システムエンジニアに向いている性格を解説!どんな人が働いてる?業務内容を元に転職エージェントが紹介
システムエンジニアは、企業のITシステムを構築する職業です。システムエンジニアは緻密なシステムや設計書を構築する必要があり、緻密な仕事を遂行する必要があります。また、チームで仕事をするため、チームワークを重視する人が好まれます。では、システムエンジニアに向いている性格とはどのような人でしょうか。業務内容を参考にしながら、システムエンジニアに適する性格の向き不向きを見ていきましょう。
目次
システムエンジニアに向いている性格を解説!
システムエンジニアに向いている性格とは?
緻密なシステムを構築するシステムエンジニアですが、どういう人が向いているのでしょうか。
システムエンジニアはシステムを専門とした技術者です。そうしたことを念頭に入れたうえで、システムエンジニアにはどのような素質が求められるのか解説します。
システムエンジニアに向いている性格を見ていきましょう。
几帳面な性格
システムエンジニアは、システムの設計を担当します。そのため、緻密なプログラミングの設計が求められます。
自分がプログラムを組むだけでなく、設計書を担当して他のメンバーに指示を出すケースもあるでしょう。
設計書ひとつをとっても、他人が理解できるような設計書を作成する必要があります。細かな設計ミスが、重大なプログラムミスを引き起こしてしまう可能性があるのです。
几帳面な性格でないと、こうした作業は難しいでしょう。
考えることが好きな性格
システムエンジニアは論理的思考力が問われます。
何故このシステムが必要かにはじまり、作業の1つ1つの意味を考える必要があるのです。そのため、考えることが好きで、作業の意味を考えられる習慣が必要です。
たしかに目の前の仕事を丁寧にこなすことも重要であり、システムエンジニアに求められます。
しかし、もう一歩先に進んで作業の意味を考えることが、良いシステムエンジニアになることの第一歩でしょう。
体力・忍耐力がある性格
システムエンジニアはシステムが完成するまで根気強くする作業をすることが大事です。
時には予期しないエラーが続出し、心が折れそうになることもあるでしょう。そんな時にも諦めず作業に向かい続ける忍耐力が必要となります。
また、システムエンジニアは常に納期に追われていて、時間との闘いが日常になっています。時には徹夜での作業を厭わない体力もシステムエンジニアは必要になってくるでしょう。
変化に柔軟に対応できる性格
IT業界は日進月歩と言われるように、様々な知識が随時アップデートされていきます。
こうした変化に柔軟に対応していかないと、置いてけぼりになってしまいます。昨日の常識が今日には通用しなくなってしまうのです。
常に最新のITトレンドに気を配り、知識をアップデートすることが重要です。
協調性がある性格
システムエンジニアにはチームワークが何よりも重視されます。
個人のスキルがどれだけ高くても、チームワークによる結束力には敵いません。他人と協調して、チームワークを持って行動することが求められます。
また、チームワークには他人とのコミュニケーションが欠かせません。
チームのメンバーと綿密なコミュニケーションをとれることが、システムエンジニアには必要となるのです。
親身な性格
システムエンジニアにとってもっとも重要と言える要素のひとつが、クライアント側に立ち親身になって解決策を考えられる事です。
現状の課題を見つけ、解決に向けた最適な方法を考え実行するためには、チームワークでのコミュニケーションを同じくらいクライアントとのコミュニケーションも必須です。
この考え方は営業職やマーケティング、コンサルタントとも通ずる部分があります。
冷静沈着な性格
システムエンジニアの仕事には保守も含まれます。
トラブルが起こった際にいち早く状況を把握し、解決の為の適切な対応が必要です。
物事に動じず臨機応変な対応ができる冷静なタイプの人は、いざという時本領発揮できるはずです。
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システムエンジニアに向いていない性格は?
