アルバイトから正社員に転職できる?正社員を目指すときの注意点も解説
学生時代からアルバイトをスタートさせて、ずるずるアルバイト生活になっている人も現在増えています。しかし、正社員になりたい!とアルバイトからの転職を志す人もいるでしょう。果たしてアルバイトから正社員への中途採用とはどういったものなのでしょう。本記事では正社員転職を目指すアルバイトに必須な情報を満載でお届けします!
目次
アルバイトから正社員になるために知っておきたいこと
アルバイト歴は職歴に含まれるのか
例えば面接で人事担当者から転職回数を聞かれたとします。その場合、アルバイトで経験した仕事を転職回数に含める方もいますが、厳密にいうとアルバイトは職歴に含まれません。
ではアルバイト歴は職務経歴書などに書けず、アピールの材料にならないのか?というとそうではありません。
職務経歴書の書き方にコツがあります。人事担当者が知りたいことを職務経歴書に書くのが大事なのです。
アルバイトをこなしてきた回数ではありません。具体的にどういった内容のアルバイトで、どのような仕事に従事していたかを詳しく書きましょう。現役の学生にはない、現場での実戦経験など盛り込むと印象が良いでしょう。
アルバイトから正社員を目指すなら未経験者歓迎求人を狙おう
アルバイトとして現場での経験があるといっても、必ずしも即戦力として見てもらえるわけではありません。中途採用において多くの人が、正社員からの転職です。
正社員の実績と比べられると、アルバイトの実績はどうしても劣ってみられます。そういった人達と争うのは困難です。アルバイトの経歴だけを頼りにすると、書類選考の段階で落ちてしまうことも多いでしょう。
ではいったいアルバイトが正社員を目指すために、どういった求人を探せば良いのでしょうか。
その手段として、応募条項において即戦力をそれほど重視していないものが多い、未経験者歓迎求人を狙うという方法があります。
中途採用は、すぐに仕事で使える人材ばかりを欲していると考えられがちですが違います。
たしかにそういう側面はありますが、中途採用であっても、未経験者歓迎を積極的にアピールしている企業については、即戦力採用に強いこだわりがあるとは言いきれません。
つまり未経験者歓迎求人は、他の一般的な求人に比べて、確実にアルバイトからの中途採用率が高いのです。
そのため、転職サイトなどで未経験者歓迎と記載されている中から、徹底的に求人を絞り込んでいくのもアルバイトが正社員に転職する必勝法の1つでしょう。
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アルバイト先で正社員になることは可能か
社員登用制度の有無を確認しよう
アルバイト先で正社員に登用されれば、環境が変わるリスクも回避でき、慣れた仕事や人間関係の中で働けるというメリットがあります。
もしアルバイト先で正社員として働きたい意思があるのなら、まず、アルバイト先に社員登用制度があるのか確認しましょう。
制度そのものが存在してない場合もありますし、「ある期間を働いたら」「必要なノルマをこなすことができたら」など条件付きの社員登用制度をとっている企業もあります。
正社員としてアルバイト先で働きたい強い気持ちがあるのなら、一緒に働いている親しい正社員の人に、相談するのが1番良いでしょう。
先んじては、社員登用制度についての情報を正しく把握しましょう。また、アルバイト先に社員登用制度がなくても、完全に諦めてしまう必要はありません。
アルバイト先でも、人柄や勤務態度をあらかじめ知っている人間を正社員に雇うメリットがあります。
自己分析して、アルバイト先で真摯に勤めてきた実績があるのなら、ぜひ企業側へ正社員になりたいという熱意や願望を強くアピールしてみてください。
アルバイトの正社員登用は、企業側も新たに外部から見知らぬ人材を補強するというリスクを回避することができます。さらに自社の仕事ぶりを把握できているアルバイトは、安心感を持てる人材のはずです。
ですから、企業によっては社員登用制度がなくとも、アルバイトが正社員になれるケースもあるのです。
正社員として企業にどう貢献できるか明確なイメージを作る
ただぼんやり「安定が欲しいから」など曖昧なイメージで、正社員を目指していても目標は遠のくばかりです。高い給与や充実した福利厚生などを理由に、正社員になりたいという人をアルバイトから簡単に登用してくれるほど企業は甘くありません。
正社員になったらどう企業に貢献できるか、具体的にイメージできない人が正社員に登用されるのは難しいでしょう。日頃から「正社員になったら○○で会社に貢献したい」というものをイメージしておきましょう。
そうでないと、いざというとき、明確に言葉として正社員になりたいという動機を周囲へ伝えることができません。
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アルバイトから正社員に転職するメリット・デメリット
アルバイトから正社員に転職するメリット
正社員になれば給与体系も変わります。多くの場合、金銭的安定や福利厚生が充実します。契約年数もアルバイトや契約・派遣社員と違い長期で働ける場合がほとんどです。
また、アルバイト時代にはなかった精神面での余裕や自信も出てきます。目に見えないものですが、社会的信用度や地位も上がりますから、大きなローンなども組みやすくなるのです。
アルバイトから正社員に転職するデメリット
正社員になると、アルバイト時代より背負う責務は重くなります。
また、アルバイト時代と違い、引っ越す必要のある大きな転勤もあるでしょう。
仕事に対する責任が増すため、簡単に欠勤ができません。休日出勤、残業や得意不得意関係なく業務の毛色が違う部署への異動など、簡単にいえばアルバイト時代にあった自由がなくなります。
それが正社員の責任というものです。しかし、それがやりがいにつながるのでしょう。
