面接中トイレに行きたくなった時の対処法を解説!面接官の印象は?体調不良時は事前準備をして転職成功へ!
面接中にトイレに行きたくなった時はどうすればいいのでしょうか。ここは我慢する以外に方法がないのでしょうか。実は必ずしも我慢する必要はありません。また、対応次第では面接官に好印象を残すこともできます。今回は面接中にトイレに行きたくなった時にとるべき対処法について解説します。
目次
緊張から面接中にトイレに行きたくなることは珍しくない
面接を行っている最中にトイレに行きたくなるとは考えにくいと感じる人もいるのではないでしょうか。
確かに、面接の前にトイレに行けば済む話ですが、面接中にトイレに行きたくなることは決して珍しいことではありません。
極度に緊張しているとどうしても尿意が増すメカニズムがある以上、仕方がないともいえます。しかし、面接中にトイレに行きたくなると、集中力が散漫になってしまうこともあるでしょう。
これにどう対処すべきかは、次項から詳しく解説していきます。
面接中にトイレに行きたくなったときの対処法
万が一、面接の最中にトイレに行きたくなったと感じたらどのように対処すればいいのでしょうか。
面接は基本的には30分前後であることがほとんどですが、やはり我慢した方がいいのでしょうか。
面接の最中にトイレに行きたくなったときの対処法は2通りあり、必ずしも我慢する必要はありません。特に体調不良である場合は、トイレに行けるように事前に準備をすることになります。
我慢する
我慢するというのは無難な選択肢ではありますが、リスクも伴います。30分間の面接であれば、確かに我慢は不可能なことではありません。
しかし、面接中にトイレに行きたいという気持ちが残っていると、面接に集中するのが容易ではなくなります。我慢するのであれば自己暗示をかけて、トイレに行きたい気持ちそのものを忘れさせましょう。
ただし、体調不良であればこれはなるべく避けた方がいいです。
トイレに行かせてほしいと申し出る
恥ずかしく感じられてしまうかも知れませんが、正直に申し出るのも懸命な判断です。
我慢をした結果、その場で失禁してしまったり、体調不良になってしまっては本末転倒です。また、面接官に対しても迷惑をかけることになってしまいます。
幸いにもトイレに行きたいという状況は好印象を残すための材料として活用することができます。理由としては、そこで丁寧に申し出れば面接官は「素直で誠実な人」として認識できるからです。
実際にトイレに行きたい場合は以下の例文のように申し出るといいでしょう。
「せっかく設けていただいた面接の最中、大変失礼ながらトイレに行かせていただくことはできますでしょうか。」
体調不良で面接に参加する場合は、担当者にあらかじめ面接中にトイレに行く可能性がある旨を伝えましょう。また、面接官にも伝えるようお願いすると、面接官もその事情を考慮しながら進めてくれます。
面接が始まる際にも改めて一言添えるとなおいいでしょう。
面接中にトイレに行きたくならないためにできること
これまで、面接中にトイレに行きたくなった場合にとるべき対処法について紹介してきました。
しかし、やはり面接中にトイレに行きたくならずに済むことに越したことはありません。
そこで、この項では面接中にトイレに行きたくならずに済むようにできることを紹介します。体調不良になった場合ほど、以下の3点を強く意識しましょう。
面接前に必ずトイレに行く
面接会場に着いたらまずはトイレに行きましょう。
仮に到着当初はトイレに行きたいという気持ちが全くなかったとしても、面接が始まってからでは手遅れになってしまいます。
そのため、最初は尿意を明確に感じられるか否かに関係なくトイレに行くことを推奨します。
また、体調不良であればなおさらです。
前日の食事には気を付ける
前日の食事にも気をつけましょう。
前日に胃もたれしやすい食べ物を食べていると本番で体調を崩しやすくなり、トイレに行きたい状況が作られてしまいます。そのため、前日はなるべく胃もたれしにくい食事を心がけましょう。
また、当日は飲み物にも要注意です。特に避けるべき飲み物として、コーヒーやお茶などが挙げられます。
これらの飲み物は利尿作用が強く、飲んでしまうと面接中にも関わらずトイレに行きたくなる状況が生まれてしまいます。そのため、当日はミネラルウォーターで水分補給をすることが望ましいです。
とにかく緊張を和らげる
冒頭でも言及しましたが、過度な緊張もまた、トイレに行きたくなる原因です。
そのため、面接が始まるまでにはある程度落ち着いた状態にすることがポイントです。
つまり、緊張をほぐすのですが、その方法については後ほど別項で詳しく解説します。
緊張をほぐすためにできること
前項で言及したように、面接中にトイレに行かずに済むように緊張をほぐすことも大事です。
そこで、この項では緊張のほぐし方について、具体例を5点紹介していきます。
会場には早めに到着する
まずは面接会場に早めに到着できるように心がけましょう。
到着がギリギリになると、緊張をほぐすだけの余裕もありませんし、何よりトイレにも行くことができません。
そのため、まずは面接会場に早めに到着し、本番までの時間のゆとりを確保しましょう。
軽い体操
体を動かしてみることも緊張をほぐすためには有効な手段といえます。
具体的にはストレッチなど、軽い体操をするといいです。
腕を伸ばしたりする程度でも十分です。
