未経験からiOSエンジニアになるには?必要なスキル・求人情報も紹介
「iOSエンジニアへ転職したいけど、未経験から挑戦することに不安がある」そんな方に向けて、未経験でもどのような言語スキルや開発経験があると採用される可能性が高まるのか、転職するために押さえておきたい4つのポイントなどを解説します。求人例もあわせて紹介しますので、ぜひご参考ください。
目次
iOSエンジニアの仕事内容
日本国内におけるスマートフォン利用者はiPhoneとAndroidで二極化しています。
中でもApple社が提供するiPhoneの人気が高く、新機種発売の波に合わせてどんどん利用者が増えています。
そんなApple社の製品に搭載されているOSの開発などを手掛けるiOSエンジニアの具体的な仕事内容をみていきましょう。
市場調査
iOSアプリがリリースされるApp Storeでは日々新作アプリが登場しており、iOSアプリを開発する企業は非常に多いです。
アプリを開発するうえで市場調査は欠かせません。競合他社がどのようなアプリを開発しているか常にチェックする必要があります。
さらに、直近のアプリダウンロード数やツイッターを始めとしたSNS上での口コミを確認することも大切な仕事です。
アプリ開発
市場調査の結果を踏まえてiOSアプリの開発を行います。アプリは日常生活で使うものや、マンガやゲームを含むエンタメ系などさまざまです。
iOSエンジニアが使用するプログラミング言語はSwiftもしくはObjective-Cです。
アプリの設計やコーディング、仕様テストもiOSエンジニアの仕事内容です。
新規アプリ開発のほか、既存アプリのアップデートや機能改善を担うこともあります。
【あわせて読みたい】SwiftやObjective-Cについて詳しく知りたい方はこちら⇓
アプリ運用及び保守
開発したiOSアプリを作動させるサーバー構築やシステムの保守、アプリのバージョンアップもiOSエンジニアの仕事です。
アクセスエラーなどあらゆるアクシデントを想定し、ユーザーの利便性を高めます。
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iOSエンジニアに必要なスキル
iOSエンジニアになるため必要なスキルは大きく3つあります。
転職を成功させるためどれも外せませんから、しっかり確認しておきましょう。
プログラミングスキル
iOSアプリの開発に採用されるプログラミング言語はSwiftもしくはObjective-Cです。
現在のiOSアプリの開発はSwiftが主流です。したがって、最低でもSwiftは扱えるようになっておく必要があります。
転職を成功させるためにも、勉強を進めておきましょう。
iOS・Xcodeの利用スキル
iOSエンジニアになるためには、プログラミング言語の勉強だけでは不十分です。アプリが動作する環境や、iOSアプリの開発環境への理解も欠かせません。
iOSアプリはAndroidのそれとは動作環境も仕組みもまったく違います。また、開発環境も特有のIDE(統合開発環境)であるXcodeが用いられます。
iOSアプリエンジニアになるためにはこれらの環境も押さえておきましょう。
学習を進める場合にはApp Storeの仕様も理解しておくとベストです。
英語力
プログラミング言語の最新情報は英語で発信されることが多く、Swiftも同様です。
公式のドキュメントやブログも英語で発信されているため、英語力があるとスムーズに情報をキャッチし実務に活かすことができます。
情報の更新頻度が高い言語であることからも、英語が得意だと業務に役立つでしょう。
iOSエンジニアに向いている人
専門性を高めたい人
iOSエンジニアが扱うプログラミング言語はApple社のアプリ開発に特化しているため、汎用性が高いものではありません。
身に付けたプログラミング言語スキルが応用できない点は、iOSエンジニアが「きつい」と言われる大きな理由のひとつです。
Swiftは比較的新しい言語であることからアップデートも多く、頻繁な仕様変更への対応が求められますし、過去コードの改修なども必要です。
しかしApple製品が好きな人、強い関心を持っている人にとってはプロフェッショナルとして極めるチャンスだと考えることもできます。
Apple社の経営方針が強く反映される開発に携わることにやりがいを感じる人も向いているでしょう。
最新技術に関心が深い人
モバイルアプリ開発は変化がめまぐるしい業界です。
そのためiOSエンジニアは、常に最新情報を積極的に取り入れることが求められます。
情報をキャッチアップし習得するためには、最新技術への興味関心が欠かせません。
情報収集力はもちろん、アウトプットしている人もiOSエンジニアの適性があると言えるでしょう。
コミュニケーション能力が高い人
iOSアプリは1つのチームを組んで開発されることが多いです。
プロダクトマネージャーやデザイナー、品質担当など様々な人と関わる必要があるため、コミュニケーションスキルは必要不可欠といえます。
またユーザーの要望を理解する力やユーザー体験への意識も必要です。
開発のみに目を向けるのではなく、ユーザーはアプリで何を解決したいのか、どのような体験に価値を感じ、期待しているのかを先回りして考えることができる力がある人はiOSエンジニアとして活躍できるでしょう。
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iOSエンジニアの年収は?
iOSエンジニアの年収は550万円前後と、他のエンジニアと比較しても平均年収は高めです。
これは、スマホアプリの需要急増に対して、まだエンジニアが少ないことに起因しています。
未経験から挑戦する場合には、多くの場合は300~400万円ほどからのスタートとなるので、事前に認識しておきましょう。経験を積み実績を作れば500万円、600万円と年収がアップし、最終的には1,000万円に届くことも期待できます。
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iOSエンジニアの需要と将来性は?
