【実際の求人票と見る】営業職に向いている人について徹底解説!求められることや営業職の種類までご説明します
営業職に向いている人について解説します!様々なサービスが増えていく中でも営業職は変わらず採用ニーズがあります。主に未経験の方向けの記事ですが、実際に企業が求人票に記載している人物要件もご紹介しますので、営業職に興味がある方はぜひご覧ください!
目次
営業職に向いている人の特徴
営業職は対人関係がメインの仕事であるため、相手から好印象に思ってもらわなければ成果を出すことができません。
そのため、人によって向き不向きがはっきりする職業であると言えます。
そこで本記事では、営業職に向いている人の特徴を紹介します。
コミュニケーションをとることが好きな人
営業職は、様々な人とコミュニケーションを取りながら目的の達成を目指す仕事です。
そのため、人と会って話すことに抵抗がなく、コミュニケーションを取ることを楽しめる人が向いています。
また、営業職は相手の気持ちに立って会話ができる力も大切です。
取引先の目線に立って共感しながら会話を進めることができれば、取引先から好感を得ることができ成果に繋がります。
つまり、人とコミュニケーションを取るのが好きで、相手の目線に立って話を進めるのが得意という人は営業職に向いていると言えます。
目標設計や業務管理を自主的に行える人
営業職は個人での目標達成が求められることが多い職種です。
そのため、目標設定や業務管理を自主的に行える必要があります。
売り上げ目標などのノルマを設定している企業も一定数ありますが、ノルマ達成に向けた活動内容は営業職の担当者に委ねられる場合がほとんどです。
・今日は何件訪問するか
・今週いくら売り上げるか
自分の中で上記のような目標を立て、地道な営業活動を続けられる人が向いているでしょう。
事前準備・振り返りと改善を徹底できる人
営業職として顧客にサービスを提案するなら、事前準備は欠かせません。事前準備が不足していると相手に必要な情報が伝わらず、成果を得ることができないからです。
相手に「時間を無駄にされた」と思われる可能性もあり、既存顧客への営業の場合は大事な顧客を失いかねません。
提案の際は、自社サービスの情報をできるだけ多く獲得し、顧客の課題をイメージした資料を作成するなど、準備を重ねた上で提案することが大切です。
また、営業職は、振り返り改善することを徹底できる人でないと務まりません。失敗の度に振り返って課題を改善しなければ、今後成果を得ることができないからです。
営業職にも種類がある
一口に「営業職」といっても様々な種類があります。
・個人営業 / 法人営業
・新規営業 / ルート営業
個人を相手にした「個人営業」、法人相手にした「法人営業」といった営業や、新規顧客を狙う「新規営業」、既に獲得している顧客に新サービスを紹介する「ルート営業」といった営業があります。
各営業の種類についてについて詳しく解説します。
個人営業と法人営業
個人営業と法人営業では仕事内容が全く異なります。そのため当然、求められる能力も異なってきます。まずは、個人営業と法人営業について解説します。
個人営業
個人営業とは、一般的な消費者や家庭を対象に行う営業のことです。
有形商材として自動車や不動産など、無形商材として、保険や投資信託など多種多様なサービスを扱います。
個人営業の場合、相手との信頼関係が全てです。
信頼関係が築けなければ、商品の購入まで踏み切ってくれることはありません。そのため、高度なコミュニケーション能力や人柄の良さが求められます。
法人営業
法人営業とは、企業を対象に行う営業のことです。有形商材として、自動車や電化製品など、無形商材としてIT技術やファイナンス、人材紹介など様々なサービスを扱います。
法人営業の営業先は、中小企業から大企業まで幅広く、大企業に向けた企業保険や大規模ITシステムの営業の場合、経営者層に直接営業をする可能性があります。
その際プレゼンを用いて営業することも少なくないため、コミュニケーション能力に加えて事前準備能力やプレゼン力なども求められます。
新規営業とルート営業
営業職には、手法として「新規営業」と「ルート営業」の2つが存在します。
