SBI FinTech Solutions株式会社のビジネスモデル分析【FinTech企業への転職】

FinTechとは

FinTech（フィンテック）とはいったいどのようなものなのでしょうか。まずはFinTechの意味について考えてみましょう。

FinTechとは「Finance（金融）」と「Technology（テクノロジー）」をかけ合わせた造語です。

デジタルデバイスやネットワーク、ビックデータやAI（人工知能）、ブロックチェーンなど。

以上のような情報技術と、金融サービスを活用した総評を指している言葉です。

身近なところではスマートフォンなどのアプリを使った送金、決済サービスが挙げられます。

更にビットコインのような「仮想通貨」、AIを使っての資産運用サービスなど最新のIT技術を活用したサービスもあります。

SBI FinTech Solutions株式会社について

SBI FinTech Solutions株式会社とはいったいどのような会社なのでしょうか。

SBI FinTech Solutions株式会社への転職や会社について知りたい方に向けて紹介していきます。

SBI FinTech Solutions株式会社は、現在成長し続けている「決算代行サービス」や「国際送金サービス」を主軸にした事業を行う企業です。

FinTechを活用し安心・安全で利便性の高い、新しいサービスを提供することを目的としています。

このような企業を「総合FinTechソリューション企業」と呼びます。

FinTechの新たな技術やサービスなどを取り入れることで、社会へ付加価値を生み出せるビジネスの展開を目指している企業です。

ここではSBI FinTech Solutions株式会社の概要、企業理念について紹介します。

転職を希望している方や会社の概要や企業理念について知りたい方は参考にしてみてください。

SBI FinTech Solutions株式の会社概要

SBI FinTech Solutionsの商号はSBI FinTech Solutions株式会社、SBI FinTech Solutions Co., Ltd.となります。

