【グラフィックデザイナー】転職ポートフォリオの作り方紹介!採用担当はどこを見る?エージェントが解説!
グラフィックデザイナーの方が転職する際に非常に苦労し時間が掛かるのがポートフォリオです。しかしポートフォリオを雑に作ってしまうと転職希望の企業や採用担当者の方に自分のスキルや実績をしっかりとアピールすることが出来ません。本稿では「採用担当者の方が目を留めるようなポートフォリオの作り方や手順」を解説します。
目次
転職者が思うポートフォリオ作成の不安
転職者の中で初めてポートフォリオを作る人は誰しもが以下のように思うのではないでしょうか。
・転職を考えているがポートフォリオの作り方が分からない
・採用担当者はどんなところを見ているのか?
・ポートフォリオはどんな順番で作ればいいのか?
このような不安を解決する為にも、ポートフォリオにどのような役割があるのかを知る必要があります。
まずこの基礎の部分を理解していないと、自己中心の作品集になってしまうのです。
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ポートフォリオの役割
ポートフォリオとは「企業やユーザーに対してどのような製作が出来るのかを示すプレゼン資料」であります。
したがって、作成する際には企業の強みや仕事内容を把握しておかなければ評価して頂ける資料作成はできません。
製作にかかる前に自分と企業の接点を見つけ、相手の立場に立ったポートフォリオ作成に取り掛かりましょう。
ポートフォリオを作成する事によって採用される可能性も上がり、無駄な作品を省くことが出来るのです。
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ポートフォリオ作成の上で大事なポイント
企業の立場に立って考える
ポートフォリオを製作するに当たって「誰に向けてどんな作品をどのようにまとめるのか」を考える必要があります。
「誰に、何を、どのように」と問いかけて作成することがとても大事であり、具体性と客観性をもたせましょう。
この3つを明確にすることで自分本位の作品集ではなく相手の立場に立って製作することができます。
基本的に面接は15分から長くても30分程度であり、ポートフォリオを見せる時間は多くありません。
短い時間で効果的に自分のポートフォリオを理解してもらうためにも企業の立場に立って作成していきましょう。
誰に見せるのか?
最初に考えるべきことは誰に提出するのかであり、ここが1番大事です。
この「誰に」という部分がズレていると、そもそも相手にとって興味のない作品を渡すことになります。
興味のない作品を渡すことは即ち企業にとって必要のない人材と判断され不採用になってしまうでしょう。
まずは企業のリサーチを行い特徴や強みを理解することで、作品の方向性が決まります。
何を見せるのか?
「誰に」提出するかが明確になれば、相手の求めているものもまた自ずと見えてくるはずです。
相手の求めていることは即ちその企業の強みを活かすデザインや特徴を伝えるようなデザインになります。
自分の特徴と企業の求めていることを合わせた作品を作って、しっかり理解して頂けることでしょう。
採用担当者に自分が企業にとって貴重な人材であることをアピールすることができます。
どのように見せるのか?
そして相手が求めているものが分かったら、後はどのように見せるのかという「見せ方」の問題です。
何を提出するかが決まれば、次はどのような構成で作品をまとめると相手に届きやすいかを考えましょう。
その為に注意すべきポイントは以下の要素です。
・ファイルの大きさはどの程度が見やすいのか?
・文字数はどの程度が見やすいのか?
・短時間できちんと目を通せるのか?
このように相手の立場に立ち構成をしていくことで必要のない部分を省いて無駄のない作品を作りましょう。
そうすれば、短時間でも特徴や強みを伝える事が出来るポートフォリオを作ることができます。
グラフィックデザイナーのポートフォリオでは何が重要?
ポートフォリオを作成する際には、先程ご紹介したように見せる相手の求めているものを意識した見せ方が重要になってきます。
また、グラフィックデザイナーならではのアピールをするために、簡潔にインパクトのあるものを作成することも重要です。
ではどのようにしたらいいポートフォリオを作成できるのでしょうか。
ここでは良いポートフォリオ・悪いポートフォリオをあわせてご紹介します。
良いポートフォリオとは
良いポートフォリオのポイントは以下の5つです。
・短時間で簡潔に伝わる
・入社後にしたいことが見える
・整っていて要点がわかりやすい
・個性があり他者との違いがわかる
・相手の立場に立って考えられている
採用担当者は数々のポートフォリオを見ています。1人のポートフォリオを手に取り、目を通してくれる時間はせいぜい5分程しかありません。
その中でいかに無駄のない必要最低限の情報を分かりやすく伝えるか。そして相手が求めているものを意識しバリエーションを持たせた作品を作成することで、他者との差別化を生むことが大切です。
最終的には、「自分が採用担当者で初めてこのポートフォリオを見るとしたら」という視点になって客観的に見ると良いでしょう。
悪いポートフォリオとは
対して悪いポートフォリオとは、以下の点が特徴です。
・作成過程などの説明がほとんどない
・作品の画像だけがたくさん並んでいる
・相手の知りたいことを意識していない
採用担当者は、作品を通してあなたのデザイナーとしての人物像を見ようとしています。
簡潔にとお伝えしていましたが、画像を並べただけでは「その作品はどのようにできたのか」「何を考えて作成したのか」「誰に向けてのものなのか」というプロセスが何も伝わりません。
自分がアピールしたいことをただ詰め込むだけでなく、前記のポイントを意識して相手の立場になって見やすくわかりやすいポートフォリオを作成するようにしましょう。
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採用担当者が見るポイント
作品のクオリティ
採用担当者は作品のクオリティを見ることでどのようなデザインが得意なのかを判別します。
そのクオリティ次第でどの程度の製作が可能なのかなどのスキルが評価されるのです。
しっかりと抜かりのない作品を提出することで自分のスキルを伝えることが可能でしょう。
仕事への向き合い方
作品の製作プロセスを知ることで仕事への向き合い方やユーザーのニーズに答えるための努力ができるかが見られます。
チームとして向かう方向性が一緒なのかという点も具体的な判断基準になるでしょう。
ユーザーから指摘された改善点も記載し、改善した作品なども載せておくと柔軟に対応できる製作者と評価されるのです。
どのように関わったのか?
