転職エージェントは賢く使おう!使い方のポイントと注意点をご紹介します
転職エージェントを最大限に活用できていますか?賢い使い方を覚えることで、転職エージェントの利用メリットはとても大きくなります。本記事では転職エージェントがサービス内容や使い方をご紹介!使い方を把握して、希望するキャリアや働き方を叶えましょう。
目次
転職エージェントの賢い使い方を覚えよう
転職エージェントを使った転職活動の流れ
まずは転職エージェントを利用した転職活動における具体的な流れから解説します。
①登録…無料で登録できます。まずは登録だけでもOKです。
②面談…この時点で求人紹介する事もあります。市況感を聞くだけでもOKです。
③書類作成…エージェントのアドバイスを受けられます。作成を代行するサービスも利用可です。
④応募…エージェントが応募を行います。
➄選考…エージェントが面接対策や日程調整などのサポートを行います。
⑥内定…複数出た場合はエージェント経由で辞退もできます。
⑦交渉…条件面の交渉もエージェントがサポートします。
⑧退職…現職の退社についても相談できます。
➈入社…入社後の相談もできます。
このような流れが一般的ですので、上記をふまえて読み進めてください。
転職エージェントは使い方次第
転職エージェントのキャリアアドバイザーは、何人ものキャリアをサポートしてきた「転職のプロ」。また、転職エージェントはこれまでに蓄積されたデータやノウハウを持っています。転職エージェントのサポートを最大限に受けられるかどうかで、転職活動の結果は大きく変わります。
一方で、キャリアアドバイザーは常に複数人の転職活動をサポートしています。そのため、利用者側も転職エージェントのサービスや賢い使い方を把握して、メリットを最大化することが大事です。
転職エージェントの主なサービス内容
面談・求人紹介
サービスを利用する際には、初めに担当となるキャリアアドバイザーとの面談を行います。
面談の内容としては、これまでの経験や転職時期、条件などを伝えることで、希望に沿った求人を紹介してくれます。
もちろん、まだ転職を考えていない方でも、ご自身の市場価値に関する質問やキャリアに関する相談など気軽にサービスを利用することが可能です。
履歴書・職務経歴書の添削
転職エージェントを利用すると、履歴書や職務経歴書の添削を受けることができます。書類選考が不安な方は相談してみると良いでしょう。
IT/Web/ゲーム業界専門の転職エージェントGeeklyでは、時間のかかる履歴書・職務経歴書作成の代行サービスも行っております。
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面接対策・活動サポート
実際に転職活動を進める場合、しっかりとした面接対策ができます。過去の質問事例の提供や、模擬面接の実施といったことが可能です。面接に苦手意識がある方は、ぜひ対策してみると良いでしょう。
また、転職エージェントは企業との面接調整や、企業に直接聞きづらい質問の代行もしてくれます。残業時間や社風についても遠慮なく聞いてみましょう。
年収交渉・入社日調整
年収がアップしたら嬉しいですが、企業に直接年収を上げてくれとは言いにくいですよね。
また、いざ転職が決まった後も実際に入社する日にちの調整があります。
転職エージェントは年収交渉や入社日の調整に至るまで、フルでサポートしてくれます。
【あわせて読みたい】年収アップの相場について知りたい方はこちら!
転職エージェントが選ばれる理由
客観的な目を持った転職のプロ
転職エージェントは転職のプロです。
ひとりで進めようとすると様々な不安や失敗が続いて焦りが生まれてしまうことがあります。
その点、転職エージェントは転職に関わることであれば何でも相談できる頼もしい第三者です。
キャリアアップやキャリアチェンジ、そもそも転職すべきかどうかまで、客観的なアドバイスを受けることができます。
業界情報や企業の内部情報を入手できる
公開されている求人情報には、企業が伝えたい情報がメインです。
転職エージェントのキャリアアドバイザーには、業界の最新情報や転職市場における相場感、さらにリアルな社内の様子まで聞くことができます。
これは、人事担当者のみならず、経営者や現場の担当者ともパイプを持っている転職エージェントの特性ゆえとも言えます。
企業のWebサイトや求人サイトだけでは知りえない情報は、転職活動において企業選びや面接対策にも役立ちます。
無料で相談できる
転職のプロである転職エージェントですが、無料で利用できることが大きな特徴として挙げられます。
転職エージェントへの報酬は、採用が決まった際に企業から支払われる手数料に含まれています。
そのため、先述の通りサービス内容は多岐にわたりますが、転職者の支払いは発生しません。
非公開求人を紹介してもらえる
求人情報には、転職サイトなどで広く公開されていないものや、その転職エージェントでしか応募できない「独占求人」も存在する場合があります。
非公開理由は企業によって様々ですが、条件の良いものが多数含まれていることも多いです。
転職に際して選択肢を広げるためにも、非公開・独占求人を取り扱う転職エージェントの利用は大きなメリットと言えるでしょう。
現在の勤め先を円満退社しやすい
転職活動は、多くの方が仕事を続けながら行います。
そのため、入社日・退社日の調整や引継ぎのトラブルなど、退社準備の進め方で悩む方も多いのが実情です。
転職エージェントはこのような退職の問題に関してもアドバイスを受ける事ができるため、転職活動に集中できるのも特徴です。
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転職エージェントの使い方①~選び方のポイント~
厚生労働省によると、全国には26,208もの転職エージェントが存在しています。
さらに、東京都内においてはコンビニの店舗数以上の転職エージェントが存在するとも言われています。
選び方が分からない方向けに、弊社で独自集計したアンケートの結果と、転職エージェントの選び方のポイントをご紹介します。
転職エージェントの選び方は?
