ITコンサルタントとは?仕事内容や必要なスキル、年収を解説します!
年収が高い職業として知られているITコンサルタントですが、どのような仕事をしているのでしょうか。今回はそんなITコンサルタントについて、仕事内容から年収相場、求められるスキル、年収を上げキャリアアップする方法などを解説していきます。またITコンサルタントに興味のある人は必読です。
目次
ITコンサルタントとは
ITコンサルタントは主に総合系コンサルティングファームやIT特化型コンサルティングファームなどで活躍しています。
そんなITコンサルタントはどのような仕事をしているのでしょうか。
ここではITコンサルタントについて、仕事内容から紹介していきます。
ITコンサルタントの仕事内容
ITコンサルタントの主な仕事内容は顧客の課題解決やソリューション提案、サポートです。
一見、他のコンサルタントと業務内容が同じように思えますが、他のコンサルタントと異なる点があります。
それは、先述した各業務を行うにあたってITを用いていることです。
そのため、ITコンサルタントはコンサルタントとしてのサポートとITサポートの2役を同時に担うことになります。
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ITコンサルタントの平均年収
ITコンサルタントの仕事の平均年収は約664万円で、日本の平均年収と比べて高い傾向にあります。
ここでは年齢、役職別、雇用形態別に解説していきます。
ITコンサルタントの年齢別年収
ITコンサルタントの年収水準は高いです。
20代前半でも430万円、後半になると524万円です。
30代になると681万円になり、40代になると900万円台に達します。
なお、後ほど改めて解説しますが、役職や雇用形態によって年収はさらに変わってきます。
ITコンサルタントの役職別・雇用形態別年収
続いて役職別・雇用形態別別年収の年収について解説していきます。
役職別年収
コンサルタント(勤続年数3年前後)は500万~700万円前後で、シニアコンサルタントになると900万円前後まで上がります。
さらにマネージャー、シニアマネージャーになると年収はそれぞれ900万~1400万円、1300万~1800万円前後です。
雇用形態別年収
先述したように、正社員は430万円前後から始まりますが、大手や外資だと600万円前後で始まる場合もあります。
なお、ITコンサルタントは正社員としてのみならず、フリーランスで活躍している人もいます。
フリーランスでも年収は960万~1000万円前後と、水準は正社員にも劣らず高いです。
ただし、案件やスキルなどによって年収が左右される側面もありますので、その点に留意しましょう。
ITコンサルタントの地域別年収
地域別で比較すると、最も平均年収が高い地方は関東です。
特に東京都は696万円にものぼります。
これは、ITコンサルタント全体で見た時の平均年収である約664万円と比較しても高い水準にある事が分かります。
一方、都道府県別では福島県の400万円が最も低い水準です。
ITコンサルタントの条件別年収
各条件別に見た場合、給与水準のランキングは次のようになっています。
- 上場企業…700万円
- ベンチャー企業…696万円
- ソフトウェア…693万円
- サポート…628万円
- 新規開拓…595万円
- 未経験…467万円
このように、条件によっても給与に差がある事が分かります。
どれくらいの年収帯の企業に入るべきか迷っている方は、適正年収を基準にしてみましょう。
自分に合った適正年収は、年収診断サービスを利用すれば簡単に調べることができます。
無料かつ時間もかからないため、まずは気軽に利用してみましょう。
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ITコンサルタントになるには
ITコンサルタントになるにはどうすればいいのでしょうか。
ここではITコンサルタントに必要なスキルと資格について解説していきます。
ITコンサルタントに必要なスキル
ITコンサルタントにはどのようなスキルが求められるのでしょうか。
ITコンサルタントに求められるスキルは様々ありますが、中でも特に重要なものは3点にまとめられます。
1点目はITに関する知識です。
ITとリンクさせながら課題解決、ソリューション提案までするので、これは必須といっても過言ではありません。
2点目は論理的思考力です。
ITコンサルタントに限ったものではありませんが、課題解決やソリューション提案のプロセスにおいて欠かせません。
3点目はコミュニケーション能力です。
