Webエンジニアのキャリアパス13選!理想のキャリアを歩むための考え方
エンジニアとしてキャリアを歩むとなると、エンジニアのキャリアパスはどのような選択肢があるのか、エンジニア職種の中でもどの職種をめざしたらよいのか悩みますよね。本記事ではエンジニアとして理想のキャリアを歩むために、今回はWebエンジニアに特化してエンジニアのキャリアパスやキャリアプラン、Webエンジニアの将来性などわかりやすく解説します。
目次
【Webエンジニア】エンジニアとしての技術を磨けるキャリアパス6選
フロントエンドエンジニア
平均年収
フロントエンドエンジニアの平均年収は約600万円前後といわれています。日本の平均年収は400万円台とされているため、フロントエンジニアは比較的年収が高い職種です。
仕事内容
フロントエンドとはユーザーがウェブサイトを閲覧した際に直接操作する部分を指します。
フロントエンジニアは、Webデザイナーのデザインを基にHTMLやCSS、JavaScriptといったプログラミング言語を使用し、Webサービスやアプリケーションにおけるフロントエンドの設計・構築・カスタマイズを行います。
求人例
■求人要項
Webアプリケーションエンジニア
【年収】
618〜857 万円
【雇用形態】
正社員
【仕事内容】
自社プロダクトのWebアプリケーション開発
【必須条件】
- ・フロントエンド開発環境の構築経験
- ・フロントエンドのアーキテクチャの設計経験
- ・Webセキュリティの知識
- ・バックエンドの開発経験
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サーバサイドエンジニア
平均年収
平均年収は543~660万円ほどといわれています。サーバーサイドに関する業務が増加する中で、サーバー構築やプログラミングを実務レベルでこなせるエンジニアは貴重な人材なため、高い年収水準を誇っています。
仕事内容
サーバーサイドエンジニアは、ユーザーからは見えない部分(バックエンド)の中でもサーバーサイドのデータ処理環境の構築を行うためのプログラム開発を担当します。
データ処理環境の構築のみならず、バージョンアップに伴う環境の調整や構築も行います。
求人例
■求人要項
サーバーサイドエンジニア
【年収】
600〜1,000 万円
【雇用形態】
正社員
【仕事内容】
自社プロダクトのWebアプリケーション開発等
【必須条件】
・5年以上のデータベース設計、チューニング・実装経験
・3年以上のサーバサイドのアプリ開発経験等
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フルスタックエンジニア
平均年収
フルスタックエンジニアの平均年収は700~850万円ほどといわれています。エンジニア全体の平均年収が約540万円という点からも、フルスタックエンジニアの平均年収は高いと言えるでしょう。
仕事内容
フルスタックエンジニアはオールラウンダーエンジニアまたはマルチエンジニアとも呼ばれ、その仕事内容は一人で複数の開発工程を担い、修正・保守などを行います。
求人例
■求人要項
フルスタックエンジニア
【年収】
500〜900 万円
【雇用形態】
正社員
【仕事内容】
- ・サーバーサイド(Ruby on Rails)の設計・実装
- ・フロントエンド(React、TypeScript)の設計・実装
- ・インフラ環境(AWS)の運用、改善
【必須条件】
・仕様を基に設計から開発、テスト、リリースまでの一連を担当した経験
・Ruby, PHP, Pythonなどの言語でMVCフレームワークを用いたWebアプリケーション開発経験
・React, Vue.js, Angularいずれかを用いたWebアプリケーション開発経験
・AWSやGCPなどパブリッククラウドサービスの利用経験等
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テックリード
平均年収
テックリードの平均年収は500~770万円ほどといわれています。チームをまとめるリーダーであるテックリードは他のエンジニア職種と比較しても平均年収が高い傾向にあります。
仕事内容
リードエンジニアとも呼ばれるテックリードはチーム単位でスタッフを統率するリーダー的役割であり、チーム内の調整役です。エンジニアチームのメンバーが業務を遂行しやすい環境を整え、生産性の向上に貢献します。
求人例
■求人要項
Webアプリケーションエンジニア / テックリード候補
【年収】
750〜1,000万円
【雇用形態】
正社員
【仕事内容】