システムエンジニアには向き不向きがあり、向いていないとされる性格もあります。
例えば、几帳面でない人はシステムエンジニアには向いていないかもしれません。大雑把な設計書を作ってしまっては、重大なプログラムミスを引き起こしかねません。
しかし、人の性格は環境次第で変わるものです。
プライベートでは几帳面でなくても、仕事の経験を積み重ねていくうちに几帳面さが増します。システムエンジニアとしての経験が、システムエンジニア向きの性格を作っていくことでしょう。
性格が向いていなくても、諦めずに挑戦する気持ちが重要です。
適正があるかチェックする方法
適性診断で客観的にチェックする方法があります。
・エンジニアリング業界への適正診断(一般財団法人エンジニアリング協会)
・CAB適性検査(日本エス・エイチ・エル)
ただし、正解数が少ないからといって必ずしも適正がないと言い切れるものではありません。
あくまで参考程度にとどめ、上述の通り諦めずに挑戦しましょう。
システムエンジニアに求められるものは?
コミュニケーション能力
システムエンジニアはチームで仕事を進めていく職業です。
そのため、チームメンバーとの協調性やコミュニケーション能力は何よりも重視されます。
システムエンジニアへの転職を考えている方は、他人とのコミュニケーションを意識するといいでしょう。
スキルの向上心
システムエンジニアに求められるものは向上心です。
元から持っているスキルも重要ですが、何よりも自身が成長したいというマインドが重要です。
まずはご自身が持っているスキルを整理して、それをどうシステムエンジニアに繋げていけるかを整理しましょう。
事業拡大への関心
システム開発は会社の事業拡大に欠かせないものです。
つまり、システムエンジニアの仕事は新しい顧客開拓、ひいては会社経営に通じていると言えます。
既存のもので満足しないという自身のスキルの向上によって、会社の成長までを見据える気持ちを会社は求めています。
システムエンジニアは技術力が必要?
技術力が求められる
システムエンジニアは技術力が必要とされます。そのため、パソコンにアレルギー反応を起こすような人には向いていないでしょう。
システムエンジニアは高度なプログラミングスキルなどが求められます。挑戦する前からプログラミングに拒否反応を起こしてしまうような人だと、難しいかもしれません。
また、システムエンジニアになる前から技術の知識を習得していれば、即戦力として活躍できます。
技術力はシステムエンジニアになるためのスタートラインのひとつと言ってもいいでしょう。
システムエンジニアは技術力より必要なものがたくさんある
システムエンジニアには技術力が必要です。
しかし、仕事を進めていくうちに技術力はついていくものです。技術力以外にもたくさんの力がシステムエンジニアには必要とされます。
技術力を身に着ける過程で他人と協調していくコミュニケーションが必要です。また、技術を理解する理解力が必要です。
重要なのは、元からある技術力ではなく、向上心を持って仕事に接するマインドではないでしょうか。
システムエンジニアの業務内容とは?
ITシステムのコンサルティング
システムエンジニアは、ITシステムのコンサルティングを担当します。
クライアントのシステム設計に関する課題をヒアリングして、システム設計に落とし込みます。
クライアントと折衝して、システムで解決できる課題を整理するのが、システムエンジニアの役割です。
内外への資料作成
システムエンジニアはクライアントやプロジェクト内といった様々な人と折衝を行います。
そのため、システムの要件を誰でも分かりやすく説明する必要があるのです。
具体的には、設計書やプレゼンテーションにて解説を行う必要があります。これらの資料作成も、システムエンジニアがこなす仕事です。
ITシステムの要件定義・設計
クライアントへのヒアリングを行ったら、要件定義を行います。システム開発の工程や役割分担、工数などを事細かに定義します。
こうして出来上がるものが、システムの設計書です。この設計書を基に、システムの設計に取り掛かります。
プログラミング
システムを設計できる段階になったら、システムの設計がはじまります。
プログラミングの設計は、主にプログラマが担当します。まずはプログラマに担当を割り振り、時にはシステムエンジニア自身もプログラミングを行います。
運用保守
システムが出来たら実装の段階に入ります。
実装する際には、エラーが起こらないか事前にテストをします。
実装した後にトラブルが起きたら、その対応をするのもシステムエンジニアの役割です。
システムエンジニアはどんな人が働いてる?