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アルバイトから正社員を目指すための職務経歴書とは
アルバイトで経験したことから自分を分かってもらう
職務経歴書には、正社員の業務経験しか書けないということはありません。
企業は職務経歴書を通じて、求人に応募してきた人の人柄や働き方、仕事に対する姿勢などを知りたいのです。これは正社員でなくとも、アルバイトしか経験したことがない人でも同様です。
単純に「接客業をしていました」といった書き方は良くありません。接客業を通じて何を経験し、学んだのかといったところから自分の人格を表現する書き方をしましょう。
【記載例】
○就業開始40分前には店の控室でバイトリーダーとして、店長と相談しながら各ホールエリアの担当や、アルバイトの子達のシフト調整などを担当しており、やりがいを感じています
○キッチンへの掛け声や、各テーブルにある注文パネルの起動チェックを率先して行っています
○新人アルバイトの教育を任され、人を指導する難しさや、年代の違う人たちとのコミュニケーション能力を学ぶことができました
上記の例のように書くと、アルバイトの仕事姿勢からから人事担当者へ人柄が伝わりやすくなりますし、就労姿勢も汲み取ってもらえるでしょう。
単純にどんなアルバイトをしていたかだけを書くよりも、効果的ではないでしょうか。
アルバイト経歴を職務経歴書に書くときの3つのポイント
人事担当者がアルバイトの経歴しかもたない人を採用するとき、まず考えることはなぜ今まで就職することなく、アルバイトを続けてきたのかという点です。
悪くいうとなんらかの欠点があるからではないかと考える人事担当者の方もいます。そういった不安を取り除くような職務経歴書を出す必要があります。そのポイントを以下にまとめました。
・正社員に負けない就労姿勢と責任感
・希望する求人に見合うスキルのアピール
・経験不足の面を補う姿勢を示すこと。
就労姿勢や責任感については、アルバイトをする上で自分なりに励んでいることをアピールすれば良いです。仕事に対してオリジナリティがある工夫など伝えるのがおすすめです。
希望する求人に見合うスキルのアピールは、意識的なものでも構いません。接客業のアルバイトを長く続けていれば、コミュニケーション能力をアピールしても良いです。
また、配達などの労働であれば肉体的なスタミナはもちろん、精神的にも強いエピソードなどが盛り込めれば人事担当者に好印象でしょう。
経験不足の面を補う姿勢を示すには、意欲を伝えることです。ただ「がんばります」ではなく、どういったアルバイトの経験から今受けようとしている求人に対して意欲が湧いているのかなど具体的に述べる必要があります。
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- ご経歴:ネットワーク保守運用・監視⇒開発エンジニア
- サービスを利用した感想:
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社内登用から正社員に転職するときの注意点
待遇面のギャップ
実際に正社員になってみてから「やっぱりアルバイトのままが良かった」などギャップを感じてしまうことは避けたいものです。特に社員登用で正社員になった人は注意したい点でしょう。
アルバイト時代と比較して就業時間の長さや、新卒で入社した同僚と比べると、待遇面で劣っていたというケースがあります。
予めしっかりと把握し、ギャップが小さくなるようにしましょう。
正社員の待遇を把握しておこう
アルバイトに比べ、正社員になれたからといって、全てにおいて自分の満足がいく結果になるとは限らない面も少なからずあるでしょう。
アルバイト先で正社員願望がある人は、先輩や正社員など身近な会社に詳しい人に、正社員の待遇を聞いておくことをおすすめします。
正社員になれたとしても、昇進や給与で実績を積むだけでは埋まらない差があるような企業だと、せっかく正社員になれてもやりがいを失いかねません。
アルバイトから正社員なれなかったときの処遇は
アルバイト先で正社員登用の話があった場合、喜ばしいことではあるのですが一旦冷静になるのも大事です。
もし、アルバイトから正社員になれなかった場合、元の仕事場でアルバイトを引き続きできるのか、正社員になれなかったときの処遇をしっかりチェックしておく必要があります。
アルバイトから正社員は実力派の証
飲食業などは、アルバイトから仕事に慣れていき、やがて正社員になったという人が多い業界もあります。
その他出版業界でも希望の職に就くため、アルバイトとして非正規雇用の形で働きながら、やがて正社員として実力を認められ、正社員になるケースが多々あるそうです。
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アルバイトでも正社員登用のチャンスはある!
企業が求めているものを知ることによって、アルバイトの人であっても正社員としての採用を諦めることはありません。
そして、企業は数値を好みます。正社員とアルバイトの違いは責任の重さです。アルバイト経歴しかもたない人でも「自分は売上の数値に対して責任をもって仕事ができる」という意欲を企業に与えれば、アルバイトだって正社員としての採用チャンスはあります。
最初から「正社員の職歴がないし、アルバイトからの正社員転職は無理」と決めつけるのはもったいないことです。正社員への転職を目指す方は、アルバイトをしている普段から、いずれ正社員に転職してやろうと高い意識をもってください。
例えば積極的にリーダーシップを発揮して、仕事場をまとめていくなど、人に誇れる成果を上げる機会を狙っていれば、アルバイトでも正社員になれるチャンスはやってくるでしょう。
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