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転職で職場の雰囲気を見極める5つの方法!面接での逆質問の例文も

この記事では、転職前に職場の雰囲気を見極めるための方法を解説します。社風や企業風土は、求人からの判断が難しいものです。事前に転職エージェントを活用した情報収集や面接での逆質問を通して職場の雰囲気を確認し、入社後のミスマッチを防ぎましょう。

雰囲気がよい職場の特徴

 

 

社員にとって雰囲気がよいと感じる職場には、次のような共通点があります。

 

・社員同士のコミュニケーショが活発
・評価制度が整っている
・情報共有が徹底している
・風通しがよく、役職や立場を問わず発言しやすい
・女性が活躍している

 

職場の雰囲気は実際に入社してみないとわからない部分が多いですが、あらかじめ特徴を把握しておくと企業選びの参考にできるでしょう。

以下、それぞれ解説します。

 

社員同士のコミュニケーショが活発

 

雰囲気がよい職場では社員同士のコミュニケーションが盛んで、部署を横断して連携が取りやすい関係が構築されています。

相談や協力しやすい雰囲気ができていると、相互にサポートする体制も整っているために、業務におけるトラブルへも素早く対処できます。

信頼関係があり社員同士で認め合う文化ができている企業では、相互作用で業務が円滑に進み、業績も伸ばしやすいでしょう。

 

評価制度が整っている

 

社員の成果が適切に評価される制度が整っていると、モチベーションを高く保ちながら働くことができます。

努力が待遇に反映される文化が根付いた企業では、目標設定もしやすく、中長期的なビジョンを描きやすいです。

また、目標に向かって今何をすべきか、何が不足しているかを認識しやすく、具体的な行動が明確になるため意欲の向上も期待できます。

 

情報共有が徹底している

 

成功事例だけでなく、ミスやトラブルの徹底した共有も職場の雰囲気に影響します。

共有が徹底されているということは、ネガティブな事例であっても報告しやすい環境が整っているということであり、全体でカバーする文化ができているということでもあるためです。

一方、雰囲気がわるい職場ではミスを叱責されたり避難される傾向があり、ポジティブな事例しか共有されにくい傾向があります。

 

風通しがよく、役職や立場を問わず発言しやすい

 

雰囲気がよい職場は、風通しがよい職場と言い換えることもできるでしょう。

社内の風通しのよさは、どの立場の従業員であっても積極的に意見を発言できるかどうかに反映されます。

上司が部下の声を聞く機会が豊富であったり、コミュニケーションをとる時間が十分に設けられている職場であるほど、意見や疑問がそのまま放置されることはありません。

上司からの一方的な指示のみでなく、双方向でコミュニケーションが取れる環境であることが雰囲気がよい職場の条件です。

 

女性が活躍している

 

近年、人材の多様性を重視するダイバーシティの考え方が広まっています。

ダイバーシティ制度を積極的に取り入れる企業では、多種多様な休暇制度を整えたり、働き方の選択肢を増やす取り組みをしている点が特徴です。

雰囲気がよい職場は、社員がはたらきやすい環境づくりを会社が推進している傾向があるため、性別や年齢、国籍問わず活躍の機会が設けられています。

女性の活躍事例が豊富な企業は、はたらきやすく、雰囲気がよい企業が多いでしょう。

 

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雰囲気がよい職場で働くメリット

 

 

職場の雰囲気を改善する取り組みは、社員と会社の双方にメリットがあります。

ここでは、社員にとってのメリットを解説します。

 

・成果が上げやすい
・ストレスが蓄積しにくい
・モチベーションを維持しやすい
・キャリア形成しやすい

 

以下、それぞれ解説します。

 

成果が上げやすい

 

雰囲気がよく、コミュニケーションが活発な会社は意思決定のスピードが速いという特徴があります。

チームや部署にこだわらず連携でき、柔軟に対応できるために成果を上げやすい点が大きなメリットです。

即座に行動に移しやすいと積極的に挑戦できるようになるため、成長やキャリアアップの機会を逃さずにさまざまな業務へ取り組めるでしょう。

結果として、業績を残すことに繋がり、個人の成長も実現しやすくなります。

 

ストレスが蓄積しにくい

 

人間関係のストレスが発生しにくいと、業務に集中しやすい点もメリットです。

雰囲気がよい職場では、ストレスが蓄積しにくいために心身の健康を保ちやすく、パフォーマンスにもよい影響を与えます。

仕事以外の悩みであっても気軽に相談できる職場であれば、離職率も低く、安定した環境で環境で働けるでしょう。

 

モチベーションを維持しやすい

 

雰囲気がよい職場は、モチベーションを維持、向上しやすいというメリットもあります。

スピーディーに行動に移すことができ、周囲から正当な評価を受けられる環境では、新しいスキルも主体的に習得しやすいです。

結果として業務に集中でき、スキルアップしながら成果も残しやすいでしょう。

 

キャリア形成しやすい

 

雰囲気がよい職場ではスキルアップやキャリアアップの制度や機会が豊富で、中長期的なキャリア形成もしやすいです。

そのため、自社内で経験を重ねながらキャリアアップしている事例を目にする機会も多く、キャリアパスを描きやすいでしょう。

離職率が低い企業は、社内でキャリア形成しやすい傾向です。

 

