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転職エージェントとの面談で聞かれる内容とその意図を解説します

「転職エージェントとの面談がある」「登録したいけど面談って必要なの?」と不安がある人のために、実際に面談でどんなことが質問されるのか、またその理由を解説します。「面談の前に知っていたら転職に成功してたかもしれないのに、知らなかったためにうまくいかなかった。」と後悔しないよう参考にしてみてください。

転職エージェントで面談するメリット

 

 

転職エージェントで面談する理由は、その方が求職者にとってもメリットがあるからです。2つのメリットについて解説します。

 

サポートの精度が高まる

 

「なぜ、転職エージェントとの面談が必要なのか?」については、面談で直接コミュニケーションを取ることで伝えきれなかったことも伝えられ、お互いの理解が深まるからです。書類だけでは伝わらないあなたの魅力や仕事の向き不向きが直接面談することでわかります。

また、転職エージェントによっては、キャリアアドバイスをしてくれる会社もあります。経歴や希望条件などを聞いた後、すぐに求人案件の話に進む会社もあれば、キャリアアドバイスの相談をメインにしているエージェントもあります。

それぞれの転職エージェントの特色があるので、キャリアアドバイスの相談がしたい場合は事前に聞いてみましょう。

面談のときに相談をすることで、自分では気付かなかったあなたのアピールポイントに気付けたり、転職エージェントのこれまでの経験値であなたのキャリアパスの可能性を具体的に知ることができます。

 

企業の内部情報を事前に得られる

 

転職エージェントのアドバイザーは企業の人事担当者だけではなく、トップとの繋がりもあることが多く、あなたが希望している会社や応募の意思がある会社の風潮だけでなく、現場の状況を聞くこともできます

求人サイトを見て応募しただけでは知り得ない情報を知ることができることから、心の準備ができるので、自分の希望と合致しているかや、企業との面接で何をアピールするべきかがわかります。

 

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転職エージェントが面談で質問する内容と失敗しない答え方

 

 

転職エージェントで質問される内容は主に以下の4つです。

・転職活動の状況
・他社転職エージェントの利用の有無
・これまでの職歴とスキル
・希望年収や条件

これらの回答は用意してから面談に臨むことをおすすめします。また、失敗しない答え方をひとつずつ解説します。

 

転職活動の状況と転職理由

 

転職エージェントはあなたの転職理由や活動の状況を聞くことで、どのようなサポートが必要で、転職する意思が本当にあるのかを確認します。

もし、あなたが転職に前向きで本気ですぐにでも転職する意思があることがわかれば、優先的にあなたの転職活動のサポートをしてくれます。

そうでなければ、担当者も骨折り損のくたびれ儲けになってしまうので優先順位は下がり、手厚いサポートを提供しようとは思いません。

また、転職理由が「給料が安いから」「人間関係がうまくいかない」とネガティブなことばかりが理由であると決して良い印象は受けません。

給料が安いのであれば、「転職を機会にキャリアアップをして給料も上げたい」という話し方をするなど、前向きな転職であることを示すことが必要です。

 

これまでの職務経歴やスキル

 

面談では、転職エージェントに当然ながらあなたの職務経歴やスキルの話をしなければなりません。このとき、転職エージェントに正確に伝えることが重要です。

職務経歴書と履歴書は、面談の前に送付しておくと、転職エージェントの担当者もあなたの経歴を事前に把握できるのでスムーズで充実した面談になります。

 

希望職種や年収などの条件

 

希望の職種と年収は必ず質問されます。このときの注意点は、条件を限定しすぎないことです。
条件を限定しすぎることであなたの可能性を狭めていることにもなりかねません。

転職エージェントから見た客観的な目であなたのキャリアパスについて、より良い方向を見い出してくれる可能性があるのです。

それでも希望は伝えた方が良いので、話し方としては「自分ではこう考えていますが、他にも私に合う仕事があればご紹介いただきたい」と伝えましょう。

 

人生観や将来のビジョン

 

あなたの人生観や将来の目標についても聞かれます。なぜなら、それであなたの人間性やキャリアプランがわかるからです。何に価値を置いているかや、自分のキャリアビジョン、どんな人になりたいのかなど、話ができるように用意しておきましょう。

 

 

転職エージェントに面談で質問した方が良いこと

 

面接でシートに記入する面接官

 

転職エージェントでは質問に答えるだけではなく、あなたが質問したいことをまとめておきましょう。また、質問した方が良いこともあります。

なぜなら、例えばノルマがあるエージェントの勢いと押しに流されて自分の意向やキャリアプランとは違う選択をして後悔する可能性があるからです。

 

転職サポートで得意な分野と職種は?

 

転職エージェントの担当者に得意な分野と職種について聞いてみましょう。優秀な担当者であれば問題ないのですが、残念ながら皆が皆そうではありません。

また、それぞれの専門分野や得意分野があります。あなたが希望する職種や分野に精通していて経験値が多い担当者がベストです。

実は、どうしても担当者と合わないと感じた場合は担当者を変更することもできるのです。直接言えないときは、メールでエージェントに変更意向があることを伝えましょう。ただし、担当者を変えるときはきちんとした変更依頼の理由を述べなければなりません。

 

自分にはどんなキャリアがおすすめか?

