SES(客先常駐)の現場が合わない…辛い時の対処法を解説
SES(客先常駐)が合わない、業務が辛い!という意見を度々聞くこともありますが、実際はどうなのでしょうか?本記事では、SESが辛いと言われる理由や優良企業の見分け方、辛いと感じた際の対処法、SESからキャリアチェンジできる職種などを詳しく解説します。SESへの転職を検討している方、SESでの仕事が辛いと悩んでいる方、業界理解としてご参考ください。
目次
SES(客先常駐)が辛いと言われる理由
SESの業務が辛いと感じる理由は人によってさまざまですが、エンジニア自身によって変えられるものと変えられないものがあります。
SESである以上変えられない理由によって辛さを感じている方は、会社や案件を変えることが有効な方法です。
まずは、自分がどのような理由で「辛い」と感じているのかを把握して、解決方法を探しましょう。
社内でのスキルアップ・キャリアアップが難しい
SESが辛い理由に、社内でのスキルアップやキャリアアップが難しいことも挙げられます。
特に下流工程ばかりに従事するエンジニアは、現場でプロジェクトの要件定義や立案等の方針決め、マネジメントのような上流工程に携わる機会がないからです。
そのため、客先で成果を上げる、もしくはスキルアップ・キャリアアップが実現できる企業への転職などを視野に入れる必要があります。
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SESを辞めたくても転職できないというイメージがある
SESの働き方は客先常駐がメインであるため、変えたい、辞めたいと思っても「クライアント企業に迷惑が掛かるのではないか」と懸念する方も多いでしょう。
契約中のエンジニアが途中で退職してしまっては、現場に迷惑がかかり、自社SES企業への信頼を損なう恐れもあります。
また、特に現場で下流工程ばかりを担っていた場合では「エンジニアとして転職できるための十分なスキルが身についていないのではないか」という懸念から、辞めたいと言い出しにくくなってしまう方もいるようです。
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案件が終了した後、待機期間が発生する可能性も
一般的に会社間の契約期間が終了したら、SESエンジニアは次の案件の契約時期に合わせて業務を開始します。
しかし次の案件が決まっていなければ待機期間が発生し、エンジニアは自社もしくは自宅で待機することになります。
この待機期間に支払われる給料も企業によって異なり、減額される場合はエンジニアにとって辛い期間となるでしょう。
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1人で客先に常駐する可能性もある
案件によっては、1人で客先常駐するケースもあります。
実際に客先の現場では自分以外の全員がクライアント企業のエンジニア、もしくは他SES企業のエンジニアという場合もめずらしくなく、複数のエンジニアで案件に携わっていた場合は、特に不安を感じるでしょう。
なお、自社と常駐先が請負契約または準委任契約を結んでいた場合、客先からの指揮命令や勤怠管理は禁止されており、1人で客先に常駐すると違法とみなされる可能性があります。
それでも現場の実態は、1人で客先常駐することになるケースもあるようです。
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案件が変わるたびに人間関係を構築する必要がある
SESはエンジニアとして技術力を提供するため、客先企業へ派遣されます。
自身の雇用先であるSES企業とクライアント企業との間で結ばれた契約期間に応じて常駐するため、期間が終了次第、決められた次の常駐先へと向かうのが一般的です。
案件が変わるたびにクライアント企業も変わるため、一定期間ごとに新しい現場でイチから人間関係を構築しなければなりません。
「次の案件にはどのような人がいるのか」「どのような職場環境なのか」という不安を常に抱えることや、せっかく人間関係を構築できた現場から離れることに対してのストレスから、辛い、働き方を変えたいと感じる人もいるでしょう。
常駐先・案件を選べないので案件ガチャが発生する
常駐先企業が変われば仕事内容や働き方が大きく変わる可能性があり、案件の当たりはずれなどがある「案件ガチャ」が発生します。
SES企業は多種多様な業種のクライアントに技術力を提供しているため、案件が変わるたびにエンジニアは通勤距離や職場環境の変化、場合によってはやりたい仕事ができなくなってしまったというケースもあります。
常駐先は自社のSES企業によって決められており、自分で選ぶことができないため、自分と合わない現場に配属されてしまう可能性があります。
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年収が上がりにくい傾向がある
スキルアップ・キャリアアップができない以上、年収アップも見込めないケースが多い点もSESが辛い理由の1つです。
