AtCoderは転職活動に役立つ?転職活動で勝ち抜くための秘策を紹介します
国内最大のプログラミングコンテストとして人気を集めるAtCoder。自分のプログラミングスキルを高められるだけでなく、転職活動に有利になる魅力があります。本記事では、なぜAtCoderは転職活動に生かせられるのか、また、AtCoderを実際にどのように転職活動に活かすべきなのかについて解説します。
目次
AtCoderってなに?
AtCoderとは
AtCoderは、競技プログラミングコンテストを開催している国内最大のサイトであり、世界最高峰の競技プログラミングサイトの1つです。
AtCoderでは定期的にリアルタイムでコンテストが行なわれており、毎回1,000人を超えるユーザーが世界中から参加しています。
プログラミング競技とは?
プログラミング競技とは与えられた条件で課題を解き、その正確さやスピードを競い合う競技のことをいいます。
参加者はいかに早く、かつ正確に要件を満たすプログラムを記述できるかを争い、順位によって実力を客観的に可視化できる競技です。
他の競技プログラミングとの違い
AtCoderの他の競技プログラミングとの違いとして、日本語が使えて初心者でもはじめやすい点が挙げられます。
過去問に挑戦できたり、実行時間やコードの長さをチェックできたりと、気軽に参加できる点が他の競技プログラミングサイトとの違いです。
代表的な競技プログラミング一覧
- ・TopCoder.
- ・Google Code Jam.
- ・Facebook Hacker Cup.
- ・パソコン甲子園
- ・ACM-ICPC 国際大学対抗プログラミングコンテスト
- ・yukicoder.
- ・HackerRank.
AtCoderの特徴とメリット
AtCoderは、リアルタイムのオンラインコンテストで競い合うことや、5,000以上の過去問にいつでもチャレンジできるという特徴があります。
また、実力判定サービスも提供されており、自分のプログラミングスキルを測定し、プログラミングスキルを上げることもできます。
ゲーム感覚で世界中のプログラマーと競い合いながら、実力を把握し、スキルアップもできる点がメリットだと言えるでしょう。
AtCoderは転職活動に有効
AtCoderは国内最大級のプログラミングコンテストです。
多くのIT企業から認知されているため、就職・転職に有利に働くとされています。
高いスコアを提示できると、コーディングの早さ、正確さ、パフォーマンス改善力、そして特にアルゴリズムに強いと評価される傾向にあります。
AtCoderが転職活動に役立つ理由
AtCoderはなぜ転職活動に役立つ?
AtCoderで高ランクを獲得することは、プログラム構築力の証明になります。
志望する企業が求める人物像のスキルセットにマッチすれば、転職に有利になる可能性があります。
ただし、学歴や業務経験年数などの方が評価の優先度が高いため、AtCoderの成績が最優先されるわけではありません。
AtCoderで習得できるスキルとその価値
AtCoderの競技プログラミング問題を解いていくことで、C言語やC++、Java、Python、COBOLやJuliaなどに対する理解も深めることが可能です。
また、「AtCoder Career Design」というサービスもあり、競技プログラミングで接続した力を武器にした転職活動をすることができます。
AtCoderのスキルと相性のよい業界・職種
AtCoderは主にIT業界で活かされることが多く、プログラマーやエンジニアに関連するスキルを磨くことができます。
実際、AtCoderのスコアを使って求人に応募できるサービス「AtCoderJobs」で募集しているのは、金融機関や不動産業界などのIT分野における開発・運営です。
また、競技プログラミングの経験はAI技術者やデータサイエンティストなどの職種でも役立つ場合があります。
コンテストに参加したことのアピールポイント
AtCoderでは、アルゴリズム構築能力やコーディング能力などの実践的スキルを、レーティングシステムと検定制度で客観的に判断できるようになっています。
AtCoderで育成・測定しているアルゴリズムの構築能力は、近年多くの企業から注目されています。
なぜなら高難度の課題の解決に役立つポテンシャルを秘めているからです。
コンテストに参加することで、Web関連企業だけでなく、金融業界やITコンサルなどの幅広い企業群に対して、自分のアルゴリズム構築能力やコーディング能力をアピールすることができるのです。
転職で有利になるAtCoderの実績を作る方法
AtCoderでの実績を残す方法
AtCoderで実績を残すためには、AtCorderで出題された過去の問題を何度も解くことが大切です。
「AtCoder Problems」というサイトでは、過去のコンテスト問題を解き直すことができます。
初心者は、ABC(AtCoder Beginner Contest)など初心者向けのコンテストから始めて、徐々にレベルアップしていくようにしましょう。
さらに、コミュニティを活用して他の参加者の解法や提出したコードを見て学ぶこともできます。
コミュニティでの情報収集方法
AtCoderには、さまざまなコミュニティが存在します。
