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面接時の言葉遣いって重要?言葉遣いで注意すべきポイントを転職エージェントが解説します

面接の際に多くの人が気になる言葉遣い。どれだけ良い回答を用意したとしても、言葉遣いがきっかけで不採用となってしまうことは良くあります。しかし、注意すべきポイントを押さえておけば、言葉遣いで失敗することは少なくなります。今回は面接において言葉遣いがどれだけ大事か、そして注意すべきポイントをまとめていきます。

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面接の時は言葉遣いの重要さ

 

中小企業_イメージ1

 

社会人としては必須のマナー

 

転職に限らず就職やアルバイトなど、何かの職に就く前に必ず行う面接。

面接において多くの人が気にすることは、どのような質問が来るかということです。

 

しかし、実際に大切なのは言葉遣い。例え、どれだけ適正な回答を用意しても言葉遣いができていなければ意味がありません。

 

面接において言葉遣いは質問の回答よりも重要なのです。

その理由としては、言葉遣いは社会人として必須マナーだからです。

素晴らしいアイデアなどがあっても、言葉遣いによってすべて台無しになることはよくあります。

そのくらい社会人において、言葉遣いは非常に重要なものなのです。

 

多くの人が間違えている言葉遣いの常識

 

突然ですが、皆さんは言葉遣いがきちんとできていますか。おそらくほとんどの人はできていると答えるでしょう。

しかし、自分はできていると信じている人ほど、実は間違っていることが多いのです。

一見正しい言葉のように感じるものでも、ビジネスマナー上では不適切な言葉が多くあるのです。

当然そのような言葉を面接で使ってしまうと、それだけ不採用となる可能性が高くなります。

 

では面接においてどのような言葉遣いを意識すればよいのか、実際に抑えておくべき4つのポイントをこれから解説していきます。

 

今すぐ使える!面接向けの言葉遣い 文末編

 

勉強

 

基本はですます調

 

言葉遣いと聞くとかなり堅苦しいイメージがあり、できるようになるか不安になる人も多いでしょう。

しかし、文末を改善するだけでも言葉遣いは大きく変わります。

特に、最後を「です」「ます」で終わらせるですます調を意識するだけで、いかにも正しい言葉遣いをしている、という印象にすることが可能です。

 

正しい敬語を使うことももちろん重要ですが、いきなり実践することは難しいものです。しかし文末をですます調にすることは今すぐできます。

まずはこの部分を無意識にできるようにするところから始めましょう。

 

無声音を使いこなす

 

話し方の癖の一つに語尾を伸ばしてしまう、という癖がある人はかなり多いです。

先ほどのですます調は正しい話し方としてはおすすめである一方、語尾が伸びてしまいやすいという一面もあります。

この語尾が伸びることを抑える小技が無声音というものです。

 

無声音なんてどうやって出すのだ、と疑問を持つ人もいるはずです。

そんな人は、ガス漏れの音をできるだけリアルに真似してみましょう。それをマスターしたら、文末のす、というときにそのガス漏れの音を意識するようにしましょう。

そうすることで、ですます調でも語尾が伸びることがなくなります。

 

面接での言葉遣いを聞いてみる

 

今すぐ使える!面接向けの言葉遣い 自分と企業の言い方編

 

退職届・退職願の例文

 

自分はわたくしに置き換える

 

皆さんは普段自分のことをなんと言いますか。多くの人はなどを使うはずです。中には自分の名前を使ったりする人もいるでしょう。

では面接のときは自分のことを何と言えばよいのでしょうか。

基本的には性別に関係なく私といったほうが無難ですが、完璧を求めるのであれば、わたくしと言いましょう。

 

これは面接のときはもちろん、仕事などのビジネスシーンでは当たり前とされています。

電話の応対や、別の企業の担当者や同じ会社の上司と話すときも、わたくしという言葉を使ったほうが基本的には良いとされています。

 

貴と御の使い分け

 

多くの人が言葉遣いにおいて間違えやすいポイントの一つに「貴」と「御」の使い分けがあります。この部分になると、使い分け方がわからなくて悩む人も出てくるはずです。

ではこの貴と御はどのように使い分ければよいのでしょうか。

基本的に口頭で相手の企業を指すときは、文面で表すときはという言葉を使います。

なので面接では御社、メールや書類では貴社、というように使うのが正しいです。

この使い分けも覚えておくことで、言葉遣いのレベルがより一層上がります。

 

今すぐ使える!面接向けの言葉遣い 敬語あるある編

 

 

「了解しました」と「なるほどはNG」

 

言葉遣いを改善するポイントは、正しい言葉を覚えるだけではなく間違いを知ることです。

普段上司や先輩など目上の人に対して使う言葉でも、正しい言葉遣いとしては不適切なものは意外にも多くあるのです。

特に、「了解しました」と「なるほど」という言葉は、ビジネスマナーとしては不適切と言われています。

話し言葉として用いる人がほとんどですが、敬語としてはふさわしくありません。

もしこのような言葉を使いたいときは、「かしこまりました」や「さようでございますか」などの言葉にするのが適切です。

 

敬語のコンボもNG

 

とにかく敬語を使えば言葉遣いができているのではないか、そう考えている人も中にはいるはずです。

ビジネス上で敬語を使うのは当たり前ですが、実は使いすぎるのもよくありません。二重敬語という敬語のコンボは、マナー上よくないとされています。

敬語というのは確かに上品ですが、多用しすぎるとかえって不快に感じてしまうものです。

敬語に限らず、何事も程々に抑えるのが大事なのです。

 

