転職の自己PRで使える「プレゼンテーション力」とは?身に着ける方法やアピールするためのポイントを紹介!
プレゼンテーション力はどの業界や職種でも活かすことができるスキルです。転職活動でも十分アピール可能ですし、そもそも選考で話すうえでも役に立つスキルです。この記事では、プレゼンテーション力とは何か、自己PRでアピールする方法についてご紹介していきます。また、プレゼンテーション力を高める方法についても触れていきます。是非ご覧ください。
目次
プレゼンテーション力とは?
プレゼンテーション力と聞くと、PowerPointのプレゼンテーションの資料作成技術、見せ方や発表の仕方のテクニックのことを指していると思っている人が少なくありません。
もちろん、それらもプレゼンテーション力に当てはまります。
しかし、プレゼンテーション力とはそれらだけを指すものではありません。
簡単にいうと、プレゼンテーション力とは「物事を論理的に伝え、行動してもらう」ためのテクニックや技術のことを指します。
プレゼンテーション力は、ビジネスパーソンであれば、全ての人に必要とされる極めて重要な力です。
プレゼンテーション力が高い人は、相手のことを納得させる力がありますので、どの会社からも重宝される存在になります。
プレゼンテーション力を構成する能力
プレゼンテーション力を構成している能力についてご紹介していきます。
相手にイメージさせる能力
プレゼンテーションの目的は、相手に納得してもらい、行動をおこしてもらうことです。
プレゼンテーションを行う相手に行動してもらうためには、しっかりと脳内でイメージしてもらうことが大事です。
脳内でイメージができれば、自分ごととして捉えることができ、行動へと繋がります。
そのため、プレゼンテーションを行う際には、相手がイメージしやすい内容、言葉のチョイスにする。また例を出すときは、相手が想像しやすいものにする。などが重要になります。
相手にイメージさせる能力は、プレゼンテーションを行う上で欠かせないものです。
数字などを用いて、相手を納得させる能力
相手を納得させるためには、数字などを用いて、論理的に説明する必要があります。
感情ベースのみで話してしまうと、相手に納得感を与えることはできません。そのためプレゼンテーションを行う際には、数字などを用いて、相手に納得感を与えるようにしましょう。
数字を用いる際には、細かい数字ではなく「10倍」「70%」などといったわかりやすい数字を用いることで、より効果的に相手を納得させることができます。
チームの信頼性を上げる能力
プレゼンテーションをチームで行う場合は、チームの信頼性を上げることが何よりも大事になってきます。
その理由としては、プレゼンテーションを行う相手に自分だけ信頼されても意味がないからです。
自分以外の誰かが信頼されていない場合、それはチーム全体が信頼されないことに繋がります。
そのため、まずはプレゼンテーションの相手に「このチームなら信頼できる」「このチームは本気だ!」と思ってもらう必要性があります。
プレゼンテーション力とは、自分だけではなくチームの信頼をあげる能力も必要になることを覚えておきましょう。
企画について
相手に何かを提案すると「この企画は面白いのか」「斬新性はあるのか」「他とは違うのか」ということを分析されます。
企画内容自体が面白くなければ、いくら上手に提案をしても、相手が納得して行動してくれることはありません。
そのため、まずはいい企画を作り出せる能力が必要になります。いい企画とは、クライアント側にとって「ネガティブな要素」がないことが最低条件となります。
プレゼンテーション力を高める方法
プレゼンテーション力を高めて、転職を成功させたい!キャリアアップしたい!と思っている人は、下記でご紹介する方法を参考にしてください。
複数人の前で話す練習をする
複数人の前で、話したりすると緊張してしまうという人は多いと思います。
緊張してプレゼンテーションしてしまった場合、相手に自信のない印象を与えてしまう可能性があります。
それを避けるために、日頃から複数人の前で話す練習をしましょう。
もしも、複数人の前で話す機会をなかなか作れないという場合は、イメージトレーニングを繰り返し行うのも1つの手です。自信を持ってプレゼンテーションができるようになるでしょう。
論理的思考力を身につける
論理的思考力は、相手を納得させるプレゼンテーションをするために必要な力です。
そのため、プレゼンテーション力を身につけたいと思っている人は、論理的思考力を身につけましょう。
トレーニング方法としては、話をする時「結論から話す」癖をつけることです。結論から話すことで、順序立てて話を展開することができます。
またそれだけではなく話している最中に、自分が何について話したかったのか、ゴールはどこなのかを見失うことがなくなります。
その他のトレーニング方法としては、日頃から多くの物事に疑問を持つように意識して、「なぜ」そうなるのかを考えるようにしましょう。
常に理由を考える癖ができれば、物事の本質を捉えることができるようになります。
何を欲しているのか察する力をつける
誰かと話している時に、この人は何を欲していのか察する力をつけることができればプレゼンテーション力は向上します。
プレゼンテーションは、相手に自分ごとのように感じてもらう必要性がありますので、何を欲しているのか察する力は必須の力といえます。
何を欲しているのかを察する力を身につける方法ためには、知人や友人と話をしている時に、何をその人は欲しているのかを考えながら会話するようにしましょう。
そうすることで、自然と力が身につきます。
プレゼンテーション力を活かした転職の自己PR方法
ここまでご紹介してきたプレゼンテーション力は、転職の自己PRで活かすことができます。
プレゼンテーション力を活かす方法としては、面接の際に相手求めているもの(会社が求めている人材像)を察して、それに適している自己PRをすることです。
そうすることで、相手から「この人は会社にぴったりだな」と思ってもらうことができます。
また、面接の最後に自己PRタイムがある場合などは、自分と会社がいかにマッチしているのかを具体的な数字や経験を踏まえてアピールしましょう。
アピールするときは、相手に緊張していたとしても、落ち着いて堂々と話すようにしましょう。
また、転職活動時に自己PRを記載する際も、その文章からプレゼンテーション力が判断されます。
相手に伝わりやすい文章を意識して作成するようにしましょう。
プレゼンテーション力はどんな業種・職種でも活かすことができる
ビジネスパーソンにとって、非常に重要ともいえるスキル「プレゼンテーション力」。プレゼンテーション力は、業種や職種に関わらず、どの会社でも活かすことのできるスキルです。
特にIT業界など、目に見えにくいサービスを扱っている業界では、プレゼンテーション力がある人は重宝されます。
そのため、これから転職活動をしようと思っている人は、プレゼンテーション力を磨いて、しっかりと自分の良さをアピールできるようになりましょう。
また、単純に話し方がうまいだけでなく、論理的な部分もしっかりして納得感を与えられるプレゼンテーション力を身につけましょう。
転職活動では、プレゼンテーション力を活かして自己PRができれば、より先行に通過しやすくなるでしょう。
努力さえすれば、誰でも身につけることができるスキルですので、自分の武器の1つとして学ぶのも一つの手です。
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