「AtCoder Clans」というサイトでは、入会や競技プログラミングに関する記事を読むことができます。
高ランク達成者の記事を読み、上達までの考え方や練習法を学びましょう。
また、AtCoderの利用者同士が交流するためのDiscordサーバーやSlackチャンネルもあります。
これらのコミュニティは、他の参加者からアドバイスを受けたり、問題解決に役立つ情報を得るツールとして活用できます。
コンテスト終了後は、Twitterでも出題された問題について議論が繰り広げられます。
他の参加者の回答を比較することで、より深い学びに繋げることができます。
AtCoderを通じたスキルアップの方法
AtCorderでスキルアップするには、まずはA〜Cの3問を確実に解けるように繰り返し過去問で練習します。
A〜Cまでの3問を30分程度で解けるようになれば、次にABC 131 C – Anti-Division のような数学的な問題を解けるように努力しましょう。
その後、DFSやBFSといった基本的なアルゴリズムの知識を利用して解ける問題数を増やしていきます。
さらに試験終了後に解説を見て復習することで、よりスキルアップに繋がります。
転職活動で有利になるランク
AtCoderのランクは、獲得したレートによってランクが分けられます。
- 1-399:灰
- 400-799:茶(上位35%)
- 800-1199:緑(上位20%)
- 1200-1599:水(上位10%)
- 1600-1999:青(上位5%)
- 2000-2399:黄(上位2%)
- 2400-2799:橙(上位0.6%)
- 2800+:赤(上位 0.2%)
緑ランク以上であれば、企業から高く評価される可能性が高いです。
なぜなら、緑ランクの時点ですでに上位20%の実力を保有していることになるからです。
ただ、緑ランクに到達するには過去問を解いたり問題の対策を行ったりなどの努力が必要で、多くの方が挫折してしまいます。
転職活動でAtCoderを武器にしたいと考えている方は、まずは緑ランクを目指して勉強するようにしましょう。
AtCoderは転職活動でどう活かす?
履歴書・職務経歴書でのアピール方法
AtCoderの実績やスキルを履歴書や職務履歴書でアピールする際は、自己PR欄に記載しましょう。
システム構築力やプログラミングなどスキルを証明できます。
この際、AtCoderへの参加が自分のスキルと知識の獲得にどのように役立ったか、またそれらのスキルを希望する業種や職種にどのように適用できるかについての説明も添えましょう。
さらに、会社の目標とどのように一致しているかを示しながら、自分の強みと成果を強調することが重要です。
面接でのアピール方法
面接では、AtCorderで獲得したランクを説明してアピールしましょう。
また、自分が正解した問題の種類と、それがプログラミングスキルの向上にどのように役立ったかについても話すようにします。
最後に、AtCoder で他の人のソリューションからどのように学んだかについて触れることで、他者から学ぶ能力も示すことができるでしょう。
自己分析からキャリアプラン作成まで
役立つワークシート
こんな方におすすめ
- キャリアプランを見つけたい
- キャリアの方向性を再確認して仕事のモチベーションを上げたい
- 能力や興味に合った新しいキャリアの方向性を見つけたい
AtCoderの実績を転職活動でどうアピールするか
AtCoderの実績を転職活動でアピールする際は、問題をどのように解いたのかということだけでなく、他の人の答案から学ぶことも重要であることに注意してください。
他の参加者からどのように学んだかを説明することで、他の人から学ぶ能力を示すことができるからです。
獲得したランクや色についてだけでなく、勉強意欲があることを証明できれば、より転職活動で有効なアピールになるでしょう。
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AtCoderの色と年収の関連性
先ほど、転職でAtCoderを武器にするのであれば緑ランク以上からと説明しました。
実際にランクと年収の関連については、AtCoder株式会社代表取締役社長の高橋直大氏が「AtCoder青以上、ITエンジニア経験3年以上で600万円以上」というひとつの見解を示したことがあります。
青色ランクは「高度なアルゴリズムの知識があり、複雑な処理でも難なく高速に実装出来る人材」として評価されると言われるランクです。
AtCoderのランクが求人案件に記載されている場合もありますので、年収の参考にしてください。
AtCoderを転職活動に活かしていこう
今回は、AtCoderの特徴や、転職活動にどのように生かしていくべきなのかということについて解説しました。
AtCoderは、ランク制度や色分けされたレベル制度によって、自分のシステム構築力などのプログラミングスキルを証明できます。
そのため、転職活動において自分のプログラミングスキルはどれくらいのレベルなのか、またどのような思考回路で問題に取り組んでいるのかを示すことにつながります。IT業界の転職の際に強みになること間違いなしでしょう。
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