SESは未経験者でも転職しやすい職種であると同時に、経験がなくても担うことができるような下流工程を多く扱う可能性もあり、その状態から抜け出す機会がなくなってしまうこともめずらしくありません。
企業によっては、下流工程ばかりを請け負っているために給料が低く、上がらないこともあります。
現場で成果を上げるなど、客先に貢献しているにも関わらず待遇面に反映されない場合は、上流工程を請け負う企業や評価制度が整った企業への転職がおすすめです。
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やばいSES(客先常駐)企業に注意!やめたほうがいいSES企業の特徴3つ
多重下請け構造の下層部分を担う企業
IT業界の特徴として、ピラミッド型の多重下請け構造になっていることが挙げられます。
大手企業を筆頭に、「元請け企業」「SI企業」と呼ばれる上流工程を請け負う企業、その下に「2次請け」「3次請け」等の下請け企業、さらに下流工程をメインに請け負う「孫請け企業」に分類される形です。
下層部分を担う企業ほど、薄給にも関わらず激務である等ブラック企業の特徴を持つ企業が多いため、エンジニアは「辛い」「やめとけ」「やばい」と感じがちです。
案件が決まらない間に給料が満額でない
一般的に、ホワイト企業であれば待機期間が必要以上に長くなることも、待機期間中の給料が満額でないということもありません。
優良な企業は安定した案件数を維持しているため待機期間が短く、また多くのエンジニアによって待機期間中のエンジニアの給料が補填できるだけの売上があるからです。
そのため、待機期間中の給料はSES企業としてブラックかホワイトか見極める1つの基準となります。
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エンジニアの仕事とは関係ない仕事に配属される
なかには、エンジニアとして採用されたにも関わらず、「研修」「試用期間」という言葉を用いて関係のない業務を命じられるケースもあります。
期間を終えても現場でエンジニア業務に携わることができない場合は、その後のスキルアップやキャリアアップも期待できないでしょう。
入社後に実際に行う業務に関しては、求人要項だけでなく面接の場でもしっかり確認しておくと安心です。
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SES(客先常駐)で働くメリット5選
様々な開発現場を経験することが出来る
SESとして客先常駐することで、案件ごとにさまざまな開発現場での経験を積むことができるというメリットがあります。
これまでに知見がなかった業種における現場での実務経験は、その後のキャリアの可能性を広げられるでしょう。
一定期間ごとに新たな現場で案件に携わり、知識や経験の幅を広げ、多様なスキルを身につけることができると感じる人にとっては、メリットの大きい働き方です。
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責任感が少ない傾向にある
客先常駐のエンジニアは技術提供を目的として客先の現場に派遣されているため、SESの責任範囲は特定の技術タスクを遂行し、指定された業務を適切に実行することです。
エンジニアが提供した成果物に対する責任は発生しないため、現場では過度なプレッシャーを感じることなく働くことができます。
もしも契約不適合とみなされた場合は、不具合の修補や損害賠償の請求、契約解除、代金減額請求などの責任はSES企業が負います。
エンジニアとしてのコネクションを広げられる
どのような環境でも円滑にコミュニケーションを取り、人間関係を構築できるタイプの方は、現場が変わるたびに人脈も広げられるのでメリットを感じられるでしょう。
自社だけでなく他社のエンジニアとの交流を持つことは、スキル向上やモチベーションアップに効果的です。
実力が評価されるエンジニアは、プライベートでの自己研鑽も欠かさず、現場でエンジニア同士のコミュニケーションも積極的に行っている傾向があります。
エンジニアの研修・教育が充実している企業が多い
SES企業は未経験者を積極的に採用している企業も多いため、研修制度や教育体制が整っている傾向にあります。
エンジニアとして開発現場で技術力の提供が求められるSESでは、基礎となるコーティングやテスト、運用など下流工程の知識が欠かせません。
そのためIT未経験者にとってだけでなく、プログラミングの学習等は経験があるものの実務未経験者や、エンジニアとしてブランクがある場合、微経験者にとって研修・教育の充実は大きなメリットとなるでしょう。
契約の規定の時間内で働くため残業時間が短い傾向に
SES契約は準委任契約であり、エンジニアが働いた時間で報酬が発生する仕組みです。
エンジニアの労働時間はSES企業とクライアント企業間の契約で決められているため、残業や休日出勤があったとしても短い傾向です。
プライベートの時間が確保しやすいことから、ワークライフバランス重視の人、子育てや介護中で不規則な残業に対応できない方に向いています。
