1. HOME
  2. Geekly Media
  3. 学歴不問とは?学歴不問の求人に応募するメリット・デメリットと気を付けるポイントを解説!
履歴書

学歴不問とは?学歴不問の求人に応募するメリット・デメリットと気を付けるポイントを解説!

学歴不問の求人にはどのような特徴があるのでしょうか。学歴が問われない代わりに、何をアピールすればよいかわからないという人もいるでしょう。この記事では、学歴不問の求人についてその特徴とメリット、デメリット、注意したい点について解説します。

学歴不問とは

 

書類を書く男性

 

学歴不問とは応募や採用の段階で学歴については一切質問しないことを意味します。

転職では学歴が重視されるというイメージを強く持つ人も多いでしょう。ですが、学歴不問としている企業も多いです。

採用企業が面接時の判断材料として、学歴を重視しないことをアピールしいたいときに、この文言が用いられることが多くあります。

学歴というと、卒業した学校のレベルと考える人もいるでしょう。しかし、求人での学歴不問は、学校のレベルではなく高卒以上、大卒以上などの最終学歴についてを問わないということです。

ただし、募集要項に学歴不問と記載があったとしても、最終学歴について簡単に質問されることはあります。法的な拘束力がないため、面接時に学歴について問われても仕方ないことです。

学歴について聞かれたからといって、学歴不問と記載されている以上は、採用の合否にはあまり影響を与えないケースが大半です。

 

中卒以上・高卒以上との違いとは

 

勉強机

 

転職の求人では学歴不問、中卒以上、高卒以上などの記載を多く目にします。これらの違いについては選引きが曖昧なため、自分が応募してもよいものか悩むこともあるでしょう。

それぞれの記載は、以下のような意味を持ちます。

学歴不問とは、中卒から大学院卒までの人が応募できる
中卒以上は、中卒から大学院卒までの人が応募できる
高卒以上は、高卒から大学院卒までの人が応募できる

高卒以上と記載がある場合は、中卒、高校中退の人は応募できません。学歴不問と中卒に関しては、応募できない人はいないといっても過言ではありません。

 

企業が学歴不問の求人を出す理由

 

書籍

 

学歴不問の求人を出す理由は企業毎に異なりますが、その多くが、学歴にとらわれずに人材を確保したいというものです。

企業が学歴不問の求人を出す理由を5つ紹介します。

 

応募者数を増やしたい

 

企業によっては、事業の拡大や人材を確保したいなどの理由で一度にたくさんの人材を求めるケースがあります。

できるだけ多くの人を集めるためには、間口を広げることがもっとも有効です。そのため、学歴不問の求人を出すこともあります。

また、労働環境や雇用条件が厳しい企業なども、学歴不問の求人を出すことがあります。本音の部分では経験者が欲しいにも関わらず、1人でも多くの応募者が欲しいため学歴不問と記載しているのです。

 

若い人材の確保をしたい

 

パソコン作業をする人

 

学歴不問と記載することで、若い世代の応募者を多くしたいという狙いがある企業もあります。

大卒の場合は少なくとも20歳を超えているため、それよりも若い人材の確保を狙う企業は学歴不問として間口を広げる傾向があります。

なかでも、肉体労働や長いキャリアが求められる技術職に関しては年齢のほうが重視されることが多いです。

 

初心者でも始めやすい仕事のため

 

専門知識や特殊な資格、技術、職務経験などがない状態からでもできる仕事は、未経験者や学歴不問で求人を出す傾向があります。

比較的簡単な作業や事務作業、接客などが多く、やはり肉体労働や飲食店での接客、アパレルでの販売職などで多くみられます。

 

純粋に未経験者が欲しい

 

転職の場合では、異業種からの転職者をあえて募集するということもあります。そのような場合は、学歴不問、経験不問と記載されるケースが少なくありません。

業界経験がなくても前職での経験やスキル、ノウハウを活かして働くことができる人材を求めている企業がこうした求人を出す傾向にあります。

 

サポート体制が充実しているため

 

ポテンシャル採用という枠もあります。ポテンシャル採用とは、専門知識やスキルよりも社会人としての資質を重視する採用方法を指します。

こうした求人を出す企業は、研修制度やサポート体制がしっかりと構築されているケースが大半です。未経験者でも仕事を覚えやすい環境が整っているため、人材をしっかり育成していくことができます。そのため、学歴不問とすることがあるのです。

IT業界などでは、人材不足により未経験者を積極的に採用しています。入社してから、しっかりとスキルと学ぶ体制が整っているため、学ぶ姿勢やコミュニケーション能力のほうが重視されます。

 

学歴不問の求人に応募するメリット

 

勉強をする様子

 

中卒・高卒でも正社員を目指せる

 

学歴に関係なく、本人の資質やスキルによって正社員を目指すことができる点は学歴不問の求人のメリットです。

中卒や高卒で派遣、アルバイトとして働いている人の中には、正社員になりたいという希望を持っている人も少なくありません。しかし、実際に転職活動をはじめてみると、学歴の壁にはばまれて思うように活動が進まないこともあります。

正社員となると、大卒以上という求人も多数あります。ただし、職種によっては学歴不問の求人も多くあるため、学歴の壁にはばまれることなくチャレンジすることが可能です。

 

スキルや実力で勝負できる

 