クライアントとの信頼関係の構築や、潜在的な課題の発見、そして何より業務を円滑にするためにも欠かせないスキルです。
ITコンサルタントに必要な資格
ITコンサルタントになるにあたり、資格は必ずしも必須ではありません。
しかし、資格があった方がITコンサルタントになるには有利に働きます。
資格を持っていることは自身の持つスキルの証明になるからで、取得している資格が多ければそれだけ多彩なスキルを持っていることが証明できます。
そのため、下記の資格のいずれかを取得しておくのもおすすめです。
- ・ITコーディネータ
- ・ITILファンデーション
- ・プロジェクトマネージャー
- ・ITストラテジスト
- ・中小企業診断士
- ・プロジェクトマネジメントプロフェッショナル
- ・Oracle Master
- ・LPIC
- ・CCNA
ITコンサルタントとしての経験がなければ、まずはITコーディネータかITILファンデーションの取得がおすすめです。
これらの資格を取得することでITに関する基本的な知識を持っていることが証明できます。
さらにOracle Masterなどのようにベンダー系の資格を持っているとIT製品について深い知識を持っていることが証明できます。
ITコンサルタントに転職するにあたり、資格を取得・応用したいもののどれにすればいいか分からないという人は転職エージェントに相談してみるのもおすすめです。
ITコンサルタントで年収を上げるには
これまでITコンサルタントの仕事内容から年収、求められるスキルや資格まで紹介してきました。
年収の水準が高いITコンサルタントでしたが、さらに年収を上げることはできるのでしょうか。
ITコンサルタントで年収を上げたいと思った際にはこれから紹介する3つのポイントを押さえておくことをおすすめします。
最先端テクノロジーの知見を身に着ける
IT技術の発展はめまぐるしいスピードで進んでいます。
そのため、最先端テクノロジーの知見を身につけておくことは年収を上げるための第一歩といっても過言ではありません。
身についているIT技術の知識が広ければ広いほどソリューション提案の幅も広がるからです。
ただし、やみくもに最新のテクノロジーを使うというわけではないことにも留意しましょう。
本当に最新技術を用いる必要があるかどうかを見極めるのもITコンサルタントの役目です。
現在では特にAI・IoT・ロボティクスの領域において十分な知見を備えたコンサルタントは希少人材とされていますので、参考にしてください。
独立してフリーランスになる
ITコンサルタントとしてある程度経験を積んだら独立してフリーランスになるという選択肢もあります。
独立してフリーランスになる場合、案件や経験、スキルなどによって年収は左右されますが、それでも年収は1000万円前後と高い水準を保っています。
何故フリーランスでも年収が高いのかというと、ITコンサルタントの需要が高いからです。
また、ITスキルがあるということで報酬をさらに上乗せするケースも多いです。
フリーランスになるのはハードルが高いと感じる場合、次項で解説する転職も検討してみましょう。
マネージャー以上へのキャリアアップ
コンサルタントとしてのスキル・経験を着実に積み重ね、マネージャー以上に昇進する方法もあります。
専門性をより高めたり、業務の幅を広げるために資格取得も視野に入れると良いでしょう。
社内での昇進が難しい場合は、転職という方法も検討しましょう。
転職する
ITコンサルタントとして年収を上げる場合、転職するという方法もおすすめです。
現状よりも年収が高い会社に転職すれば、当然ながら年収は上がるからです。
転職は難しいのではと思われる人もいるかもしれませんが、ハードルは実は高くありません。
転職エージェントに相談すれば求人検索から選考対策など、懇切丁寧なサポートを受けられるからです。
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転職エージェントに相談してITコンサルタントに転職しよう
今回はITコンサルタントについて、仕事内容から各階層別の年収、求められるスキルや資格などについて解説してきました。
ITコンサルタントになりたいと思ったらまずはITに関する知識、論理的思考力、コミュニケーション能力を磨いてみましょう。
また、ITコンサルタントに転職したいと思ったら転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントに相談して、求人検索から選考対策まで徹底的にサポートを受けながら転職を成功させましょう。
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