・Webブラウザ向けWebアプリの機能開発
・PayPayアプリ向けに提供するミニアプリの機能開発
【必須条件】
・バックエンド開発およびフロントエンド開発経験(5年以上)
・アジャイル開発経験
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CTO
平均年収
CTO、もしくはCTO的立場の方の平均年収は800~1,300万円ほどといわれています。一番多い層は600~900万円とされており、企業規模によっては平均年収が5,000万円を超える場合もあります。
仕事内容
CTOは技術部門の最高責任者で、仕事内容としては企業の経営戦略にあった技術を最新の技術トレンドに基づいて経営戦略にマッチした技術と予算を考慮し選定します。
いわば企業プロジェクトの技術面を全面的に担当するCTOは最新の技術動向に基づいて、企業戦略に合った技術を予算やリスクを考慮して選定し、リーダーとして技術チームにFBして実行に導きます。
求人例
■求人要項
CTO候補
【仕事内容】
・Ruby on Rails、MySQL、Redis、ElasticSearch を利用したバックエンド開発等
【必須条件】
・Ruby、PHP、Python などの言語で MVC フレームワークを使った開発経験
・MySQL での正規化、クエリの最適化を考慮した DB 設計経験
・AWS や GCP などのパブリッククラウドサービスの利用経験
・GitHub を使った Git-Flow ベースでの運用経験
・障害発生時の対応経験
・エンジニアのマネジメント経験
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ITアーキテクト
平均年収
ITアーキテクトの平均年収の幅は広いですが、平均年収の中央値は760万円~1000万円ほどといわれています。
仕事内容
クライアントの要望に応えたシステム設計・構築が主な役割です。経営層やITコンサルタントが提示した経営戦略を元にそれをITシステムの技術的な実現で可能にするためデザインします。
アプリ開発からネットワークの開発まで、携わる業務範囲が広いのも特徴の1つです。
求人例
■求人要項
ITアーキテクト(リモート可/技術選定から参画)
【年収】
900〜2,000万円
【雇用形態】
正社員
【仕事内容】
アーキテクチャ要件、非機能要件の定義等
【必須条件】
・幅広い技術領域のスキルと、全体最適を意識した設計スキル
・非機能(性能、可用性、移行性、操作性、運用性、機密性など)の要件定義、設計等
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【Webエンジニア】ビジネス・マネジメントを経験できるキャリアパス4選
プロジェクトマネージャー
平均年収
プロジェクトマネージャーの平均年収は600万前後といわれていますが、キャリアや年代によって変動します。キャリアを積むことで平均年収が700万円以上になる場合もあるでしょう。
仕事内容
プロジェクトの立案や、スタッフの登用・配置、費用の確保、進捗管理等をマネジメント・ディレクションするのがプロジェクトマネージャーの仕事です。
つまり、プロジェクト全体の舵取りが主な役割になります。
求人例
■求人要項
【フルリモート】PM(画像処理技術を用いた自社サービス)
【年収】
600〜1,000 万円
【雇用形態】
正社員
【仕事内容】
Webサービスの設計・開発・運用等
【必須条件】
・サーバーサイドエンジニアの経験(5年以上)
上記に加えて、下記のうちいずれかのご経験がある方
・Ruby on Railsを利用した開発経験
・TypeScriptを利用したサーバーサイドの開発経験等
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プロダクトマネージャー
平均年収
プロダクトマネージャーの平均年収は700~990万円ほどといわれており、ある程度キャリアを積んでからプロダクトマネージャーになる場合が多いため高い水準になっています。
仕事内容
- ・研究開発・R&D
- ・プロダクト企画・システム企画
- ・プロジェクト管理
- ・設計・開発
- ・保守運用
- ・営業・顧客サポート
プロダクトマネージャーには上記のような役割があり、「プロダクト=(製品・商品・サービス)」を立案し、成長させます。
求人例
■求人要項
プロダクトマネージャー
【年収】
500〜1,200万円
【雇用形態】
正社員
【仕事内容】
・プロダクトの中長期・短期のロードマップ設計