学歴不問の求人では、学歴を理由に採用の合否を判断されることがありません。自分の資質やスキルを前面にアピールし、その点が評価されれば正社員への道も開けるでしょう。

学歴という変えようのないものではなく、スキルや実力で勝負できます。

学歴不問の求人を出している企業では、入社後も本人のポテンシャルにあわせた部署への配属や、積極的な投資をしてもらえる可能性が高いでしょう。

頑張り次第で学歴に関係なくスキルアップ、キャリアアップが目指せる点は大きなメリットとなります。

 

学歴不問の求人に応募するデメリット

 

メガネと書類

 

高学歴者が優先される可能性がある

 

間口を広げて応募人数を増やしたいという目的で学歴不問としている求人の場合は、最終的に高い学歴の人を採用することもあります。

表向きは学歴を重視していないようにみせていても、採用段階では学歴を合否の判断材料としているケースも少なくありません。高学歴者が優先されている可能性はあります。

すべてがこうした求人ではありませんが、なかにはこうしたものもあることはデメリットとして理解しておくことが大切です。

 

肉体労働を伴う職業が多い

 

歴を重視しない求人では、肉体労働を伴う職業が多くみられます。体力に自信がある人であれば問題ないでしょう。しかし、体力に自信のない人にとっては、いざ採用が決まっても、仕事が長続きしないなどの問題が出てきます。

学歴不問であっても、自分の資質にあった職種でなければ、採用されても大変になってしまう可能性がある点は理解しておきましょう。

 

学歴不問の求人への応募の際に気を付けるポイント4つ

 

メモ書き

 

採用の可能性が低いケースもあると理解する

 

学歴不問と記載されている求人は多数あります。ただし、企業によっては応募の間口を広げるために学歴不問と記載しているケースもあります。

このケースでは、中卒の人などは採用の可能性が低くなることも考えられます。応募は可能だが、採用の可能性が低いというケースもあることはよく理解しておくことが大切です。

 

学歴について問われたら正直に答える

 

本を読む人

 

学歴不問と記載されていても応募条件が学歴不問なだけとなります。

学歴について一切聞かないという法的拘束力がなく、企業によっては、学歴について軽く質問されることもあります。場合によっては、進学しなかった理由や中退した理由まで問われることもあります

こうしたケースでは、包み隠さずに本当のことを伝えたほうがよいでしょう。

さまざまな理由があるかとは思いますが、素直に答えたほうが面接官の心象はよくなるでしょう。

 

スキルや熱意はしっかりとアピールする

 

学歴不問だからといっても、実績やスキルが不問なわけではありません。

雇用者を採用する企業からすれば、採用後に即戦力として働いてくれる人の存在はありがたいものです。学歴が問われないからこそ、応募者のスキルや熱意が重視されるケースが大半です。自分が自信のあるスキルについては、しっかりとアピールしましょう。

これからスキルを身に付ける場合も勉強中であることはアピールしたほうがよいでしょう。

 

応募条件を満たしていなくてもOK

 

空に手を突き上げる様子

 

自分が働きたい職場がみつかったけれども、学歴の部分で応募が制限されることは多くあります。しかし、学歴不問であれば、基本的には誰でも応募が可能です。

学歴条件については、100%その条件を満たしていなければ絶対に応募できないというルールはありません。どうしても働きたいという強い希望がある場合には、転職エージェントに相談してみるのも1つの方法です。

 

無料転職相談に登録して学歴不問の求人をみつけよう

IT業界には学歴不問の求人が多い

 

パソコン作業をする人

 

IT業界の求人にも比較的、学歴不問、初心者歓迎というものが多くみられます。これは、IT業界の人材不足も原因とされています。

IT業界というと、専門的な知識や特殊なスキル、資格が必要というイメージが強い人もいるでしょう。もちろん、転職をする上で即戦力となる人材は優遇される傾向はあります。

ただし、IT業界のよい点は、未経験でもスキルや資格を身に付けることで学歴に関係なくキャリアアップしていくことができるところです。IT業界では実績を積んでいくことが、学歴以上に重視されます。そのため、高学歴でなくても経験がなくても、IT業界では頑張り次第でいくらでも上を目指すことが可能です。

入社後に資格を取り、スキルアップしていきたいという意気込みの強さをアピールすることで採用にいたるケースも少なくありません。

ギークリーはIT業界に特化した転職エージェントです。IT業界への転職を目指す方にとっての強い味方となります。

 

スキルや実力を生かせる転職先を探そう

 

真っ直ぐな線路

 

学歴不問の求人の特徴について解説してきました。

学歴不問の求人では、学歴の壁にはばまれることなく正社員への転職を目指すことができるのがメリットです。努力する姿勢、学ぶ姿勢、キャリアアップしたいという強い思いをしっかりとアピールしましょう。もちろん、社会人としての資質、コミュニケーション能力は大切です。

自分のアピールポイントがわからない、得意分野を生かせる仕事がみつからない場合は、転職エージェントに相談するのもひとつの方法です。一人で悩むよりも、客観的な視点、専門的な視点からのアドバイスを受けることで、より効率のいい転職活動ができるはずです。

しっかりとした自己分析を行うことで、自分が本当にやりたい仕事をみつけることもできるでしょう。自己アピールのポイントを明確にできた人ほど採用率が高くなる傾向にあります。

迷ったら、転職エージェントをうまく活用してみましょう。ぜひ一度、無料転職相談にお越しください。

 

無料転職相談に登録して転職エージェントに相談しよう

この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

履歴書

この記事が気に入ったらSNSでシェアをお願いします

あわせて読みたい関連記事

この記事を読んでいる人におすすめの記事