作品や成果物を見ただけでは応募者がどの部分を担当したのかが具体的に見えてきません。
採用担当者にはどの部分を自分が製作し、どのような苦労があったのかなど裏話を交えることが大事です。
そうすることで、採用担当者としてもどのポジションに振ればいいのかを知ることができます。
使用できるツール
企業によっては使用するツールが異なることが多々あるので、事前にきちんと調べておきましょう。
その企業の規格に適したツールに応募者が対応できるかという点も見られています。
細かいようですが、企業側のルールをしっかり守れるかどうかが見られているのです。
ポートフォリオの具体的な作り方
表紙
表紙は相手の印象に残るようなインパクトのあるデザインを載せましょう。
採用担当者の方々は基本的に時間の限られている方が多いですので、最初の表紙が大切です。
中身に興味が沸くようなインパクトのある表紙にすることで第1関門を突破させます。
この関門をクリアしないと、まず中身すら見てもらえず門前払いの可能性もあるのです。
自己紹介
次に自分がどういった人物なのかを具体的にアピールしてください。
どのようなツールが使えてどのようなポジションで製作をしてきたなどデザインに関わる基本を抑えます。
そしてその上でやデザイナーとしての信念などがあるとより人物像をイメージしやすいでしょう。
また、デザインだけではなくプログラムもできるなど具体的なスキルのことも盛り込むことが大事です。
これに関しては、相手の立場に立ち必要なスキルに特化して掲載しましょう。
作品集
ポートフォリオで1番大事なメインの部分であり、作品数は10~20程度が望ましいでしょう。
どのような作品を選んでいくかに関しては相手の立場に立った有益な作品を選別することが大切です。
どんなに作品のクオリティーが高くても、採用担当者が興味を持たなかったら元も子もありません。
そして簡潔な説明文も付け、どのような作品であるかをわかりやすく伝わるようにします。
あくまでも自分の見せたいものを選ぶのではなく、採用担当者や企業に有益な作品を選ぶことを意識しましょう。
将来のビジョン
作品集を踏まえた上で、転職者が入社後に達成したいことを説明するページを作りましょう。
このページであなたの志望度の高さやチームとの方向性があっているのかなどを判断されます。
大事なのは仕事でのビジョンを答えることであり、プライベートなビジョンは避けてください。
そうしなければ、方向性の違いなどからそもそも評価されなくなります。
あくまでも転職希望の会社で何がしたいのかどのような目標をもって仕事に取り掛かるのかが大事です。
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ポートフォリオ作成の上で気をつけるべきこと
見た目はとにかく綺麗に
クリアファイルは常に新しく綺麗なものを選ぶようにして、清潔感あふれるものにしましょう。
まずは外観を綺麗にして持ち込むことで、綺麗な仕事をする人であると評価されます。
第1印象はとにかく大事であり、相手から評価してもらえる綺麗さを保ちましょう。
作品集を一貫性のあるものにする
10〜20はある作品集は相手が求めるものならば、何でもいいわけではありません。
きちんと評価してもらえるように、一貫性をもって順番通りに並べていきましょう。
成長過程を時系列でまとめたりロゴデザインはロゴデザインでまとめたりすることが大事です。
デザイナーの場合は特に情報処理能力が問われており、その出来如何で決まります。
ボリュームは少なすぎず多すぎず
作品数のボリュームは少なすぎず多すぎずで、面接時間内にまとまるものにしましょう。
短時間で効果的に伝えるためには情報量は必要最小限ながらも最適なボリュームを欲しています。
同時にその作品を面接の中でプレゼンできるかどうかも問われているのです。
面接の中でちょうど良いボリュームを意識したポートフォリオを作りましょう。
ポートフォリオは転職のプロに相談しよう
いかがでしたでしょうか?
今回はポートフォリオとは何かという基礎基本の部分から具体的な対策までを解説してきました。
ポートフォリオは相手を想像しながら作るものであり、自己満足の作品集ではありません。
あくまでも企業の採用担当者にプレゼンするという気持ちで資料作成をしましょう。
相手の立場に立つことでポートフォリオの製作は格段にやりやすくなります。
また、面接時には相手のニーズに答えた作品を提示することで伝わるポートフォリオになるでしょう。
本稿が少しでも皆さんの転職準備におけるポートフォリオ製作の手助けになれば幸いです。
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