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転職先の雰囲気を事前に見極める5つの方法

 

 

職場の雰囲気は入社してみないと正確につかむことは難しいですが、事前に見極めるための方法として次の5つをご紹介します。

 

  1. 企業メッセージを確認する
  2. 求人サイトで募集数を確認する
  3. 口コミサイトを利用する
  4. 社員の対応から判断する
  5. 転職エージェントに相談する

 

オンラインの情報とオフラインの情報を含め、それぞれ解説します。

 

①企業メッセージを確認する

 

企業メッセージやコーポレートメッセージには、職場の雰囲気が反映されやすいです。

公式Webサイトで発信される経営理念や経営者の考えに目を通すことで、企業の基本となっている根本的な価値観をうかがい知ることができるでしょう。

そのほかにも、SNSやインタビュー記事などでも考えが発信されやすいため、転職を希望する企業は細かくチェックすることをおすすめします。

 

②求人サイトで募集数を確認する

 

常に求人広告が出ている企業には注意しましょう。

例えば事業拡大が続いている、複数の新規事業ごとの担当者を募集しているなどの場合を除き、求人広告で大量採用を続けている企業は雰囲気がよくないために離職率が高いのかもしれません。

どのようなポジションで何名程度を募集しているのか、企業の事業計画や業績などと照らし合わせて確認するとよいでしょう。

 

③口コミサイトを利用する

 

元社員や現社員の口コミでも、雰囲気を確認することができます。

ネガティブな評価が多い場合は円満に退職できなかった元社員の口コミが多い可能性があるため、参考程度にとどめることも大切ですが、具体的な意見を知ることができる口コミもあるでしょう。

すべてを鵜呑みにするのではなく、他の情報源を補完するかたちで知りたいポイントに関する情報を探すことが大切です。

 

④社員の対応から判断する

 

面接以外にも、企業訪問や転職フェアなど実際の社員と接触できる機会があれば活用しましょう。

ポイントは挨拶や社員同士の交流です。

コミュニケーションの取り方や声の掛け方、表情や仕草など、社員同士の交流や社外の人物への対応を実際に目にすると、実際の雰囲気がつかめます。

「雰囲気がよい」と感じる基準は価値観によってさまざまなため、自分の性格に合うかどうかという視点で注目しましょう。

 

⑤転職エージェントに相談する

 

実際の雰囲気に関する最新の情報は、転職エージェントから得ることも可能です。

転職エージェントは企業内部の事情を知っているケースが多いため、どのような雰囲気で、どのような人ならマッチしやすいか判断できる材料を持っています。

また、事前に詳細な希望を伝えて、価値観に合った企業をピックアップしてもらうこともできるため、効率的に企業選びできる点もメリットです。

転職エージェントは、雰囲気がよい職場選びのアドバイスだけでなく、応募書類作成や面談の対策、スケジュール調整なども頼ることができるため、転職活動のどの工程からでもサポートを受けられます。

 

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【例文あり】面接の逆質問で職場の雰囲気を確認する方法

 

 

職場の雰囲気を知るためには、あらかじめ離職率や社員の年齢層などが確認できるとよいでしょう。

極端に離職率が高くない、社員の年齢層が偏っていないことが確認できれば、社内環境がよいことが期待できます。

公式の情報で確認できなかった場合は、面接の最後の時間に設けられる逆質問のタイミングで聞いてみるのもおすすめです。

 

【あわせて読みたい】離職率について詳しくはこちら⇓

 

面接での逆質問例文

 

離職率や平均年齢の他に、雰囲気がよい職場かどうか判断するための目安にできる逆質問の例には、次のようなものがあります。

 

「他部署間でのコミュニケーションにはどのようなものがありますか?」

「社員間の交流にはどのようなものがありますか?」

「上司や先輩と交流する機会の頻度はどの程度でしょうか?」

「女性の活躍事例をお伺いできますか?」

「御社の社風である風通しのよさを感じるのはどのような場面ですか?」

 

社風や企業理念で雰囲気のよさについて触れている企業であれば、「○○様(面接の担当者)は御社の△△という理念を感じたエピソードはありますか?」と具体例を聞いてみてもよいでしょう。

面接の逆質問は疑問を解消するだけでなく、最後に印象づけたり熱意をアピールできる機会でもあります。

雰囲気について尋ねることで、入社後に実際に働くイメージができていると伝わりやすく、意欲の高さもアピールできるためおすすめです。

 

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事前に職場の雰囲気を確認してミスマッチを防ごう

 

 

どのような会社の雰囲気が希望に合っているのかは、本人の価値観によるところが大きいです。

自分の価値観を明確にして、職場の雰囲気とあらかじめ照らし合わせておくことで、入社後のミスマッチを防ぎやすくなります。

 

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この記事の監修者

【国家資格保有】キャリアアドバイザー 小峰涼平

5年間インフラエンジニアとして新規顧客提案や既存顧客への提案〜運用保守業務を経験。業務を行う中で人材業界へ興味を持ち、22年1月国家資格キャリアコンサルタントを取得。現在、資格を活かしキャリアアドバイザーとしてエンジニアの転職支援を行っております。

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