株式会社Sun Asteriskのビジネスモデル分析!生体情報もIT化【ヘルスケアIT企業に転職】
今後のヘルスケア市場での活躍が期待されている企業、株式会社Sun Asterisk。同社はデジタライゼーションによる課題解決を得意としています。今回は株式会社Sun AsteriskのビジネスモデルやヘルスケアIT事業、同社が求める転職人材について幅広くご紹介します。
目次
株式会社Sun Asteriskをご紹介
株式会社Sun Asterisk(以下Sun Asterisk)はあらゆる課題をデジタライゼーションで解決する企業です。
日本のみならず海外の人材が数多く活躍する同社は提供サービスの幅が広く、しかし全員が同じ目的に向かって進んでいます。
社会課題解決のための新しい価値を生み出し、社会をアップデートし続けること。
これこそがSun Asteriskの目的であり、あらゆるサービスは全てこの目的に集約されます。
同社の新しい事業として進行中なのが「ヘルスケアIT」事業です。
Sun Asteriskのビジネスモデル
Sun Asteriskの事業軸は以下の2つが挙げられます。
・クリエイティブ&エンジニアリング
・タレントプラットフォーム
この事業軸とヘルスケアIT事業はどのようにかかわるのでしょうか。
クリエイティブ&エンジニアリング
クリエイティブ&エンジニアリング事業では、クライアントが求める新しいサービスを構築します。
・クライアントが持つ課題の抽出
・社会にもたらすポジティブな影響を検証
・開発
・機能拡充
・運用開始後の成長フォロー
こうした総合的な開発力をベースとして、Sun Asteriskはウェルネスプラットフォームの研究開発を進めています。
タレントプラットフォーム
新規事業を立ち上げる場合、サービス提供システムを構築するだけでは目的を達成できません。
スタートアップ企業でも大企業でも、事業継続のためにはシステムを運用する人材が必要です。
またシステム開発を自社で行う場合の問題として、開発人材の不足が挙げられます。
採用のための資金があっても優秀な人材が確保できず、開発の外部委託を余儀なくされる企業が少なくありません。
Sun Asteriskのタレントプラットフォームではクリエイティブ人材の確保や育成・採用など幅広い支援を行っています。
同社が着手したヘルスケアIT事業では、優秀なデータサイエンティストの確保が必要です。
豊富な人材を確保・育成する同社の強みが活かせる事業だといえるでしょう。
ヘルスケアITにおけるSun Asteriskの事業展開
ウェルネスプラットフォームの開発事業において手を組んだのがVIE STYLE株式会社(以下VIE STYLE)です。
同社はIoH(Internet of Human)デバイスによる生体情報取得・活用とプラットフォーム開発を行っています。
この事業においてSun Asteriskが行うのは以下の2点です。
・共同研究開発
・ニューロテックサイエンティスト育成
Sun Asteriskのエンジニアリソースは多種多様であり、開発スキル・経験ともに豊富です。
これを活用し、VIE STYLEとの共同研究を進めています。
Sun Asteriskのウェルネス事業
Sun Asteriskはクライアントのニーズを満たすデジタルソリューションを企画から運用まで一貫して提供する企業です。
またIT人材を確保し、育てるプラットフォームを有しています。
こうした包括的なデジタライゼーションという強みを活かして同社はウェルネス事業に取り組んでいます。
ユーザーに心地よい時間を提供する
VIE STYLEとの共同研究で開発するのは、生体情報の利用を前提としたプラットフォームです。
生体情報が取得できるイヤホンの開発はすでに進んでおり、クラウドファンディングが実施されています。
ヘッドホンやイヤホンといった身近なデバイスを使った生体情報収集は、ユーザーにストレスが少ない方法だといえるでしょう。
Sun Asteriskの技術力が活きる事業
Sun Asteriskのシステム開発技術は非常に高く、中でもAIやIoT・ブロックチェーンなどは同社の得意分野です。
これからVIE STYLEと共同研究を行うウェルネスプラットフォームには、ハイレベルなAI活用技術が求められます。
AIを用いたシステム開発経験が豊富なSun Asteriskと、生体データ活用経験が豊富なVIE STYLE。
2社によって生み出されるプラットフォームに期待が高まります。
Sun Asteriskのタレントプラットフォーム活用
これから開発が行われるのは脳波を活用したウェルネスプラットフォームです。
ヘルステックやスリープテックなど健康維持にITが活用される昨今、大きな注目を集めているブレインテック分野に相当します。
生体情報の中でも脳の活動データは特に複雑であり、取得はもちろんデータ分析や活用においても知見が少ない領域です。
そのため従来のデータサイエンス技術だけではデータを活用しきれない可能性があります。
そこで必要になるのが、脳科学のデータ分析に特化したニューロテックサイエンティストです。
Sun Asteriskは自社のタレントプラットフォームを活用し、ブレインテックを担うデータサイエンティストの育成に乗り出します。
新たな医療ITプロジェクトも進行中
Sun Asteriskは自社の開発力を活かして新しい社会課題に挑みます。
その中でヘルスケアITに該当するのが、データに基づく不妊治療支援です。
保険適用や治療費助成制度などが拡充し、これまで治療を断念していた方にも希望の光が見えつつあります。
治療を受ける方が増えれば、あらゆる面でシステム化が必要とされるでしょう。
Sun Asteriskはすでに開発人材としてバックエンド・フロントエンドエンジニアの確保に乗り出しています。