・法務領域、特に契約締結に関する業務フローの深い理解を得るためのヒアリング・インサイト抽出等
【必須条件】
・プロダクトマネージャーとしての業務経験
・Web/モバイルアプリケーション開発
・決済やAPI等の開発PJTにおいて、要求定義・要件定義〜リリースまでの一連のプロセスを推進した経験等
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VPoE
平均年収
VPoEの平均年収は500〜900万円ほどといわれています。
仕事内容
VPoEはエンジニアリングのマネジメントの責任者であり、エンジニアの育成や適材適所の運用といったエンジニアの人事体制を整備します。
求人例
■求人要項
VPoE候補(経営課題の発見・戦略立案〜実行)
【年収】
900〜2,300 万円
【雇用形態】
正社員
【仕事内容】
技術的な戦略・ロードマップ策定等
【必須条件】
・フロントエンドからバックエンドまで幅広い技術に精通された経験
・VPoE や EM, エンジニア組織のマネジメント (10名以上) 経験等
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Webディレクター/Webプロデューサー
平均年収
Webディレクターの平均年収は440万円ほどとなっています。Webプロデューサーの平均年収は400~500万円といわれています。
仕事内容
Webディレクター/Webプロデューサーの主な仕事はWebサイトの企画立案や開発、またWebプロデューサーは予算管理やクライアントとの交渉など案件全体の責任を持つ仕事です。
求人例
■求人要項
Webディレクター ※マネージャー候補
【年収】
752〜929万円
【雇用形態】
正社員
【仕事内容】
クリエイティブ組織のマネジメント補佐等
【必須条件】
・全webサイトの企画・制作・運用
・社内外ブランディングツールの企画・制作等
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【Webエンジニア】未経験からでもチャレンジしやすいキャリアパス3選
Webコンサルタント
平均年収
Webコンサルタントの平均年収は500万円~800万円ほどといわれています。入社1年目でも年収が400万円以上になる場合も多く、スキルアップすると更に金額が上がるため高年収を目指したい方にオススメの職種です。
仕事内容
WEBマーケティングコンサルとも呼ばれることがあります。コンサルの名がつく通り、Webを使用し、顧客の売上・利益を伸ばすサポートを行うのが業務内容です。
求人例
■求人要項
Webコンサルタント【DX&マーケティング事業部】
【年収】
550~750万円
【雇用形態】
正社員
【仕事内容】
Webサイトの調査(Google Analytics、ヒートマップ)/マーケティング課題の特定
【必須条件】
・IT領域におけるエンジニアの実務経験1年以上
・設計~開発のご経験(アプリ/インフラ不問)1年以上
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ITコンサルタント
平均年収
ITコンサルタントの仕事の平均年収は660万円ほどです。エンジニア全体の平均年収と比較しても高額となっており、マネージャー、シニアマネージャーに就くと、年収はそれぞれ900万~1400万円、1300万~1800万円前後まで上がります。
仕事内容
ITを用いてクライアントの課題解決、ソリューションの提案やサポートです。
ITコンサルタントは通常のコンサルタント事業とITを用いてのコンサルタント事業の2つに対応できなければいけません。
求人例
■求人要項
ITコンサルタント メンバー
【年収】
400〜1,200 万円
【雇用形態】
正社員
【仕事内容】
IT戦略立案、ITコスト削減、ITシステム調達、PMO等プロジェクトマネジメント等
【必須条件】
プロジェクトマネジメント経験等(3年以上)
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プリセールス
平均年収
プリセールスエンジニアの平均年収は630万円ほどですが、業務範囲によってによって年収額が大きく変わるとされています。
仕事内容
・営業のサポート:IT知識を用いてより商品・サービスの良さを顧客にアピール
・顧客に対して分かりやすいITサービスの説明:ITサービスを専門用語を使わずに説明するなど顧客目線でのサポート
以上がプリセールスエンジニアの業務の一部です。いずれも最終的には商談の成立、契約締結がゴールになります。
求人例
■求人要項
