話し上手な人の特徴とは?面接官にうまく伝える話し方のコツ
「人とうまく話せるようになりたい」と思う時はありませんか?会話をしていてもうまく話が弾まない、自分の話に相手が嫌な気分になっていたらどうしよう…といったコミュニケーションに関する悩みを抱えている方はとても多くいます。では話をうまく盛り上げ、相手に好感を抱かれるような「話し上手な人」はどんな特徴があるのでしょうか?面接でも圧倒的に有利になる、話し上手な人の話術を学んでいきましょう。
目次
初対面の人と話すのが苦手な人は多い
あなたは話し上手?それとも話し下手?
SNSが発達した現代、世界中の人とリアルタイムでコミュニケーションが取りやすくなりました。一方で、実際に人と会って話す、電話で人と会話をする、といったことに苦手意識を持たれている方が増えています。また気心知れた友人との会話は弾むけど、初対面だったり、あまり親しくない知り合いとは何を話せばいいのかわからなくなるという人も多いですよね。
初対面の人とうまく会話ができないのは、やはり「話し下手」に分類されるでしょう。でもいくら自分が話し下手だったとしても、初対面なのに相手に乗せられて会話が弾んだ経験はありませんか?そういう会話ができている時、一体何が起きているのでしょうか。
話し下手なのに会話が弾むのは、相手が話し上手だから
自分は話し下手のはずなのに、気がつけば会話が続いていて弾んでいるのは、相手がとても話し上手なのでしょう。話し上手な人はどんな相手でも、うまく会話のきっかけを掴み話を広げることができるのです。この話術さえあれば、相手が初対面でも苦手意識を払拭して会話ができるようになると思いませんか?話し上手な人がどうやって会話の中から「きっかけ」を掴んでいくのか、詳しく解説していきます。
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話し上手が自然と行なっている4つの特徴
初対面の人でも会話を弾ませられている話し上手な人が、会話をする中で自然に行なっている4つの特徴をご紹介しましょう。
1. 話し相手に興味を持つ
2. 適度に話し相手の目を見て話す
3. 聞き取りやすい速度ではっきり話す
4. マイナスになる言葉を使わないように心がける
どれも当たり前の話なのでは?と思われた方もいるかもしれません。しかし、この当たり前のことが意識できていないことで「何を話せばいいのか分からない」と感じ、知らない人とのコミュニケーションを苦手にしてしまっている人も多いのです。一方で話し上手な人は相手と気持ちよく会話を弾ませるために、自然とこの4つの特徴を身につけ話をしています。
どれもそんなに難しいことではありません。話し上手な人が行なっている4つの特徴を、一つずつ詳しく解説しましょう。
1.話し相手に興味を持つ
あなたは会話をしている時に、相手に興味を持てていますか?話し上手な人は相手に対して貪欲に興味を持ちます。そして「この人はなぜ自分にこの話をするのだろう?」「この人は今、何を感じているだろう?」「私と会話するまでに、この人には何があっただろう?」と言った具合に、自然と相手に対して知りたいこと、質問したいことを湧き上がらせているのです。
2.適度に話し相手の目を見て話す
コミュニケーションを苦手とする人ほど、会話していてもなかなか目が合わない印象があります。目が合わないと会話は一方通行のようになり、どんな楽しい内容でも絶対に話は弾みません。話し上手な人は適度に相手と目を合わせて会話をし、そして適度に視線を外すことができます。この絶妙なタイミングが相手を会話の中で心地よくさせています。
3.聞き取りやすい速度ではっきり話す
話し上手の人の言葉は自然に耳に入ってきませんか?それは一字一句が正しく相手の耳へ伝わるように、聞き取りやすい速度ではっきり話しているからです。自身の発している言葉がしっかり相手の耳に届くように、友人と話す時よりややゆっくり目に、少し大きく口を動かして話すことを意識しています。
4.ネガティブな言葉を使わないように心がける
ネガティブな言葉は、楽しい会話を一気に沈める威力があります。そのため、話し上手な人はネガティブな言葉を会話の中で使わないように努めています。会話をしているとネガティブな言葉を発してしまう場面はいくつもありますが、言葉にする前に一度飲み込み、本当に必要な言葉なのか、別の表現で伝えられないか、一呼吸置いて考えているのです。
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あなたも話し上手に!プラスで心がけたい3つの特徴