新規営業とは、これまで取引したことのない新規の取引先に営業を行う手法のことです。
企業が売り上げを伸ばしていくためには新規顧客の獲得が大切なので、今後企業の成長に関わる重要な営業であると言えます。
自社製品の強みをあらかじめ十分に把握し、徹底的なKPI(組織の目標を達成するための重要な業績評価の指標)の設定やPDCAサイクル(品質管理など業務管理における継続的な改善方法で、「Plan→ Do→ Check→ Act」の4段階を繰り返す)の構築が必要になってきます。
一方でルート営業とは、すでに取引経験のある個人や企業に向けてさらに営業を行う手法のことです。
すでに契約したサービスを納品する際に新商品の情報を提供したり、他の課題を提示したりニーズを聞き出したりすることで新たな契約へと繋げていきます。
契約を得るためには、何度も訪問を繰り返す、日頃から連絡を密に取るなどコミュニケーションを徹底して既存企業と信頼関係を築くことが必要になります。
営業職に向いていない人の特徴
営業職は人と話すのが仕事です。自社のサービスの情報を的確に伝えることができなければ成果に繋がりません。
そのため、コミュニケーションに強い苦手意識がある方は向いていません。
また、営業職は第一印象が大切です。第一印象が悪ければ、相手と信頼関係を築くことが難しくなります。そのため、身なりに気を使えない人も営業向きではありません。
他にも、自分で計画を立てて行動するのが難しい人や時間にルーズな人も営業職は辛いと感じてしまうでしょう。
向いていないかもしれないと思った時の解消法
性格上向いていないからと言って、必ずしも営業職で活躍できないとは限りません。
まずは、営業職の適性を判断する前に仕事への理解を深めましょう。
営業方法は企業によってまったく異なりますし、扱うサービスや製品も違うのです。
ひとつひとつを理解して、営業職とは何たるかを正しく認識する必要があります。
先述の向いている人の特徴も持ち合わせているのであれば、そこを伸ばして強みとしても良いでしょう。
営業職を続ける事で培える能力は、多くの仕事で役に立つものが多いのが特徴です。
ヒューマンスキルやビジネススキル、顧客折衝のスキル、正確に聞き取り伝える相手視点、精神的・肉体的なタフさ、そして幅広い人脈も手に入れる事ができます。
長い目で見てキャリアパスを考えた時に、営業職のスキルがどのように役立つか考えてみると良いかもしれません。
【求人票で見る】営業職に求められること
実際の求人例をもとに求められる人物像を見てみましょう。
以下は実際に掲載されている求人から抜粋したものです。
【①広告代理店:フロントセールス(法人営業)】
論理的思考能力、問題解決能力が高く、自身で考え企画提案ができる
【②SaaS系IT企業:カスタマーサクセス(既存顧客営業)】
・数字に基づいた業務設計が得意な方
・課題ヒアリング・要件定義・企画・提案における主担当としての業務験経験
【③ヘルスケアサービス企業:提案営業(新規営業)】
・対人コミュニケーションスキル
・業界知識等のインプットや探究心
営業職で需要があるスキル
上述したように、コミュニケーションスキルはやはり欠かせません。
特に顧客から課題を聞き出すヒアリング能力は伸ばしておきたい力です。
営業は商品やサービスを売り込むというよりは顧客の課題を解決する仕事なので、まずは聞き出す事が第一歩なのです。
時には顧客が気付いていない潜在的な課題にも気づき解決のための提案をしますので、提案力、課題解決能力や業務設計能力も求められています。
タイムマネジメント能力があれば、複数の顧客を抱えても問題なく活躍できるでしょう。
知識をインプットする力なども求められるケースがあります。
営業職に向いていると感じた場合
営業職では相手の立場に立って話ができる能力の他、目標設定や業務管理を自主的に行える必要があります。
その上で、営業職として活躍したいと考えている人は、実際にどういった求人があるのかを探してみましょう。
探し方は様々あるため、転職エージェントでキャリア相談をしてみると、より自身に向いている営業職を明確に理解できるようになります。
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