【徹底比較!】ストック型ビジネス vs フロー型ビジネス!両者のポイントからITとの関係性まで解説します!
働き方改革に伴って副業の解禁の流れになり、個人レベルでも様々なビジネスモデルが注目されるようになりました。そのビジネスモデルの代表的なものとしてストック型とフロー型のビジネスモデルがあります。今回はストック型ビジネスとフロー型ビジネスのポイントとITとの関係性までを徹底的に比較し、解説していきます。
目次
ストック型ビジネスとは?
ストックという単語は「在庫」や「たくわえ」、あるいは「株券」という意味を持っています。
しかしストック型ビジネスとは商品の在庫やたくわえが必要という意味では無く、商品やサービスを売る仕組みを作って継続的に収益があがるビジネスモデルを言います。
ストック型ビジネスの具体例
最近流行しているNetflixやSpotifyといった定額料金を支払ってもらいサービスや商品を提供するサブスクリプションサービスもストック型のビジネスモデルです。
またクレジットカードや会員になって受けるサービスもストック型のビジネスモデルですし、水道料金やガス電気の日常のライフラインに必要なサービスもストック型のビジネスモデルになります。
定期的な点検や賃貸の契約、レンタルやリースサービス、学習や勉強の各種スクールや保険もストック型ビジネスと言えます。
ストック型ビジネスは意外と身近なところに沢山あるビジネスモデルです。
対してフロー型ビジネスとはどのようなビジネスモデルを指すのでしょうか。
フロー型ビジネスとは?
フローという単語には「流れ」や「流量」という意味があり、経済的には一定期間内に流れる商品や金のことを指します。
すなわちフロー型ビジネスとは消費者が必要な都度、商品やサービスに対し契約しお金を支払うことで収益を上げていくビジネスモデルになります。
フロー型ビジネスの具体例
コンビニエンスストアやスーパーで商品を売る、飲食店の食事は一番身近なフロー型ビジネスです。
他にも美容室でのカットやネイルサロン、マッサージ等のサービスはフロー型ビジネスにあたり、家を建てたり、ホームページの制作をしてもらったりする事もフロー型のビジネスモデルと呼べます。
ここからは継続利用をしてもらうストック型ビジネスと単発での契約が主になるフロー型ビジネスの両者のポイントを挙げていき比較もしていきます。
ストック型ビジネスのポイント
ストック型ビジネスの最大のポイントは継続して収益が入ってくる点にあります。そんなストック型ビジネスのポイントをメリットとデメリットに分けてご紹介します。
ストック型ビジネスのメリット
ストック型ビジネスのメリットは継続した安定した収益を上げることが出来る点にあります。
継続した収益があると年間の計画が立てやすく、会社の次の展開も決める余裕にも繋がります。
ストック型ビジネスのデメリット
逆に継続して商品やサービスに課金してもらうことは顧客に対し安定し更に満足してもらえるものを提供し続けなければならない点にあります。
いくら継続して課金してもらえるとしてもユーザーが競合に目移りし自社のストック型ビジネスから離れると継続し安定した収益は得る事が出来ません。
また、安定した売り上げが得られる反面、単発で大きな売り上げが必要な際に時間がかかるビジネスモデルになりうる可能性が大きいビジネスモデルとも言えます。
フロー型ビジネスのポイント
フロー型ビジネスの最大のポイントは大きな売り上げを単発で得る事が出来るところです。
フロー型ビジネスのメリット
フロー型ビジネスが単発で商品や契約で売り上げを得るビジネスモデルなので、売り上げが足らない時に金額を下げて販売し短期間で即効性のある収益を得る事が出来る点がメリットです。
また会社を立ち上げた時、に単発で目立つ商品やサービスがあれば会社を大きくする起爆剤にもなる売り上げが出来るのも、フロー型ビジネスのメリットとも言えます。
フロー型ビジネスのデメリット
反対にデメリットとしては単発、その都度の売り上げになるので年間の販売計画の見通しがストック型ビジネスと比較して立てにくいところになります。
継続的な収入になってない為に時々に影響した様々な事情により売り上げが左右する事も多々ありますのでフロー型ビジネスモデルは景気の波に左右されやすいビジネスモデルにもなります。
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両者のITとの関係性は?
