Webディレクターの面接対策!よく聞かれる質問や逆質問を紹介
Webディレクターの面接で採用担当者からよく聞かれる質問やするべき逆質問などを含めた面接対策を詳しく解説しています。また経験者・未経験者に分けて面接対策のポイントも記載していますので、ご参考ください。
Webディレクターの面接準備
企業リサーチ
Webディレクターに限らず転職活動において、事前準備として企業リサーチが欠かせません。
選考では企業が求めるスキル感を所持しているかだけでなく、社風や人柄が見合っているか等も見極められています。
①「なぜこの会社なのか」:他社との差別化が明確である
②「転職先でどんなスキルを発揮できるのか、どんなことをしたいか」:入社への意欲・熱意が伝わる
この2点を面接で受け答えできるよう、以下を対象に企業リサーチは徹底的に行っておきましょう。
- ・企業の公式採用サイト
- ・業種に関連したプレスリリース
- ・社員や企業関連のインタビュー記事
- ・転職サイトやSNS等の口コミや評価
- ・知り合いや同業者からの生の声
自己PRや志望動機等の整理
自己PRや志望動機は、企業の社風や事業内容にマッチしたものを簡潔に整理してまとめます。面接時間は長くとも1時間ほどと制限がありますので、簡潔に伝えられるように準備しておきましょう。
志望動機では企業への理解や興味、自己PRでは企業が求める人材像を意識した内容でまとめます。
【あわせて読みたい】自己PRや志望動機のまとめ方は、下記記事をご参考ください⇓
勤務先によって異なるWebディレクター像の理解
事業会社
自社webサイトやwebメディアの企画から制作・運用などの業務を行います。
制作会社と比べると会社や制作・運用するコンテンツの規模も大きく、業務は分業化が進んでいるため、他のメンバーと連携して業務にあたります。
自社で運営するコンテンツを通して成果を上げることが求められるため、アクセス数やコンバージョン率など成果達成を意識して指揮をとれる人材が求められます。
制作会社
クライアント企業の依頼でコーポレートサイト、ECサイト、スマホアプリなどを企画・制作・運用をします。
クライアントごとに制作物やスキルが異なるため、多くの現場を経験することになります。
そのためweb制作全般の知識と経験、クライアントへの企画力・提案力や顧客折衝力などがある人材が求められます。
ポートフォリオの作成
ポートフォリオは自身の実績やスキル感を可視化させることができるため、採用担当者に自身を分かりやすく伝えるためのプレゼン資料として有効です。
無料のポートフォリオ作成サイトも存在しますので、ポートフォリオを作成して事前準備をしておきましょう。
【あわせて読みたい】ポートフォリオの作成方法はこちらから⇓
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【あわせて読みたい】Geekly(ギークリー)を利用して転職成功した事例⇓
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応募書類添削・代行サービスに関するよくある質問
ここでは応募書類添削・代行サービスに関するよくある質問をご紹介します。サービスについて詳しく知りたい場合は、ぜひ下のボタンからご確認ください。
途中まで記入した書類の添削はお願いできますか?
可能です。空白があっても問題ございませんので、お申し込み時に書類をご提出ください。
業界または職種未経験です。サービスの利用は可能ですか?