SBIグループに属し、「EC決済事業やFinTech関連事業のグループ統括」をしている会社です。

2011年4月に設立し、従業員は315名（2020年3月31日現在）が在籍しています。

SBI FinTech Solutions株式会社の企業理念

SBI FinTech Solutions株式会社は、「新しい価値の創造」に向け邁進していくことを企業理念として掲げています。

【GeeklyReview】SBI FinTech Solutionsの口コミを見る

SBI FinTech Solutions株式会社の特徴とビジネス展開

SBI FinTech Solutions株式会社はいったいどのようなビジネス展開をしているのでしょうか。

SBI FinTech Solutionsグループは、現在進化しているFinTech分野の中で5つのサービス領域を持っています。

ここでは5つのサービスの特徴や内容について紹介していきましょう。

特に転職を検討している方は、まずはどんなビジネス展開をしている会社なのか、事業内容は自分の希望と合っているか確認してみましょう。

決済代行サービス

SBI FinTech SolutionではEC事業者などの法人に向けて、オンラインによる決済代行サービスを手掛けています。

たとえばクレジットカード決済など多くの決済を、一連の流れを滞りなく導入できるようなサービスです。

他にもお店や屋外でのイベントや催しなどの際に、オンライン決済を利用できる端末決済サービスを行っています。

そのためネットショップなどのECサイトや実店舗の決済を、一つにまとめて管理することが可能となるのです。

売上の向上・業務の軽減による効率化のノウハウを提供しバックアップしています。

国際送金サービス

国際送金サービスは個人向けに世界220の国や地域などに取扱店を持つ米国マネーグラム社のネットワークを活用したサービスです。

送金依頼は24期間可能で国内の金融機関、またゆうちょ銀行やファミリーマートでの入金ができます。

在日外国人のユーザー向けのWebサイト、カスタマーセンターが多言語に対応済みです。

そのため国内にいる外国人も使いやすいサービスになっています。

さらに手数料のコストを抑え、素早い送金対応、利用者の生活パターンに合ったサービスの提供を目指すサービスです。

バックオフィス支援サービス

バックオフィス支援サービスは法人向けに資産管理をサポートするサービスです。

・クラウドを利用しての経理や総務

・人事などのバックオフィス業務の改善

・企業の成長に合わせた経理体制を確立する支援

といった、企業のニーズに合わせた様々な問題などを解消するシステムを提供しています。

オンライン資産情報一言管理サービスで電子マネーの管理も可能

オンライン資産情報一元管理サービス（マネールック）は無料で利用できる家計管理や資産管理ができる個人向けのサービスです。

マネールックは

・口座管理機能

・家計簿・資産管理・目標管理機能

・スマホアプリ

の3つの特徴があります。

銀行、クレジットカードなどの口座情報を登録すると、それぞれ別々で管理していた資産を一つのIDとパスワードで一括管理可能です。

残高確認、取引情報などのお金の管理を簡単・安心・便利と３拍子そろった便利な機能を提供してサポートしています。

サイト内検索サービス

SBI FinTech Solutionsでは法人向けの情報活用としてサイト内検索サービスを提供しています。

検索パッケージの「WiSE」や、高機能検索機能を手軽にカスタマイズして利用できることを目的としたサービスです。

提供しているサービス内容は、

・「probo」を中心にECサイトに必要な機能が詰まった「probo　EC」

・検索窓からダイレクトに商品情報ページにつなぐツールの「ホップリンク」

などを提供しています。

顧客のサポートやマーケティングなどの活用により、今まで以上の利便性を追求している状況です。

総合セキュリティサービス

総合セキュリティサービスは事業者の情報のセキュリティ強化を提案している法人向けのサービスです。

総合セキュリティサービスには

・WEBアプリケーション脆弱性診断

・モダンマルチウェア検知サービス

・標的型攻撃訓練サービス

・PCIDSS準拠支援

の４つの特徴があります。なんとなく難しい言葉が並んでいてピンとこないかもしれません。

簡潔に説明すると、WEBサイトを安全に運営できるような提案をしているセキュリティサービスです。

無料トライアルも行っているので、手軽に提案しやすいサービスとなっています。

SBI FinTech Solutions株式会社の評判

SBI FinTech Solutions株式会社の評判はどうなのでしょうか。

求人サイトにもよりますが、待遇や社員同士の関係性・社内の雰囲気においては高い評価を得ています。

また、20代などの若手の成長も大きく期待できるという評価も多いです。

しかしこの評価は一例なので、すべての評価を反映していないことも念頭に入れておきましょう。

SBI FinTech Solutions株式会社の求人状況

SBI FinTech Solutions株式会社の求人状況はどうなのでしょうか。

SBI FinTech Solutions株式会社では状況によって必要な人材の求人募集をしています。

募集をしている場合には仕事内容・給与・勤務地・対象者といった条件を様々な転職求人サイトなどで確認することができます。

転職を検討している人はまず、中途採用の募集案件があるのか、自分の希望する仕事内容や勤務条件かなどを確認するようにしましょう。

SBI FinTech Solutions株式会社の年収

転職した際のSBI FinTech Solutions株式会社の年収も気になる点です。

一例として、提案営業職の場合には予定年収が380万円～500万円となっています。職務内容によっても違っても違いがあるようです。

年収も転職で重視したい人は、事前に調べておくことをオススメします。

SBI FinTech Solutions株式会社の福利厚生

SBI FinTech Solutions株式会社の福利厚生も見てみましょう。

SBI FinTech Solutions株式会社の業務時間は9時～17時半で実働7.5時間、平均退勤時間は18時半となっています。

19時にはほとんどの社員が退勤しており、残業もしっかり管理しているようです。

有給取得は（2018年の実績として）全体の80%超が取得しています。

また、SBIグループが運営をしている関連学校への企業派遣制度があるのも特徴です。

マネジメントを担うのに必要なスキルを身につける教育制度も充実しています。

FinTech企業への転職に求められる人材とは

FinTech企業では具体的に、どのような人材を求めているのでしょうか。

ここではFinTech企業に求められている人物像を解説します。

SBI FinTech Solutions株式会社を始め、多くのFinTech企業が求めている人材です。

FinTech企業への転職を検討している方は参考にしてみてください。

ITリテラシー

FinTech企業への転職では最新のITリテラシーが求められています。

仮に金融業界などから転職を検討している人の中には、「ハードルが高い」と感じてしまうかもしれません。

ただ、スタートアップが多いFinTech企業では、金融関係の知識やスキルなども必要とされることがあります。

最新IT技術の知識

テック系のエンジニアの場合、

・AI（人工知能）

・ブロックチェーン

・セキュリティ

・スマートフォンアプリのUI/UX設計

などのスキルや知識があると評価が高く、転職が有利になるスキルです。

まとめ

ここまではSBI FinTech Solutions株式会社の事業内容や展開しているビジネスモデルについて解説しました。

また、FinTech企業への転職に求められる人材や知識などについても紹介していきました。

今回紹介した人材はSBI FinTech Solutions株式会社を含めた、多くのFinTech企業が共通して求めるものです。

これからSBI FinTech Solutions株式会社、もしくはFinTech企業への転職を検討している人は参考にしてみてください。