転職の一次面接での合格のサインを解説!合格フラグやお祈りフラグはどこに出てくる?事例を踏まえてご紹介
面接中は面接官の態度や視線、ちょっとした動作が気になります。なぜなら、そこに合格フラグやお祈りフラグが表れている可能性があるからです。あくまでフラグであり、強風により倒れてしまう可能性はありますが、傾きかけていたフラグが風に煽られてしっかりはためくかもしれません。転職一次面接ではどのようなものが合格フラグといえるのでしょうか。お祈りフラグも併せて幅広くご紹介します。
目次
一次面接での合格フラグ(サイン)を見逃さないようにしよう
面接というものは、何度受けても緊張してしまうものです。
そんな中で、面接中に「これは良い手応えかもしれない」「もしかしたら合格?」と感じる合格フラグ(サイン)が見える瞬間もあるのではないでしょうか。
人生の中で重要な転職。この記事ではその瞬間をしっかりと把握できるように合格フラグの事例を踏まえてご紹介します。
合格サイン・実際にあった事例①
- 面接の時間が長い
- 二次選考や採用後の話題が出てくる
- 我が社の社風に合うと言われる
面接の時間が長い
面接の時間が長いということは、それほど応募者に対して関心を持っているということです。
面接官は基本的に仕事の途中で面接をしています。面接終了後は自分の仕事に戻らなくてはいけません。
しかし「自分の仕事に戻るよりも、この応募者の人のことをもっと知りたい」と思っているから、必然と面接の時間が長くなるのです。
「この人はちょっと」と思った人の時間は長くはなりません。
従って、面接の時間が長いというのは合格フラグといえるでしょう。
二次選考や採用後の話題が出てくる
一次面接で面接官が今後の選考の詳細などの話をしてくることがあります。
また希望する部署など仕事の詳細に関する質疑応答が始まった場合にはかなり期待して良い合格フラグといえるでしょう。
通常一次面接というのは、その人がどういう人かなどを知るための面接です。
その面接の中で、その後の選考や入社後の話が出てきたら面接官が「一次面接は通過」といっているのと同じだと考えて良いです。
我が社の社風に合うと言われる
「我が社の社風に合う」と言われたら合格フラグの可能性が高いです。
会社側が採用面接で重視することの1つに会社に合うかどうかという点があります。
お世辞ではなく実際に言われて内定したという人もいるほどです。
逆にこの言葉を言われて不採用だったら、何のためにそう言ってくれたのか疑問ばかりです。
この言葉を言われたら、かなり高い合格フラグだと思ってください。
合格サイン・実際にあった事例②
- 応募者が複数人居る中で、自分に質問が集中している
- 他者の応募の状況を詳しく聞かれる
- 居住場所・居所予定の場所を聞かれる
応募者が複数人居る中で、自分に質問が集中
応募者が複数人いるグループ面接で、自分に対しての質問が多かった場合は合格サインの可能性が高いと考えられます。
面接官が求める人材や気になる人がいた場合には、その人の事をもっと知りたいと思い質問が集中するはずです。
それがもし自分だった場合には面接官から来る質問に対してしっかりと返答できるようにしましょう。
他社の応募の状況を詳しく聞かれる
他社の応募状況を確認された場合も合格サインと考えられます。
優秀な人材だと感じたら、面接官は他社に取られまいと内定を早く出すために色々と動かなければなりません。
またその会社への入社に対する意気込みを問われたときも、合格サインである可能性が非常に高いといえるでしょう。
居住場所・居住予定の場所を聞かれる
現在の住まいや、採用された場合に住む予定のエリアを聞かれた場合、面接官が入社後の居住・通勤を気に掛けてくれているということです。
また居住地と勤務地が遠かった場合には、より近いところに営業所があるか、転職に必要な引っ越しを出来る覚悟があるのか確認したいケースもあります。
このような事を言われた場合、合格サインの可能性があるのでしっかりと返答出来るようにしましょう。
合格サイン・実際にあった事例③
- 面接官がメモをとりながら自分の話を聞いてくれている
- 希望している部署の先輩が途中で面接に参加する
- 面接官が会社の良い点を話し始める
面接官がメモをとりながら自分の話を聞いてくれている
面接官がメモを取る理由は、大きく分けて2つあるといわれています。
まず1つは応募者が回答した言葉をメモして次の面接(二次面接)や、その後の質問に役立てるためにメモをとります。
もう1つの理由は、応募者の特徴や応募の理由などを忘れないためです。
あらかじめメモをしておくことで、面接後にその人の希望する部署や人事部に正確に伝えることができます。
面接官が独断で内定かどうかを決めるわけではないので、メモをとっているから必ずしも合格だとは限りません。
しかし面接中に頻繁にメモをしていた場合は合格のサインだと思っても良いでしょう。
希望している部署の先輩が途中で面接に参加
面接は、担当の面接官が行うことが多いです。
しかし、面接官が「良い人材だ」「優秀だ」と思った場合には途中で先輩を呼び出し、面接を行う場合があります。
先輩を入れて面接を行うことで後日、面接官と部署が改めて二次面接など日程の調整を行わなくて済むので、会社側は効率的に進めることが出来ます。
面接官が会社の良い点を話し始める
面接官が入社後のメリットを話すようになった場合は、合格フラグの可能性が高いです。
例えばFA宣言をしたプロ野球選手に対して「うちの球団はこういった良いところがあるので是非うちに来てください」とメリットを伝えるでしょう。
それと同じように、なんとしてでも獲得したい人材だと思っているからこそ、入社後のメリットを並べるのです。