 

転職エージェントを通して就職活動をする場合、もうひとつメリットがあります。それは、自分には見えない客観的なあなたのアピールポイントや向き不向きを見極めてくれるところです

今後、あなたが考えているキャリアプランがあなたに合っているものかどうか相談してみてください。
ここで、良い担当者だと親身に相談にのってくれます。仮に悪い担当者に当たったときは、この質問をすることでわかるので質問することをおすすめします。

また、どんなキャリアプランがおすすめか相談をしたときに、転職エージェントから「なぜ、これまでの仕事を選んできたのか」と質問されることもあります。自分のキャリアの棚卸しや、学生までさかのぼって自分史を振り返っておくことも大切です。

 

企業の提案があればその理由はなぜか?

 

もし、転職エージェントから企業の提案をされている場合は、なぜ担当者があなたにその企業を勧めるのか質問してみましょう。

この質問をする理由は、転職エージェントの担当者があなたのことを親身に考えてくれているかを確認できるからです。

なぜなら、転職エージェントはあくまでもビジネスです。それだけに、担当者にはノルマも課せられています。担当者によっては、あなたのことを考えているのではなく、とにかくノルマをこなすために担当者の都合であなたに紹介している可能性があるのです。

優秀な担当者というのは、あなたと企業の双方にとって喜ばれる案件の提案をします。社会や人に貢献できるかを考えられる人こそが良い担当者であり、良いビジネスパーソンなのです。なぜなら、信頼がなければ企業や個人とのパイプは崩れてしまうからです。

 

 

面談で就職の可能性を高めるためのコツ

 

 

面談を活用して就職の可能性を高めるためのコツをご紹介します。

 

履歴書と職務経歴書の改善が必要かアドバイスをもらう

 

履歴書と職務経歴書は採用の可否に大きくかかわる重要なものです。これらの書類の完成度によって第一歩目の書類選考に通過するかどうかが決まります。

職務経歴書が見やすいものになっているかどうか、どのように改善したら良いか聞いてみましょう。

転職エージェントでは、履歴書や職務経歴書の添削指導サービスを無料で提供しているので気軽に相談してみることをおすすめします。

 

すぐに転職したい意思を伝える

 

転職エージェントは「すぐに転職する意思がある人」を優先的にサポートします。そのため、転職したい時期が半年後というような人は後回しになります。本気で転職する意思があり、すぐに転職できると伝えましょう。

 

登録したらすぐに面談の依頼をする

 

応募したい企業が定まっていて、その企業への紹介をしている転職エージェントを利用する際は、転職エージェントに登録したらすぐに面談に進むよう依頼しましょう。

なぜなら、一般的に転職エージェントがサポートする人の優先順位のつけ方は登録日が新しい人から優先にするからです。

これは、早期成約率が高いためです。登録日から時間が空けば空くほど、あなたが企業に紹介される可能性はなくなるので、本気で転職したいならすぐにでも面談に進むようにしましょう。

 

複数の転職エージェントに登録していると伝える

 

転職エージェントを複数利用しているということは、転職する意思が本当にあると捉えられるので、転職エージェントも企業への紹介を本気で考えます。

また、他社に登録していると聞くと、競合のエージェントに人材を奪われたくない気持ちが働き、優先的にサポートを受けられる可能性が高いのです。

「他にいい男がいたらそちらに行くよ」と言われて焦る男性ではありませんが、その気持ちで臨みましょう。

 

 

転職エージェントと面談するときの注意点

 

 

最後に、転職エージェントと面談するときの注意点についてお話します。

 

基本は遅刻は厳禁!遅刻するときは連絡する

 

当然ながら、遅刻は厳禁です。遅刻するときは必ず事前に連絡を入れましょう。もし、それができていないと、社会人としてのマナーに欠けると思われてあなたの評価が下がってしまいます。

 

現職の名刺は渡さない

 

もし、あなたがまだ就業しているようであれば、面談のときに担当者に名刺を渡さないようにしましょう。

なぜなら、名刺は会社が支給しているもので、あなたの転職活動は会社とは何ら関係がない個人の都合によるものです。業務以外で名刺を使うとモラルが低い人という印象を与えます。

 

経歴やスキルに嘘をつかない

 

転職エージェントでは面談・電話などのやりとりはもちろん、面談のときに話した内容や過去の登録情報も記録されています。

もし、あなたが経歴を偽った場合は、登録者の情報が違うことでバレてしまいます。経歴詐称の疑いがあると、要注意人物として仕事の紹介がされなくなってしまいます

絶対に嘘はつかないようにしてください。

 

 

まとめ

 

これから面談がある人、またこれから登録を考えている人は、今回お話したことを参考に心の準備をしておきましょう。また、転職エージェントでの面談はスーツ着用でなくても構いません。オフィスカジュアルでリラックスしてお話できます。企業の面談ではないので、硬くなり過ぎず、自分の正直な意向を話せるようにしておきましょう。

GeeklyはIT/Web/ゲーム業界専門の転職エージェントとして、求職者の方の転職活動をサポートしています。ぜひ、お気軽にご相談ください。

 

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この記事の監修者

松村達哉

新卒で総合人材紹介会社に入社し、6年半の間、プレイングマネージャーとして、キャリアカウンセラーと法人企業へのコンサルタントを兼務。2011年12月にIT・インターネット業界に特化した株式会社ギークリーの立ち上げに参画し現在に至ります。カウンセリング人数は述べ4000名にのぼり、某転職サイトのキャリアカウンセラーランキングで、3位(2500名中)を獲得した実績もございます。

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