面接でNGなワードと適切なワードの例

 

面接で使用するとあまり良くない印象を与えてしまう言葉遣いのNGワードを、以下にいくつか紹介します。

 

「大丈夫です」

面接の場では、面接担当者の問いかけに対してはっきりとした意思表示が必要です。

「大丈夫です」は日常でよく用いられる言葉ですが、この言葉はYES・NOと両方の意味があり曖昧といえます。

次回選考の日時など確認事項を聞かれた際に「大丈夫です」と答えてしまうと、面接担当者はYESなのかNOなのかと困ってしまいます。

 

面接担当者が伝えた意向に対して承諾するのなら、「問題ありません」と返答しましょう。

企業側の好意でちょっとしたお菓子やお茶を勧められても断るときは、「いいえ、けっこうです。ありがとうございます」という言葉で良いです。

 

「参考になりました」

面接担当者の方にせっかくお話いただいて、「参考になりました」と返すのは失礼にあたります。

人によっては「偉そうだな」「上からものを言ってくる人物だ」と求職者に対して悪いイメージを抱く面接官もいるでしょう。

なるべくなら避けたい表現です。

 

面接の場を設けてくれた企業の人に対しては、目上の方へ用いる言葉として「勉強になります」「役に立ちます」などを使いましょう。

 

「ごめんなさい・すみません」

面接でなんらかのミスをしてしまったら謝罪の言葉が必要ですが、「ごめんなさい・すみません」といったワードを用いるのは避けて下さい。

なぜならこういった謝罪の言葉は、相手が同等の立場の方に対して使うものだからです。

このようなケースでは、目上の方へ使う「申し訳ありません」というワードが適切でしょう。

 

今すぐ使える!面接向けの言葉遣い よくある癖編

 

 

若者言葉はご法度

 

人それぞれ話し方に癖があるものです。

若い人ほど、若者言葉といわれるものを用いる人が多いです。

特にめっちゃという言葉は、ほとんどの若者が使います。

もちろん、このような言葉を面接で使うのはご法度です。

 

若い人が転職や就職試験の面接において、元気な姿勢を見せるのは良いことです。しかし、その姿勢を示すために若者言葉を用いることは禁止です。その代わりに、明るい声で笑顔ではっきり質問に答えることが重要なのです。

誠意でなんでも頑張るという姿勢は、決して言葉だけで伝えなければいけないことはありません

 

語尾伸ばしにも気をつけろ

 

先ほどの無声音の時に出てきた語尾伸ばし。文末で発生しがちである一方、途中で文を区切るときに発生することもあります。

文末の場合は無声音で対処することができますが、それ以外の場合はとにかく伸ばさないように意識することです。

では具体的にどう対処すべきなのかと言いますと、迷いを消し去りはっきり伝えることを意識するようにしましょう。

語尾伸ばしは、自分の中に迷いがあればあるほど出やすくなります。緊張のあまり出てしまうこともありますが、面接の際はなるべく伸ばさずに、自分を信じてはっきり答えるようにしましょう。そうすれば語尾伸ばしも抑えられるはずです。

 

フィラー語はなるべく使用しない

 

フィラー語とは「え~」や「あの、その~」「まぁ…」といった会話と会話の間に挟むつなぎ言葉です。

こういった言葉は会話の中でつい使ってしまいがちですが、使用すると相手に自信のない弱々しい印象を与えてしまうので注意しましょう。

 

言葉遣いほど普段から気を付けよう

 

 

今回は面接において言葉遣いがどれほど大切なのか、そして気を付けるべきポイントをいくつか紹介しました。

 

多少のミスは気にしない

 

ここまで注意すべきポイントをいくつか紹介しましたが、面接において最も大事なことは、多少のミスは気にしないことです。

人間どうしてもミスはしてしまうものです。もちろん面接でミスをすることあります。しかし、だからといって気にしてもしょうがないものです。

言葉遣いなどの部分で少しミスをしたからといって、必ず不採用になるとは限りません。むしろ、面接のときにそこそこのミスをしたにもかかわらず、無事に内定がもらえた、ということも実際にあるのです。もちろん今回紹介したポイントを守ることがおすすめですが、面接のときはあまり気負いせずに、多少のミスは容認するようにしましょう。

 

転職エージェントのアドバイスで言葉遣いを改善しよう!

 

転職エージェントのキャリアアドバイザーやキャリアコンサルタントは、無料で面接対策を行ってくれます。

面接シミュレーション面接における言葉遣いのアドバイスといった対策も的確に行ってくれるでしょう。

少しでも面接に対して言葉遣いに不安がある方は、ぜひ転職エージェントへ登録してみてくださいね。

またIT・Web系やゲーム業界の企業に関心がある方は、転職エージェントのGeekly(ギークリー)をおすすめします。

 

最後に

 

ほとんどの人は面接という言葉を聞いただけで、緊張するものです。

しかしとらえ方を変えれば、ただ人と話すだけなのです。そのような考えができれば、面接試験で無駄に緊張することも無くなるはずです。

言葉が通じない人といきなり会話するわけではありません。伝えたい思いが強ければ、上手く言葉にできなくても相手に伝わるものです。面接は会話と変わらない、そのことを意識できるようになると、面接も上手くいくはずです。

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この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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