会社の良いところを面接官が話し始めた場合は合格フラグと思ってください。
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お祈りフラグ・実際にあった事例
- 面接時間が短い
- よくある質問しかされない
- 面接官に怒られる
面接時間が短い
面接の時間が予定の時間より短かった場合は、お祈りフラグの可能性があります。
質問が少なかったり、応募者の回答に対しての反応が薄かった時は面接の時間が短くなるかもしれないと頭の片隅に入れておきましょう。
しかし当日の面接する応募者の人数が多かったり質問に対する回答がスムーズなこともあります。
書類選考の時点で好印象だったからといった、合格フラグの可能性があり得るパターンも捨てきれません。
面接の時間が短くなりそうだからといって諦めずに、最後まで自分をアピールしましょう。
よくある質問しかされない
よくあるテンプレ的な質問しかされないということは面接官にあまり良い印象(興味)を持ってもらえていないということです。
頻出質問に対してうまく答えることができなければ、印象は更に低下してしまいます。
そのため前もってどのように回答するか考えておくことをおすすめします。
あらかじめ準備をしておくことで定番の質問には全てハキハキと答えることがでるはずです。
面接官に与える印象も良くなり合格フラグに変えることもできるかもしれません。
面接官に怒られる
当たり前のことかもしれませんが、これだけは絶対に避けなければいけません。
志望理由を問われた際に、履歴書に記載されている通りなのに、というのが表情に出てしまったケースがありました。
また趣味の話になったときに面接官に良い印象を与えたい一心で話を合わせていたところ、それが嘘だと気付かれてしまったケースもあります。
もし合格フラグが出ていた場合でも面接官を怒らせてしまったら台無しになってしまいます。
書類に記載されている内容であっても口頭で伝えることに意味があります。
もし趣味の話で同意を求められても、知らなければ「教えてください」という形に落とし込みましょう。
面接官に好印象を与えることができ、更なる合格フラグの可能性が出てきます。
お祈りフラグが出てしまったときこそチャンス
自分をアピールすることだけを心がけましょう。
面接というのは面接官のペースで進むのがほとんどです。応募者のペースで進めることはかなり困難だといえます。
ですからお祈りフラグが出てしまったときは面接官が面接終了を告げるまでの僅かな時間で、どれだけ自分をアピールできるかがカギとなります。
質問に対する回答を面接官が横入りして止めるということはほとんどありません。
会社に対する熱い想いをできるだけ伝えましょう。
面接官の特徴も頭に入れておこう
合格フラグをしっかり見逃さないためには、面接官の性格や特徴も頭に入れておく必要があります。
面接官のタイプは4つあるといわれています。
1つ目:社長(経営者)タイプ
このタイプの面接官は、テンポの良いコミュニケーションをとることを望んでいます。
面接開始から質疑応答のテンポが速かった場合は社長タイプである可能性が高いです。
また「この人なら会社を任せても大丈夫だろう」と思った人を採用する傾向にあります。
今後自分が会社でどういう人になりたいのか、過去にどういった実績があるのかをアピールすることを重視しましょう。
2つ目:人事部タイプ
社長タイプと同じようにテンポの良いコミュニケーションを望んでいます。
実績や今後の展望を重視する社長タイプとは違い人事部タイプの面接官はこれまでの経歴や応募した理由、過去に問題を起こしていないかを重視します。
この場合は自分が過去に経験をしてきた職歴やどうして転職を選んでこの会社に応募したかを重点的にアピールするようにしましょう。
3つ目:現場タイプ
このタイプの面接官は一緒に働いた場合の働きやすさを重点的に考えながら面接を行います。
現場タイプの面接官は質疑応答の内容よりも、コミュニケーション力や面接に対する姿勢などを見ています。
質疑応答よりも趣味の話を振ってきた場合は、現場タイプの面接官である可能性が高いです。
4つ目:管理職タイプ
現場タイプと同様にコミュニケーション力や面接に対する姿勢などを重視して応募者を見ています。
その中で人事タイプのように応募の理由や経歴などもしっかりと聞いてきます。管理職タイプの面接官が1番判断しにくいタイプです。
判断材料としては、面接官のオンオフがしっかりとしているということです。雑談のような会話もありながら、しっかりとした質疑応答もあります。
この2つが合わさった場合は管理職タイプの面接官だと判断して良いです。
合格フラグを見逃さないためには、面接官のタイプ(性格や特徴)を押さえましょう。
合格フラグ(サイン)は必ずものにしよう
- 面接中には合格フラグが見える瞬間がある。
- 主な合格フラグは、面接時間が長い、二次選考以降の話題がでる、自分に質問が集中するなど。
- 合格フラグを見逃さないためには、面接官の4つのタイプ(性格や特徴)を押さえる。
転職での第一関門である一次面接。書類選考が通ったのに、合格フラグに気付かずに不採用になってしまうのはもったいないです。
もちろん合格フラグがあったから必ず内定、及び二次面接などにいけるわけではありません。
しかしそれを見逃さずにものにするだけで内定への期待度は増します。
ご紹介した面接官のタイプもしっかりと頭に入れて体調も万全にし、準備万全の状態で一次面接に挑めるようにしましょう。
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