話し上手な人が自然と行なっている4つの特徴は、どれも会話の基本です。この4つの特徴を意識して真似てみるだけでも、コミュニケーションへの苦手意識が和らぐかもしれません。しかし話し上手な人が会話の中で行なっていることは、これだけではありません。本当に話が上手くできる人には4つの特徴にプラスして、あと3つの特徴があります。
5.笑顔で、表情豊かに話す
話し上手な人は基本的に口角が上がり、笑顔で話しをします。そして話の内容に合わせて驚いた顔をしたり、悲しい顔をしたり、大事な場面では真剣な顔をしたり、表情を豊かにしながら話すことができます。話し相手の表情が豊かだと、自然に話が弾みますよね。
6.相手と自分との共通点を見つける
どんな些細なことでも「共通点」が生まれると人は一気に親近感でつながります。話し上手な人は会話の中で、相手と自分がつながることができる共通点を常に探しています。見つかった共通点はまた一つ話のネタにもなります。
7.話し上手であるとともに聞き上手
話し上手な人は相手の思いを上手く引き出し、気持ちよく話してもらうために同時に聞き上手にもなります。5の表情豊かにすることに、共通している部分でもあります。
当たり前のようで当たり前じゃない話し上手な人の特徴
これまたどれも当たり前のことに感じるかもしれませんが、実は当たり前ではありません。話し上手な人はこの7つの特徴を上手く使いこなすことで、どんな相手とでも会話を自然に弾ませることができるのです。先の4つの特徴にプラスして、この3つの特徴も自分の中に取り込むことができれば、あなたも話し上手になれると断言します。
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「話し上手」と「話し下手」を分けるのは相手本位か自分本位か
話し下手の人は、会話が自分本位になっていることはありませんか?例えば自分のことばかり話していたり、相手の話に興味を示していなかったりすると、会話は弾みませんよね。
会話をするということは相手がいて成り立つものです。相手から話を聞き出し、相手の話を軸に会話を進めることができる人こそ、話し上手と呼ばれる人です。話し上手な人は自分本位ではなく、相手本位に会話をしているのです。相手本位に話しているか、自分本位に話しているか、話し上手・下手を分けるものは、この部分が大きいでしょう。
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面接に活かすこともできる!
ここまで述べてきた話し上手な人の特徴は、日常のシーンだけではなく、面接でも大いに活かされます。面接の場面を思い浮かべて、もう一度基本的な4つの特徴と、プラスで心がけたい3つの特徴を復習しましょう。
まずは面接官に興味を持ちます。面接官自身、あなたが入社したいと思っている会社の一部なのです。「この人はどんな人だろう?この会社では普段どんな感じで働いているのだろう?」こんなことを考えながら面接官と会話を始めると、面接官の言葉により意識ができます。
面接官との会話で適度に目を合わせることを忘れないでください。そして聞き取りやすい速度ではっきり話すことを心がけましょう。いつもより少しゆっくり話し、自分の言葉ひとつひとつにネガティブな言葉がないか確認してください。
面接では終始笑顔で表情が豊かだと、面接官に好印象を与えること間違えありません。面接官との会話の中に些細な共通点が見つかれば、雰囲気によっては話してみることも面接の評価になりうることも。面接の最後に面接官の働いている様子など教えてもらうと、志望する会社への理解が深まると同時に、聞き上手な面もアピールできるのではないでしょうか。
いかがでしょうか?話し上手な人の特徴で面接に臨めば、面接官とスムーズに会話ができそうではありませんか?転職活動で面接に苦手意識がある方は、ぜひ話し上手な人の特徴を自分の中に取り入れてみてください。
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話し上手な人の特徴をいろいろ述べましたが、つまるところは相手に対する思いやりを会話の中で意識することが全ての根底につながるのではないでしょうか。
初対面であろうと、気心知れた友人であろうと、家族であろうと、会話をする相手に対して思いやりの心を持つと、誰でも話し上手になれるのです。相手が不快にならず、気持ちよく会話できるようにする方法を考えた時、話し上手な人の特徴がまさに当てはまります。
会話の相手が聞き取れるように大きな声で話そう、相手を傷つけない言い方をしないようにしよう、という優しい思いやりで誰しもが話し上手になれるといいですね。
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