転職エージェントを選ぶ基準
転職エージェント選びでは、自分の希望する業界や分野に強いかどうかが最優先されているようです。次担当コンサルタントのスキルや印象、求人数の多さという結果となりました。
一方で実績や有名企業との繋がりといった転職エージェントに対する評価面を気にする人は少ない結果に。転職エージェントの特徴をざっくりと捉え、あとは面談で相性を判断という方が多いのかもしれません。
転職エージェント選びの際の参考情報
転職エージェントについては、転職サイト経由のアプローチから判断する方が最も多いようです。口コミサイトやホームページも、情報源となっています。
一方で、特に何も参考にせずにエージェントを選んでいる方が多いというのも驚きです。もしかしたら、どこも似たようなものと考えている方が多いのかもしれません。
総合型と特化型の両方に登録する
転職エージェントには総合型と特化型があり、特化型の中にも特定の業界に強いエージェントと、第二新卒やハイクラスといった領域に強いエージェントがあります。3~4社ほどに登録してみると良いでしょう。
総合型には大手人材系企業が多く、大手企業の求人が多いのが魅力です。一方で、特化型ではよりあなたに合った求人を提案してくれます。まずは話を聞いてみて、気に入ったエージェントと転職活動を進めましょう。
転職エージェントの使い方②~面談時のポイント~
各社の戦略の違いを比較する
転職エージェントはどこも同じではありません。
例えば、書類通過率重視のエージェントもあれば、内定獲得数重視のエージェントもあります。
前者は転職活動の労力が減る代わりに、背伸びした企業への選考は得意ではないかもしれません。
後者は転職活動のコストはかかるかもしれませんが、内定段階で選べる企業は多くなります。
各社の考え方や転職活動における戦略をしっかりと聞いたうえで、自分にとって最適な転職活動の進め方を選びましょう。
担当者と共通認識をとる
転職エージェントとは、あなたの希望や活動の方向性について共通認識を取っておくことが重要です。間違った認識のままサポートを受けてもあなたが目指す方向に進んでいきません。面談の終了時には下記について認識をすり合わせておきましょう。
・将来的に目指すキャリア像
・転職理由と転職軸(今回の転職活動の目的)
・転職活動のスケジュール感(面接開始時期や入社時期等)
転職エージェントに質問したいこと
面談時には次の質問や相談しておきたいのは、転職市場の動向です。
エージェント目線での現在の市況感は個人では入手しづらい情報ですので、ぜひ聞いておきましょう。
また、志望する企業がある程度決まってきたら雰囲気や内部事情も確認しておきたいポイントです。
自身の強みや転職の軸が分からない、志望動機がまとまらない、そもそも転職すべきかといった現状で抱えている不安も打ち明けることで、エージェントも真価を発揮できます。
転職エージェントの使い方③~活動時のポイント~
細かく状況を共有する
複数の転職エージェントを利用する場合には、選考状況や志望順位を都度共有しておきましょう。
転職エージェントは企業への質問、交渉等を代行してくれます。例えば第二志望の企業が最終面接、第一志望の企業がまだ一次面接という場合には、第一志望の企業の選考が早く進むように企業へ連携する等してくれます。
最終的に納得のいく転職をするためにも、活動状況は共有しておきましょう。
選考企業についての情報をもらう
例えばA社の選考を受けているとき、転職エージェントからは以下のような情報を提供してもらえることがあります。
・過去の面接の質問集
・過去に選考通過した人の特徴
・A社に転職を決めた人の入社後の感想
・A社に勤めている人の転職理由
口コミサイトと比べて信ぴょう性の高い情報が集まっているため、積極的に情報提供を依頼すると良いでしょう。
企業からのFBをもらう
自己応募での転職活動との違いに、企業からFBをもらえるかどうかがあります。
選考の合否に関わらず、面接のFBをもらうことで自分の強みや弱みを把握することができ、スキルアップや次回の選考につなげることができます。多くの企業から客観的な評価をもらう機会は多くありません。積極的にFBをもらいにいきましょう。
転職エージェントの使い方④~内定から入社後のポイント~
年収交渉は最終面接直後から