iOSエンジニアは非常に将来性のある仕事と言えるでしょう。
まず、世界のトレンドとしてスマートフォン利用者は急増しています。日本国内でもスマホ利用者はiPhoneとAndroidに二極化しており、iPhoneは固い地位を築いています。
価格高騰によりスマートフォンの出荷台数自体は世界で低下していると考えられている現在ですが、日本におけるApple製品のシェアは2023年8月現在で69.27%と高く、横ばいながらも微増中です。(参考:statcounter)
今後もますますiPhoneやアップル社の製品は普及していくと考えられるため、iOSアプリを開発するiOSエンジニアの需要も高まっていきます。
全体的に人材不足と言われるIT業界のなかでも需要が高いのがiOSエンジニアなのです。
iOSエンジニアに未経験で転職する方法
人手不足が懸念されるiOSエンジニアに未経験から挑戦するために何が必要なのでしょうか。
転職を成功させるためにもしっかり確認しておきましょう。
プログラミングスキルを身につける
iOSアプリの開発に必要なプログラミング言語はSwiftもしくはObjective-Cです。開発初期はObjective-Cが使われていましたが、2014年からはSwiftが採用されるようになりました。
したがって、未経験からiOSエンジニアを目指すならSwiftの習得がおすすめです。
1人でプログラミングスキルを身に付けるのが困難であれば、プログラミングスクールに通うことも視野に入れましょう。スクールなら初学者にも丁寧に教えてくれますし、何より分からないことをすぐ質問できる環境が整います。
未経験者から挑戦する人の中には、転職が成功してからプログラミングを学ぼうとする人がいます。しかしそれでは、iOSエンジニアとしての成長スピードが遅くなりますし、なかなか実績を作ることができません。
未経験OKの求人があったとしても、最低限のプログラミングスキルは身に付けておきましょう。
自作のアプリを作ってみる
iOSエンジニアとして未経験でも採用されるには、実際にアプリ作成の経験が必要です。
MacにXcodeをインストールすればiOSアプリの開発環境が整います。サンプルコードが書かれた書籍などを参考に、簡単なものでいいのでアプリを作ってみましょう。
いくら書籍やスクールでプログラミングを学んだとしても、アプリの自作経験があるのとないのとでは大きな差が生まれます。
業界未経験でもアプリを作成した経験があるなら、企業側としてもエンジニアに対する熱意を読み取ってくれるでしょう。
さらに、作成したアプリをApp Storeで公開するのもおすすめです。
Xcodeをインストールしアプリの開発環境を整え、実際にアプリを作成しApp Storeで公開するという一連の流れを経験することは大きな武器になりますから、失敗を恐れずチャレンジしてください。
コミュニケーションスキルを磨く
iOSアプリは1つのチームを組んで開発することが多いです。iOSエンジニアのみで開発からリリースまで行うわけではありません。
転職先にはあらゆるタイプの人が存在します。円滑に業務を進めるためにもコミュニケーションは欠かせません。
難しく考える必要はなく、報告・連絡・相談をしっかり行い、相手の話をよく聞くだけことが重要です。
エンジニアである前に1人の社会人であることを意識し、ビジネスに必要なコミュニケーションスキルを養いましょう。
エージェントを活用する
転職エージェントを活用することで、未経験でもチャレンジしやすい環境が整います。エージェントはあなたに合った求人を見つけてくれるだけでなく、転職が成功するよう的確なアドバイスもしてくれるのです。
ただし、エージェントは誰でもいいわけではなくIT業界に強いエージェントを選びましょう。
IT業界のことがよく分からないエージェントの場合、「iOSエンジニア」を「ITエンジニア」と一括りにしてしまう可能性があります。
また、プログラミング言語を理解していないことも考えられ、希望に合わない求人を紹介されるかもしれません。
転職活動でミスマッチを起こさないためにも、IT業界に強いエージェントと連携して転職を成功させましょう。
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iOSエンジニアの求人例
未経験OKのiOSエンジニアの求人例として、以下のようなものがあります。
ポテンシャル枠の求人
職務概要:iOS自社サービスの開発
必須条件:iOSネイティブアプリの開発にチャレンジしたい若手
歓迎スキル:BtoC向けアプリ開発経験、位置情報連動アプリ開発経験
キャリアチェンジ歓迎/ポテンシャル枠の求人
職務概要:自社開発エンジニアとしてエンドユーザー向けiOSアプリの開発および保守
必須条件:何らかの言語を用いた開発の実務経験1年以上
歓迎スキル:PHP、Java、Python 、Ruby、C#での開発経験
キャリアチェンジ歓迎の求人
職務概要:iOSアプリケーション企画、開発
必須条件:開発実務経験(1年以上)
歓迎スキル:Java、PHP、Ruby、Pythonを使用した開発実務経験
未経験OKの求人とはいえ、アプリ開発経験やその他の開発経験がある人材が転職活動で有利になるのは間違いありません。
そのため完全に未経験の場合は、自作アプリなど独学を進めると同時に、開発環境を整えて積極的に開発にチャレンジしましょう。
転職エージェントに相談してiOSエンジニアに転職しよう
iOSエンジニアは、市場調査やiOSアプリの開発・保守・運用を手がける仕事です。
慢性的な人手不足が懸念されているエンジニアは、さまざまな企業で求人ニーズが高い傾向にあります。
MacにXcodeをインストールし、SwiftやObjective-Cといったプログラミング言語を扱えれば未経験でも挑戦できるのです。
また、簡単なものでもiOSアプリの自作経験があれば未経験でも採用される可能性が高くなります。
転職が成功してから学ぶのではなく、あらかじめプログラミングスキルなどを身に付けておくことで、転職活動を有利に勧めましょう。
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