可能です。弊社では業界または職種未経験の方にもご支援の実績がございます。
未経験の場合でも、まずはお気軽にご相談ください。
Webディレクター面接で聞かれる質問
スキル・経験に関する質問
今まで担当した業務
Webディレクターの面接では下記についての質問等をよく投げかけられます。
- ・制作の工数計算や見積書作成スキル、またクライアントとの交渉経験があるか
- ・部下だけでなく外部スタッフなども含めてマネジメント経験があるか
- ・CMSの使用経験があるか(Webサイトの構築・管理・運用を行うための管理システム。WordPressやMovable typeなど)
- ・クライアントへの提案書の資料作成経験や資料を使ってプレゼンテーションをした経験があるか
- ・Webディレクション以外でデザインやコーディングなど、専門スキルや知識をどの程度保有しているのか
- ・主にWebディレクターが扱うGoogle、Workspace、BackLog、Slack、Chatworkなどのタスク管理やメッセージツール群に対する理解度・熟練度について
Webディレクター以外で活かせるスキルはあるか
スペシャリストほどのスキルや知識はないとしても、ある程度のWebに関する専門知識を持ち合わせたWebディレクターは企業側からすると大変魅力があります。
プロジェクトにもよりますが、エンジニアやWebデザイナーに依頼する程度でもない業務を代わりにWebディレクターが対応できれば仕事の効率も生産性もぐんと上がるからです。
以下のような使用経験やスキルを身につけておけば、自身の市場価値を上げることにも繋がります。
- ・「Webデザイン」
- ・「UIデザイン」
- ・「HTML /CSSコーディング」
- ・「オーサリングソフト」
- ・「コンテンツライティング」
- ・「撮影ディレクション」
苦労したこと・プレッシャーを感じたことやその対処法
あなたのストレスに対する耐性やセルフコントロール能力を見極めるための質問です。
ストレスやプレッシャーを抱えすぎると業務遂行にも影響がでますし、早期離職を防ぐためにもどのような状況でストレスを感じるのかを事前に把握しておきたいと考えています。
業務で行き詰まった原因を正しく捉えて立ち直るためにどのように対処したのか、問題発生時は自己管理までできることを伝えるようにします。
達成感を感じた出来事
達成感ややりがいを感じた出来事から「求職者の価値観」「目標達成のために努力できるのか」「自社でどのように活躍してくれるのか」等を知るための質問です。
素直に自分が仕事において達成感を感じたシーンを具体的に話します。
たとえば「納品を無事終えたとき」や「成果がはっきりと数字に反映されたとき」「多くの人達と共同作業でモノ作りをする充実感」などです。
転職理由・志望動機に関する質問
なぜ転職しようと思ったか
経験者は「なぜ応募企業のWebディレクターに転職しようと思ったのか?」、未経験者は「なぜwebディレクターなのか?」を明確に回答できるようにします。
「前職や現職では達成できない目標があった」など今までの経歴と交えながら、転職しようという考えに至るまでの求職者の「転職の背景にあるストーリー」を知りたいわけです。
入社後、どんな活躍ができるのか(採用するメリット)
前職や現職など職種にもよりますが、自分のキャリアから応募企業に活かせる部分をチョイスして具体的にそのキャリアがどう応募企業のWebディレクターとして活かせるのかといった入社後の活躍について回答します。
たとえばマネジメント経験、マーケティングの経験や交渉力なども入社後のアピール材料になります。
キャリアに関する質問
今後のキャリアプランやなりたい姿
「応募者と企業のビジョンがかけ離れていないか」「どのようにwebディレクターとしての職務領域を広げていきたいのか」。2年、3年、5年先のキャリアプランを回答できるように準備しておきましょう。
今後のキャリアについての質問には、年数が経つにつれて職域が広がっていくように回答することがベストです。
【あわせて読みたい】キャリアプランの考え方や面接での回答のポイントはこちらから⇓
現在習得しようとしていることはあるか
SNSアプリの活用や学習、SEO、デザイン、コーディング、資格取得など、どのようなことでも構いません。
また「なぜ取得しようと思ったのか?どう自社に役立てられるのか?」といった具体的なことも回答できる準備しておきます。
開発を進める上で心がけていることは
Webディレクターとしてどういった仕事をしてくれるのか?その他、どれほどの価値観や熱量をもって開発に携われるのかということを答えます。
回答としては「自身の仕事に向き合う姿勢を伝える」ということです。
クライアントを第一に考えつつも、ユーザーや自社の売上に対しても妥協しない姿勢、一緒に働くチームの輪を大事にしたいといったことも開発に対して心がけていることに該当します。
人柄に関する質問