ITソリューションプリセールス
【年収】
500〜800万円
【雇用形態】
正社員
【仕事内容】
ソリューション拡販のための企画・施策の立案、予算策定等
【必須条件】
・協調性を持って業務に取り組むことができる方
・セルフスターターの方
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Webエンジニアの将来性
エンジニア全体で人材不足のため需要は高い
若者の人口減少の影響もありますが、人工知能やIoT分野、ロボットなど最新のテクノロジーが急速に発達している中で、最新技術を扱える人材は少なくなるばかりです。
最新テクノロジーを扱えるエンジニア人材は貴重で、非常に需要が高い傾向にあります。
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インターネット附随サービス業の生産額は右肩上がり
総務省が公表している「情報通信白書」では、Web業界が含まれるインターネット附随サービス業国内生産額は年々増加しており、2020年には4,450億円越えと報告しています。他業界と比較すると金額としてはまだ少ないですが、急速に発展しているという大きな特徴があります。
今後、コンテンツ産業をはじめとする様々な業界にデジタル化の波が押し寄せ、Web業界は更に成長が見込めるため、Webエンジニアは将来性が高く転職先として非常に魅力的でしょう。
(参考:国税庁『総務省│情報通信白書』)
WebサービスでもAIをはじめとする新しい技術を取り入れている
Web業界においてトレンドは移り変わっており、テクノロジーの革新は日進月歩で起きています。
- ・ブロックチェーン技術:仮想通貨やデジタル資産への投資、金融取引、プラットフォームの運営など
- ・IoT技術:身近なデバイスとネットを接続することでスマートホーム化などを実現
- ・AI技術:人工知能技術によるチャットボットやレコメンドシステムの提供
- ・モーションデザイン技術:ユーザーの利便性向上やシステム、アプリなどへのユーザー理解度の向上に貢献
上記はほんの一例ですが、今後も続々と新テクノロジーが開発され、Webサービスにも取り入れられると予想されているため、新しいIT技術を習得すればWebエンジニアとしての市場価値はますます高くなるでしょう。
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Webエンジニアが理想のキャリアパスを歩むために必要な考え方
ステップ1 キャリアのゴールを設定する
ステップ1は、自分に必要な経験・スキルを知るステージにあたります。
Webエンジニアとして描くキャリアパスのゴールがどこにあるのかを明確化することで、数年後のビジョンの輪郭もはっきりしますし、目的意識をもって日々の仕事に取り組めるようになります。
ステップ2 自己分析をして現状を把握する
Webエンジニアとしての自分の立ち位置をはっきりさせておくことが大事です。
自己分析を行い、身につけているスキルの活かし方や、設定したゴールに行き着くために求められる知識・新たに習得すべきスキル等の把握をすれば、より目標に早く、効率よく到達できる可能性が高まります。
ステップ3 転職市場での評価を測定する
転職市場での自分の市場価値を客観的に測定することで、Webエンジニアとして自分が歩むキャリアパスの過程から無駄を省き、効率的にゴールを設定することが可能です。
ステップ4 ゴールにたどり着くまでに必要なスキル・経験をまとめる
このステップでは、自分が設定したゴールに到達するために必要なスキルや経験をまとめます。そうすることで具体的に自分に足りていない部分がはっきりするでしょう。
ステップ5 ゴールまでの年表をつくる
ゴールまでの年表を作成することで、「Webエンジニアとしてどのようなことから始めればいいか?」「設定した仕事やキャリアのゴールに到達するために、次に何をすればいいのか」などを確認しやすくなります。
可視化することが大事であり、そうすることで理想のキャリアパスまでの座標がはっきりします。
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- ご年齢:30代前半
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【あわせて読みたい】転職でキャリアアップに成功した事例はこちら⇓
「ChatGPT キャリアパス診断」ご利用の流れ
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