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SES(客先常駐)が辛いと感じたときの対処策
自社に常駐先の変更を申し出る
現在の開発現場で辛いと感じる場合は、自社SES企業の担当者に常駐先を変えてもらえるよう打診する方法があります。
案件が変われば、仕事内容や働き方も変わります。
辛いと感じる原因が自身の努力や工夫で改善できるものではない場合、変更を申し出てみましょう。
現場を変える方法については、後ほど詳しく解説します。
休職してしっかり休む
無理に働き続けようとせず、一時的に休みをとることも有効です。
案件ガチャでハズレだと感じる現場が連続してしまった場合、大きなストレスから心身に支障が出てしまうこともあるでしょう。
医師から診断書が出ていれば休職期間中に傷病手当金を受け取ることができます。
休職期間中には、心身を休めると同時に転職に向かって動き始めるのもおすすめです。
転職を視野に入れ情報収集する
SESでの働き方が辛い、辞めたいと感じる理由は人それぞれであり、常駐する現場の変更や労働環境の是正を求めても受け入れられないこともあるでしょう。
現在のSES企業で辛い状況が変わらないのであれば、優良企業やSIer、自社開発企業などへの転職を検討することもおすすめです。
現在の自分の市場価値や転職市場の動向など、まずは情報収集から始めてみることで、キャリアの方向性が定まることがあります。
状況を変えたいが何から始めてよいか分からない、効率的に情報収集をしたいという方は、転職エージェントの利用がおすすめす。
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SES(客先常駐)の現場が合わないと感じたら変えられる?
SESの現場が合わないと感じたら考えるべきこと
SESとしての働き方自体ではなく、常駐先の現場が合わないと感じた場合に取ることができる行動は次の3つです。
・改善のために対策する
・現場の変更や転職を検討する
・我慢してそのまま働き続ける
我慢して続けようとするとパフォーマンスが低下するだけでなく、心身に支障をきたしかねません。
もしも自身が経験したいキャリアとはかけ離れている場合は特に、我慢して続けるよりも環境を変えるために別の行動を選択した方がよいでしょう。
改善するためには、今の現場が合わないと感じている理由を明確にすることが大切です。
また、キャリアプランを改めて明確にすることで、ある程度我慢してでも続けるべき現場であるかどうか判断する参考になります。
現在のSES企業にではなく、現場に対してどうしても不満がある場合は、営業担当や上司に相談することをおすすめします。
SESの現場を変える方法
現場を変えたいと思ったら、相談する相手は自社の営業担当や上司です。
常駐先に直接伝えることはマナー違反となるため、くれぐれも注意しましょう。
できるだけ早めに相談することで、迷惑がかからないタイミングで現場を変えることができるかもしれません。
なお、現場を変えることについて相談する際には「○○スキルを身につけたいから」「△△の現場経験をキャリアップに活かしたいから」といった前向きな理由を伝えるようにすることも大切です。
現場を変える日程が決まったら、業務の引継ぎを行います。
担当業務や注意点のリスト化、スケジュールの想定など、現場を変えてもらえるよう申告する前に自身で行えることは用意しておきましょう。
SESの現場を変えるときの注意点
現場を変えたい旨は常駐先ではなく自社に伝えること、前向きな言葉で伝えることの他にも、現場を変える際に気を付けたいポイントがあります。
まず、現場を抜けるのは、契約更新のタイミングがもっとも望ましいです。
心身に支障をきたしているのでなければ、契約更新と同時に現場を変えられるようタイミングを調整することで、常駐先に迷惑がかかりづらく、自社の信頼も傷つきません。
また、自社の営業担当は交代で入る現場のエンジニアの調整も行わなければならないため、できるだけ早い時期から相談しておくことも大切です。
契約更新が迫ったタイミングでの相談は、現場を変えるための営業担当の調整が間に合わないこともあります。
そのため、目安として契約更新の2ヶ月前までには相談しておくのがおすすめです。
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SES(客先常駐)のホワイト・優良企業の見分ける基準3つ
エンジニアの教育制度が整っている
未経験者を積極的に採用する傾向にあるSES企業だからこそ、教育制度の充実はブラックかホワイトか判断する大きな指標です。
カリキュラムや課題が与えられるだけではなく、実践で役立つ知識の獲得や、エンジニアとして課題解決するための発想力などを身に付けられる目的で行われる教育制度が整っていると、業務に関するリスクを減らすことができるでしょう。
他にも、社内勉強会の有無やスキルアップのための支援などが充実していると、キャリアパスも描きやすくなります。