コミュニケーションで気をつけていることは
Webディレクターはクライアントと制作スタッフの間での均衡を保つ役割や、マネジメント業務などコミュニケーションスキルが試されることが多い職務です。
傾聴力や細かい心遣いも怠らないなどコミュニケーションで心がけていることを伝えます。
周囲からどんな人だと言われるか
「社風とマッチしているのか」「企業側が感じている求職者の人柄と本人の自己分析にズレがないか」などを確認しています。
自身の強みであり、企業のメリットにも繋がる回答がベストです。
長所・短所は
「求職者の人柄」「何ができる人なのか」「自分を客観視できているか」などを確かめるための質問です。
短所を回答する際は、克服する努力をしていることも忘れず伝えましょう。
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口コミに加えて、面接で聞かれた質問など選考情報や企業評判などを転職活動を進める上で知っておきたい情報を見ることができます。
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未経験者と経験者丨面接対策のポイント
経験者の場合
実績は具体的な数値を用いてアピール
Webディレクターとしての実績は具体的な数字でアピールすることが効果的です。
ディレクションを行ったサイトやサービスなどのPV数、集客数、売上などを記載し、実績の証明をしてアピールします。
Webディレクターの経験者なら前職のキャリアから強みを伝えます。
過去の実績+キャリアプランを明確に
webディレクター経験者の場合、企業は即戦力になる人材を求めています。
前職での業務経験と成果を踏まえて、応募企業ではどのような貢献ができて何を成し遂げたいのかキャリアプランを明確に述べられるようにします。
未経験者の場合
なぜディレクターを目指そうと思ったのか
「なぜ異職種からwebディレクターを目指そうと思ったのか」きっかけからwebディレクターとして描きたいキャリアなどを伝えます。
Webディレクターではないと叶えられない願望があるというようなことを伝えるのがベストといえます。
過去のキャリアで活かせることをアピール
未経験からWebディレクターへの転職では、前職で培ってきたキャリアからWebディレクターに活かせる部分をアピールしてください。
もし管理職に就いていたならマネジメント能力、営業職なら交渉力などがクライアントとの話し合いで武器になります。
その他にも予算管理やマーケティング能力なども、Webディレクターへのアピール材料になるはずです。
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聞いておくべき逆質問
面接で逆質問を聞く意図
1つ目は求職者の仕事に対する意欲を図るためです。
仕事に意欲があるのなら企業の情報収集など万全にして面接に臨んでいるため、自然と企業へ聞きたいことが湧いてくるはずです。
2つ目は企業との相性を図るためです。逆質問は求職者の主体性を図ることができます。求職者が能動的に行動する様子を見て、逆質問から行動傾向などを観察し、社風にマッチする人材かどうかを確かめます。
3つ目は求職者のコミュニケーションレベルを図るためです。逆質問は求職者の積極性や熱量、採用を勝ち取るためにどう積極的に行動するのかを図れるのです。
聞いておくべき逆質問
仕事内容について
仕事内容をこちらから聞いているようで、実は「事前に企業の情報収集をしっかりしてきているかどうか?」をアピールします。転職に積極的な姿勢で挑んでいる姿を見せます。
必要なスキルについて
事前に応募企業で求められているスキルを確認することで、業務へのモチベーションの高さや将来性をアピールできます。
職場で使うOA機器やソフト・基本OSなどのオフィス環境について
Webディレクターとして働く上で、作業のしやすさについて配慮してくれているかを把握します。
逆質問で避けるべきこと
- 自身で調べれば分かるレベルの簡単な質問:簡単な情報収集も怠る人というイメージを抱く
- 自信がなさそうに見える質問:仕事などに対するチャレンジ精神など仕事に対する姿勢に不安を感じる
- 労働条件に対する逆質問:業務よりも給与や福利厚生の方に興味があるのかという印象を持たれる
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Webディレクター転職や面接の不安がある方は、ギークリーにご相談ください
Webディレクターの面接で聞かれる質問例や面接対策を経験者・未経験者にわけて説明してきました。
面接対策として企業リサーチを十分に行う、なぜその質問をしてくるのか採用担当者の意図を理解して、回答を準備することが大切です。
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