が減ることで、手取り額が減ってしまうと悩んでいる方は、就業規則をもとにどのような条件で基本給が上がるのかを確認するとよいでしょう。

 

転職によって年収アップを希望する方も、基本給の規定や給与制度、評価制度をしっかりと把握しておくことで、入社後の不安を減らすことができます。

年功序列の企業では年齢にともなって基本給がアップする傾向が強いですが、近年では実績や能力を基本給に反映させる企業も増えています。

給料に関する質問を面接でしづらいと感じる方は、転職エージェントを利用して年収交渉を任せる方法もあります。

まずは自身の適性年収を把握しておくことも大切です。

 

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月給を上げるために

 

 

資格を取る

 

企業の制度にもよりますが、月給を上げるために資格を取るという方法があります。

業務に役立つ資格を取得することで資格手当などがもらえる可能性もあり、多くの場合資格手当は固定手当に含まれるため、月給アップにつながるでしょう。

 

①国家資格

国家試験は難易度が高いものが多く、評価に反映されやすいものもあります。

IT関連資格では、以下のような資格が国家資格に該当します。

  • ・ITパスポート
  • ・基本情報技術者試験
  • ・応用情報技術者試験
  • ・ITサービスマネージャ試験
  • ・プロジェクトマネージャ試験
  • ・ITストラテジスト試験
  • ・システム監査技術者
  • ・ネットワークスペシャリスト試験
  • ・情報セキュリティスペシャリスト試験
  • ・エンベデッドシステムスペシャリスト試験
  • ・データベーススペシャリスト試験
  • ・システムアーキテクト試験

 

②民間資格

民間資格は国ではなく民間で認められている資格です。

以下のような資格が年収アップに役立つものに該当します。

  • ・Linux技術者認定試験
  • ・シスコ技術者認定試験
  • ・Oracle認定Javaプログラマ試験

 

【あわせて読みたい】資格手当の相場はこちら⇓

 

転職をする

 

今の給料に満足いかないという方は、転職を考えてみるのもおすすめです。

業種の将来性や企業規模など、さまざまな外的要因によって適正年収が得られていない場合、転職によって年収がアップすることがあります。

まずは自身の市場価値から適性年収を把握し、年収アップできる転職を実現するためには、IT専門の転職エージェントをお役立てください。

 

【あわせて読みたい】年収を上げるための11の方法はこちら⇓

 

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今より月給を上げたい場合はプロに相談しよう

 

 

  • 「基本給」…手当等を含まない基本賃金
  • 「月給」…基本給+固定手当
  • 「月収(額面/総支給額)」…基本給+固定手当+変動手当
  • 「手取り(差引支給額)」…月収-税金や社会保険料

 

基本給が上がれば月給・月収が上がり、結果として手取り額が増えます。

ただし基本給の定めは企業ごとに異なるため、就業規則を確認しましょう。

また、資格取得などの自己研鑽によっても年収アップできる可能性があるため、業務に関連する資格を取得することもおすすめです。

転職によって年収アップしたい場合は、志望先の給料の定めについて正しく理解しておきましょう。

 

IT・Web・ゲーム業界の転職に強い転職エージェントのGeekly(ギークリー)では、求人情報や企業の情報を多数保有しているだけでなく、転職活動全般のサポートも行っています。

求人で提示される月給から、実際の手取り額がいくらになるのか、その計算方法や考慮すべきポイントについてもご案内しますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

 

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この記事の監修者

【国家資格保有】キャリアアドバイザー 小峰涼平

5年間インフラエンジニアとして新規顧客提案や既存顧客への提案〜運用保守業務を経験。業務を行う中で人材業界へ興味を持ち、22年1月国家資格キャリアコンサルタントを取得。現在、資格を活かしキャリアアドバイザーとしてエンジニアの転職支援を行っております。

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