ただし、周囲に迷惑がかからないように、待合室ではなく、目線をあまり気にしなくていい場所で行いましょう。
周りを過度に意識しない
誰しも、他にどのような人が面接を受けにきているのか気になるものです。しかし、気にしすぎてしまうとかえって緊張を増幅させてしまいます。
周囲に話し上手の人がいたり、あるいは自分より前の人が面接官と盛り上がっているのが聞こえれば自信を失いやすくなります。ですが、実際にそれだけで採用が決まるわけではありませんし、ましてや自分が不採用になるわけでもありません。
つまり、あくまで周囲を意識しすぎないことが重要なのです。他人は他人、自分は自分と割り切るように意識しましょう。
自己暗示をかける
周囲を意識しないようにしていても、必ずしも緊張が緩和されるとは限りません。
どうしても自信を持てないのであれば、「できる」「ありのままの自分を見せよう」と自己暗示をかけてみましょう。
自信を持てない状態で面接に臨むのと、ポジティブな状態で面接に臨むのとでは印象が大きく変わります。
無論、尊大な態度は言語道断ですが、ある程度自信をもっている方が印象はいいです。
期待をしない
期待をしないというのも、実は緊張を和らげるうえで有効な方法です。
期待をしすぎてしまうと、理想の自分とのギャップを感じて不安を感じやすくなります。
また、過度な期待は不採用になってしまったときのショックを大きくします。面接は、企業についてさらに知ることができる機会とポジティブに捉えるようにしましょう。
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緊張は必ずしも悪いことではない
前項では緊張を和らげるための方法について解説してきましたが、そもそも緊張は悪いことなのでしょうか。
無論、面接中にトイレに行きたくなるほどの緊張は回避すべきです。
しかし、実際には面接官は応募者が緊張しているという前提で行うため、考慮はされています。
そのため、緊張していてもアピールがしっかりできていれば高評価を得ることができます。
反対に、全く緊張していないようでは印象は決してよくはありません。
実はトイレから企業の雰囲気が分かる
前項まではトイレに行きたくなるほどの緊張を緩和する方法と、必ずしも緊張は悪くないことについて解説してきました。
その上で、実際にトイレに行く際に意識してもらいたい点があります。それは、トイレから実際の企業の雰囲気を見抜くことができるということです。トイレから社風を見抜く際には以下の2点の指標が最も分かりやすいです。
トイレの清潔度
1点目はトイレの清潔度です。
清潔なトイレからは社員のマナーの良さと、清掃メンテナンスにかける姿勢がうかがえます。
仮に玄関部だけは綺麗で、それ以外が汚れていたりすると、表面上以外で顧客や訪問客に対して配慮できているのか疑わしいです。また、全体的に汚れているようでは社員のマナーも疑わざるを得ません。
さらに、トイレが全体的に綺麗であっても、マナーに関する貼り紙がある場合は社員のマナーに懸念事項がある可能性があります。
社員とのコミュニケーション
面接などで企業を訪れる際にはトイレを含め、すれ違う社員には挨拶をするというマナーがあります。
トイレですれ違った社員さんに挨拶してみて、そのリアクション次第で企業の雰囲気が分かります。愛想がよく、シャキシャキとした返事があれば、社内教育が徹底されているとみていいでしょう。
しかし、反対に愛想がよくなかった場合は懸念事項があると捉えた方がいいです。また、そもそも返事がなく、無視されるようであれば社内教育がきちんとされていないと考えましょう。
返事がなかった場合は社内教育のみならず、顧客への対応などにおいても懸念事項があることを意味します。
さらに、リアクションに限らず会話にも耳を傾けてみましょう。社員同士の会話内容や、言葉遣いから面接を受けている企業の雰囲気をうかがうこともできます。
些細な不安も転職エージェントに聞けば解決
これまで面接中にトイレに行きたくなったときの対処法や、その予防策などについて解説してきました。
不安を払拭するためには、入念な事前準備は欠かせません。そんな事前準備で役に立てるのが転職エージェントです。
転職エージェントは、いわば転職のプロですので、転職活動に関わるありとあらゆる面でサポートしてくれます。事前の面接練習の相手になってもらうことや、不安があれば相談にのってもらうことも可能です。
当日の緊張が大きくなりすぎないようにするためにも、少しでも不安があれば、まずは相談してみましょう。
面接中にトイレに行きたくなっても丁寧な対応で好印象を残そう
今回は面接中にトイレに行きたくなったときの対処法とその予防策、トイレから企業の雰囲気を知る方法について解説してきました。
我慢しても問題ないと感じるのであればそのまま我慢してもいいでしょう。しかし、それが原因で体調を崩すくらいならば、むしろトイレに行った方が迷惑をかけません。その際に丁寧な対応ができれば、むしろプラスポイントにすらなります。
このような状況でも冷静に対応できるようにするためにも、転職エージェントにも相談してみてください。
そして、本番でトイレに行かざるを得ない状況になったときは、冷静に対処して面接官に好印象を与えましょう。
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