転職エージェントへの年収交渉依頼はタイミングが重要です。最終面接を受けて志望度が高い場合には、すぐに担当コンサルタントに年収交渉の依頼をしましょう。
企業は内定後に稟議を行ったうえで年収を確定させることが多く、一度年収が確定すると、アップさせることは難しくなってしまいます。最終面接を受ける時点で、いくらの年収であれば入社・辞退をするか決めておくのがベストです。
疑問や懸念は全て質問しよう
最終面接が終わったからといって、もう企業に関する情報が得られないわけではありません。面接後に懸念や疑問が生じたら、転職エージェントに依頼して企業に確認してもらいましょう。
情報不足により正しい判断ができないことは非常にもったいないです。情報を揃えたうえで、最終的な判断を下しましょう。
退職交渉のサポートを受ける
希望する企業の内定を承諾したら退職交渉があります。現職からの強烈な引き留めにあったり、情が湧いてしまう方も少なくありません。どのように切り出せばスムーズに話を進められるかなども、転職エージェントからアドバイスをもらうことが可能です。
NG3つ!転職エージェント利用時の注意点
嘘をつくのはNG
転職エージェントを利用する際、自分の経歴や経験を偽ってしまう方がいますが、絶対にやめましょう。適切なアドバイスや求人紹介が受けられないだけでなく、内定取り消しになる場合もあります。
転職活動をサポートしてくれる転職エージェントとの信頼関係は非常に重要です。経歴や転職理由は正直に伝えましょう。
ドタキャンや音信不通はNG
面接のドタキャンや音信不通は避けましょう。
転職エージェントと企業との関係性に傷がつくような行動をとってしまうと、「この方は企業に紹介できない」と判断され、サービス停止になってしまう可能性もあります。
転職活動を中断する場合にも、転職エージェントには一報を入れましょう。
企業と直接連絡を取るのはNG
転職エージェント経由で選考を受けている場合、企業と直接連絡を取るのはNGです。これは転職エージェントの利用規約に書かれている場合が多いため、しっかり確認しましょう。
流されすぎはNG
転職エージェントに言われるがままに転職活動を進めてしまうと、希望する仕事にいつまでも出会えず面接だけ繰り返すといった事態に陥りかねません。
そのまま入社してしまった場合、ミスマッチを引き起こす可能性も高まります。
アドバイスやサポートを受ける姿勢は大事ですが、軸をしっかり持ちましょう。
転職エージェントの利用に関するよくある疑問
Q.転職エージェントの利用は本当に無料?
A.はい、無料です。「転職エージェントが選ばれる理由」の項目で解説した通り、基本的に求職者側に料金は発生しない仕組みになっています。万が一不安があれば、登録の際に確認すると安心できます。
Q.エージェントと合わないと感じた時は?
A.変更をお願いしましょう。転職エージェント側も二人三脚で転職を成功させたいと思っています。担当を変えてもらいたいと願い出ることは決して失礼ではありません。
あくまで面談であり面接ではありませんので、緊張する必要はありません。
Q.実績やスキルが十分でなくても転職できる?
A.「転職エージェントの使い方①~選び方のポイント~」を参考にしてください。
総合型と特化型どちらがより自分の希望に沿っているか、未経験歓迎やポテンシャル重視の求人案件を多く扱っているのはどの転職エージェントなのか、複数登録してみて合うと感じるところでサポートを受けると良いです。
Q.内定が出たら必ず就職しなければならない?
A.そのような事はありません。
転職すべきか迷っている、他にも気になる企業があるなど悩みをプロの目線で一緒に解決するのも転職エージェントの仕事です。他のエージェントと併用している、自分で応募した企業があるなどもぜひお伝えください。
できる限り早い段階で報告することで、ストレスなくよりスムーズに転職活動を進めることができます。
まとめ
転職エージェントは一人では得られない情報を提供してくれたり、企業との交渉を行ってくれたりします。賢く使うことで、転職活動がうまくいく確率も大きく向上するでしょう。
使い方を覚えて、希望するキャリアや働き方を叶えましょう。
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