性格面で適正がある
システムエンジニアで働いてる人は、どのような人でしょうか。
システムエンジニアは、真面目で協調性があり、学習意欲が高い人が多いです。彼らに共通して言えるのは、先に紹介したシステムエンジニア向きの性格であるということでしょう。
性格面で適正のある人が、システムエンジニアとして成功する傾向があります。
やりがいを感じる場面は?
システムエンジニアとして適正のある人が感じるやりがいには共通したものがあります。
それが専門性の高いクリエイティブな仕事ができる事による達成感、そして成長の実感です。
システム開発はクリエイティブな業務です。
実装まで完了した時に得られる高い達成感は、プロジェクト全体に携わることができるシステムエンジニアならではと言えます。
自身が提案と実行を繰り返した結果が形になった事で、自身の成長も実感しやすいはずです。
未経験からシステムエンジニアに転職する方法
システムエンジニアは人手不足だと言われています。
技術革新の速度に対して、IT人材が不足しているのです。
そのため、IT人材であるシステムエンジニアを求める企業は多いと言えます。
プログラミング以外のスキルをアピールする
システムエンジニアには向上心が必要です。
中途採用で転職する場合は、ご自身がもつスキルを棚卸して企業にアピールすることになります。
この際、どういうスキルを持っていて、どのように成長していきたいかをストーリー立てて説明することが重要です。
また、プログラミングスキルがあればどのような経験を持っているのか実績とあわせてアピールしましょう。
システムエンジニアでなくとも、ITの知識やコミュニケーションの取り方を身に着けているのであればそれもアピールポイントになります。
サービス業や営業職による顧客折衝のスキル、クライアントとの対話を通したコンサルタント経験、Webデザイナーなどパソコンに精通している場合はスキルとして役立つ場合があります。
転職エージェントを使う
システムエンジニアになるには転職エージェントを使いましょう。
転職エージェントには転職のプロがいるため、転職希望者の悩みを解決に導いてくれます。ご自身の経験やスキル、性格に合ったような素晴らしい求人が見つかるかもしれません。
また、求人はタイミングの相性もあります。タイミングによって異なる求人を発見できますので、根気よく転職活動を続けることが重要です。
【あわせて読みたい】システムエンジニアに未経験から転職する方法⇓
システムエンジニアは未経験でもなれる?
未経験者のシステムエンジニアを募集している企業が多い
先述したように、システムエンジニアは人材が不足しています。
そのため、未経験者のシステムエンジニアの募集をしている企業も少なくありません。
未経験者募集の求人には充実した研修制度を整えている企業もあります。
プログラム知識を身に着けよう
システムエンジニアになるにはプログラム知識を身に着けることが重要です。
プログラミング言語を習得していると、企業の選考も通過しやすいです。もちろん、基礎的な学習が済んでからのマインドも重要です。
しかし、転職するとなると、採用者に認めてもらえるような基礎的な知識が必要です。
おすすめしたいのが、プログラミングスクールです。
転職者向けのプログラミングスクールがいくつも開校されています。
転職を考えられている方は、まず転職者向けのプログラミングスクールを検討してみてはいかがでしょうか。
適正に当てはまった人は前向きにSEへ転職しよう
システムエンジニアに向いている性格を解説してきました。
システムエンジニアとして成功する人には、ある共通点があります。几帳面で、考えることが好きで、協調性がある人です。
システムエンジニアに向いている性格の人は、成功する可能性が高いです。
性格の向き不向きをあらかじめ認識しておき、より良い転職活動に繋げていきましょう。
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