ストック型もフロー型も両方のビジネスモデルはITと密接な関係を持っています。
ここからは両者のITとの関係性について解説していきます。
ストック型ビジネスとITの関係
ITに関わっているストック型ビジネスは継続的に課金してもらいサービスを提供するサブスクリプションサービスが代表的なものと呼べます。
Amazonもマイクロソフトもサブスクリプションの継続的なサービス提供により安定した売り上げを確保、維持する事が出来ています。
また、個人でもブログを運営しそこから定期的な広告収入を得るストック型ビジネスをする人も増えてきています。noteというサービスで作品や文章をマガジンとして月額で購入してもらうITを利用した個人のストック型ビジネスも普及してきています。
フロー型ビジネスとITの関係
単発でホームページの制作を受けたり、クラウドソーシングサービスを利用し記事毎にライティング業務を受けるのはITにおけるフロー型ビジネスになります。
スマートフォンの本体やパソコンの商品、売り切りのソフトウェアの販売、契約もITに関係するフロー型ビジネスとして分類されます。
しかし、サブスクリプションサービスの流行で現在のITにおけるビジネスモデルとしてはストック型ビジネスが主流になってきているのが現状です。
副業で始めるならどっち?
2018年からの働き方改革により個人の副業が解禁になっていく中でストック型のビジネスとフロー型のビジネスはどちらがおすすめか解説していきます。
副業でやるならストック型ビジネスモデルがおすすめ
企業に勤めて個人レベルで行うビジネスとしてはストック型のビジネスモデルをおすすめします。
副業を解禁された時に副業をやるモチベーションは何でしょうか。やはりお金、普段の給料以外のお金を手に入れる事ではないかと思います。
会社の仕事の後や休日にやる副業としては限られた時間を有効に使い効率的に稼いでいきたいものです。
従って個人で商品を一から作って販売したいという野望があったり、サービスを提供して休日は普段と違うお客さんに接したいという場合を除いて、限られた時間で効率よく副業で稼ぎたい方は自分の好きな事をブログで発信し収益を得る等のストック型のビジネスモデルが良いです。
ブログ記事を更新していく事はそのブログ自体が個人の資産になり継続的な広告収入を得られる事も可能です。
継続して更新していくことが必要にはなってきますがブログの資産価値は継続する毎に上がっていきますので副業としての収入自体もどんどん増えていきます。
単発で収入を得ていくフロー型のビジネスモデルは、きっちり時間をとって活動してその時間毎にしか収益が得られないのに対し、ブログ等を利用した個人のストック型ビジネスは自分が本業で働いている間も収益を得る事が可能ですので、副業でやるにはストック型ビジネスモデルがおすすめです。
ただし、ブログ等のストック型ビジネスモデルは個人でやる方も年々増えてきているので収益をどんどん上げたい人はきちんと戦略を立てて実行しないと思うように収益が上がらない事もあります。
個人で楽しんで継続するか収益重視で行動するか色々と試すのが良いと思います。
結局ストック型とフロー型どちらがおすすめ?
会社でやる場合でも個人で副業をやる場合でも根本的に安定した収益が重要になってきますのでストック型ビジネスモデルを展開していくのがおすすめです。
またIT関係でのビジネスモデルをお考えでしたらサブスクリプションサービスやブログ等でストック型ビジネスは会社でも個人の副業でもやり易い状況になってきています。
しかし最初からストック型のビジネスモデルを展開するには提供する商品やサービスを最初に知っても必要があり、その点においてはフロー型のビジネスモデルが優れている面も多く即効性もあります。
従って最初にフロー型ビジネスモデルを展開し徐々にストック型ビジネスモデルに移行していくのもこれからのビジネス展開に置いて有効な手段と言えます。
両方のビジネスモデルを経験する事は資産として価値のあるものに違いないので良く検討してみてはいかがでしょうか。
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