Sun Asteriskの転職求人例
新しい価値を次々と生み出すSun Asteriskでは、デジタライゼーションにかかわる様々な職種が活躍しています。
転職求人として掲載されている職種や条件から、ヘルスケアIT事業やその他事業において求められる人材を確認しておきましょう。
フロントエンドエンジニア
システム開発では企画からのトップダウンフロー、エンジニアは開発パートのみを受け持つのが一般的です。
しかしSun Asteriskのフロントエンドエンジニアは、単なる開発要員ではありません。
企画から開発まで全ての工程に参画します。
これによって得られるのが、新規事業立ち上げやシステム開発における幅広い視野です。
Sun Asteriskの高い技術力の所以はここにあるのでしょう。
ウェルネス事業は始まったばかりであり、今後もこの分野での新規事業立ち上げの可能性は十分あります。
そこで活躍できる人材こそ、Sun Asteriskが求める人材です。
また同社の中途採用フロントエンドエンジニアにはある程度の開発経験が必須です。
即戦力が求められていることが分かります。
バックエンド経験や上流工程に携わった経験などがあると、同社フロントエンドエンジニアとしての強みになるでしょう。
想定年収:450〜850万円
バックエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアと同様に、企画段階から開発に携わります。
クライアントが何を求め、どういった課題を解決するためのプロジェクトなのか深く理解した上での開発が可能です。
やはりバックエンド開発経験は必須であり、バックエンドを単独で実装できる方は歓迎されるでしょう。
不妊治療支援サービスの開発にはRailsを使いますが、プロダクトによりフレームワークは異なるため、幅広い経験が求められます。
想定年収:450〜850万円
助っ人CTO
ネーミングにSun Asteriskのカラーがにじみ出る「助っ人CTO」。
社会課題の解決に向けたサービスを思いついたものの、技術の面でトップに立てる人材がいない企業が少なくありません。
そういった企業をCTOとしてサポートする職種です。
CTO経験は問われず、総合的な開発経験やリーダー経験が求められます。
想定年収:700〜1,000万円
Sun Asteriskが求める転職人材
「誰もが価値創造に夢中になれる世界」を追い求めるSun Asteriskは、どういったマインドの人材を求めているのでしょうか。
常に最高のパフォーマンスで臨む
チーム業務には他者をあてにしてしまうというリスクが潜んでいます。
あてにされた人が動くことによって最終的な目標は達成できるかもしれませんが、スピードは落ちてしまうでしょう。
Sun Asteriskのチームはメンバーそれぞれが当事者意識を持ち、最高のパフォーマンスで業務に臨みます。
これによって同社は非常にスピーディーなプロダクト開発を実現しているのです。
本当の意味でのプロフェッショナル
スピーディーな開発には高い技術力が必須です。自己研鑽を怠らず、新しい情報を収集し自分の中に落とし込むことが求められます。
同時に「プロフェッショナル」として忘れてはならないのが誠実さです。技術の高さだけでなく納期や時間の厳守も求められます。
「やるのが当然」のことを必ずやるのがプロフェッショナルです。
その結果社内外から信頼が得られ、自信につながり、良いプロダクト作りにつながるのでしょう。
試行錯誤を続ける
研究開発が進むSun Asteriskのウェルネス事業は、まさに試行錯誤の連続でしょう。
ブレインテックという比較的新しい分野では、既存のデータやこれまでの常識では太刀打ちできない問題が生じるかもしれません。
データがないなら取ってみる。常識にとらわれない。
プロダクトによって解決できる課題が何なのかを常に考え、目の前の問題に立ち向かう姿勢が求められます。
Sun Asteriskの企業情報
1,500人の従業員が働くSun Asteriskは、個々のベストパフォーマンスを引き出すための様々な制度を設けています。
ヘルスケアIT事業スタートということで、同社の「健康・医療」に関する制度をいくつかご紹介します。
※各制度については2020年10月時点の情報です。
パワーの源「朝ごはん」提供
朝ごはんは最高のパフォーマンスを引き出すのに欠かせない要素です。
週替りメニューでの朝ごはんを無料で提供しています。
予防医療の推進
ただの風邪も社員のパフォーマンスを下げる大きな要因になります。
また長い時間を過ごす社内では風邪が流行してしまう懸念もあるでしょう。
そのため除菌スプレーやマスクなどが常備され、誰でも風邪予防ができる状態です。
もちろん健康診断による長期的な体調管理も行われています。
フリードリンク
冷房が効いた室内でも熱中症になるリスクがある昨今、フリードリンクは嬉しい制度です。
コーヒーマシーンもあり、コーヒーが好きな方にとっては至福の時間となるでしょう。
フリー日本酒
Sun Asterisk独自といえるのが「フリー日本酒」でしょう。
同社が出資する「日本酒応援団」と提携し、KAKEYA純米(無濾過生原酒)が無料で飲めるようになっています。
【GeeklyReview】Sun Asteriskの口コミを見る
まとめ
世の中の課題をデジタライゼーションによって解決していく株式会社Sun Asterisk。
ウェルネスプラットフォーム開発という新たな事業によって、人々の暮らしに新しい価値をもたらしてくれるのでしょう。
日本は2025年に「超高齢化」を迎えるといわれています。
それを見据え、ヘルスケアやウェルネスの分野に参画する企業は増加傾向です。
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