【あわせて読みたい】ホワイト・優良なSES(客先常駐)企業を見分ける方法についてはこちら⇓
社員の有休消化率が高い
優良企業には、社員の有休消化率が高く、離職率が低いという特徴があります。
SES企業においても社員の有休消化率は優良企業の判断材料になるでしょう。
厚生労働省によると、令和4年の1年間で労働者が取得した年次有給休暇日数は10.9日、取得率は62.1%で過去最高でした。
有休の取得状況や離職率等の情報は、企業へ直接聞くか転職エージェントでも確認することができます。
(参考:厚生労働省『令和5年就労条件総合調査の概況』)
エンジニアの評価制度が明確
客先常駐するエンジニアは、自社からの正当な評価を受ける機会が十分だとはいえません。
評価制度が明確な企業の場合、ホワイト企業の可能性が高いです。
評価制度が整っているかどうかは、以下の観点で確認することができます。
- ・スキルの評価基準が明確である
- ・社員とのコミュニケーションの機会が多い
- ・エンジニアが業務のFBを適切に行える環境である
- ・20.30.40代と年代別のキャリアパスが存在する
適切な評価方法を明記している企業であれば、優良企業の可能性が高いでしょう。
その一方で、昇進や昇給の基準が曖昧、面談などコミュニケーションの機会が少ないSES企業は注意する必要があります。
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SES(客先常駐)から目指せる転職先
他のSES企業
もしも客先常駐という働き方自体ではなく、所属するSES企業の問題で辛いと感じるのであれば、他のSES企業へ転職することで不満が解消されることがあります。
現在どのような理由で辛いと感じるのか振り返り、自社SES企業での労働環境や制度の不備、将来性への不安などが原因である場合は、他のSES企業への転職を検討しましょう。
これまでに培ったスキルや経験が正当に評価される環境では、キャリアアップや年収アップできる可能性があります。
SIer
SIerは、クライアントのニーズに応じて開発から運用までの工程を一気通貫して請け負う企業です。
客先常駐の案件であっても、基本的にチームで配属されるため、1人で常駐する可能性があるSESとは異なります。
またSESでは労働力を提供する業態であるのに対し、SIerは完成したソフトウェアやシステムを納品するという違いもあり、案件も豊富で長期的に安定した働き方ができるため、待機期間も発生しません。
SESでの働き方が合わないと感じ、環境を変えたい方にとっては魅力が多いでしょう。
スキルの幅を広げキャリアアップを希望する人にとっては、マネジメント等の業務に携わることができる機会があるSIerがおすすめです。
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自社開発ができる企業
自社で開発したサービスやシステムを販売する企業が自社開発企業です。
クライアントのニーズに沿うSESやSIerとは異なり、自社で企画から行うため、より広い業務範囲に携わる機会があります。
自社で落ち着いて働くことができる点や、ユーザーからの反応を直接感じることができる点が魅力です。
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社内SE
社内SEは自社のシステム構築や保守運用、社内インフラの整備、社員からの問い合わせ対応等を業務とする職種です。
デジタル化が進む近年では、IT企業だけでなく、さまざまな業界で需要が高まっています。
社内システムの最適化に特化した業務内容で、自社の経営課題の解決等、大きなやりがいを感じる範囲にも携わる機会があるため、幅広いキャリアパスが選択可能です。
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SES(客先常駐)が辛くなったらIT転職のプロに相談してみよう
客先常駐という働き方には、多様な経験を積むことができるという大きな魅力がある一方で、辛い、状況を変えたいと感じる要因が多いのも事実です。
ただしSES企業のなかでも、請け負う工程の違いによって、働きやすさや給料等の待遇面が大きく変わります。
もしも現在のSES企業での働き方に不安や困難を感じているのであれば、環境を変える行動をとる前に一度客観的に状況を整理してみましょう。
何に辛さを感じ、どのような将来を期待するのか、現在の自分の市場価値と照らし合わせることで解決策が明確になるかもしれません。もしもその解決策が転職であった場合は、転職エージェントが力になります。
「SESエンジニアとして上流工程に携わりたい」
「IT業界でキャリアアップ転職して年収を上げたい!」
「もっとキャリアパスが豊富な環境で働きたい!」
などのキャリアのお悩みは是非、「IT・Web業界の知見が豊富なキャリアアドバイザー」にご相談ください!
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