株式会社エクサウィザーズのビジネスモデル分析!RPAからRPEへの変化とは【AI・RPA企業に転職】
AIには無限の可能性が秘められています。株式会社エクサウィーズではそんなAIやRPAを活用し、業務効率を上げる他、様々な機能やサービスを生み出しているのです。今回は株式会社エクサウィーズのAIの活用方法から核心に迫っていきます。
目次
株式会社エクサウィザーズの会社概要
AIベンチャー企業である株式会社エクサウィザーズ(以下エクサウィザーズ)は、ある指名のもとで動いている企業です。
それは「AIを用いた社会問題の解決、それを通じて社会の幸せを実現する」という使命になります。
すべての産業に対するイノベーション創造の取り組みを最先端の技術を用いて展開しています。
ホワイトカラー業務の自動化・効率化の取り組みであるRPA(Robotic Process Automation)を活用しているのです。
また人工知能であるAIもフル活用した新たな取り組みに注目が集まっています。
株式会社エクサウィーズのビジネスモデル
新しい働き方の提案
エクサウザィーズが提案するのはこれからの社会で需要が高まるであろうRPAを活用した新しい働き方です。
超高齢化社会を背景にした人手不足や生産年齢人口減少の問題解決策の1つとして、人工知能の活用を推進しています。
RPAに単純な作業を任せることで、チームでなければできないコミュニケーションやクリエイティブな仕事に集中して取り組めるでしょう。
人工知能を活用したRPAのモデル
人工知能を用いたRPAの活用はホワイトカラーの業務に留まりません。
金融サービスのRPA導入ではAIが業績、取引データ、売り上げ規模などから取引成立確立を予測します。
さらに営業の効率化や新規事業の展開にあたっての業界分析にも活用できるのです。
また医療の分野においてもRPAの導入によって画像診断のサポートを行うことができます。
エクサウィザーズ独自のノウハウと現場研究者との連携で実現が可能となり、病気の評価がより正確に行えるでしょう。
製造産業ではロボットにAIを組み込む事で、現場での人手不足の解消を図れるほかにも単純作業のミスの削減、生産性の向上が見込めます。
さらには作業員が危険な作業から手を引くことができ作業に対する安心と安全を得ることができます。
株式会社エクサウィザーズが解決する社会課題
超高齢社会を見据えた取り組み
超高齢化社会である現在の日本において、大きな課題の1つであるのが生産年齢人口の減少です。
深刻な人手不足により一人あたりの仕事量が増加することが予想されます。
またこの先負担が積み重なれば単純なミスも生まれ、生産効率が低下する事態となるでしょう。
そこで活躍するのがRPAです。RPAを会社に導入することで単純な作業ミスをなくせるほか人件費の削減も可能となります。
労働者のニーズに応える
また働き方改革の推進に伴い、働く人のさまざまなニーズに応えるという点でもRPAの活用が有効です。
単純作業を任せることで効率よく仕事が進むようになり、働く人の能力を十分に発揮させ意欲を高める環境をつくることにつながります。
このようなメリットがあるRPAですが、エクサウィザーズではこのRPAに人工知能をかけ合わせた新しいシステムを提供しています。
それは企業だけでなく一般家庭でも取り入れることができ、私たちに新たな生活様式を提案してくれるでしょう。
文章解析による新しいビジネスモデル
文章解析は主に4つの事が行えます。
1つめは「文章分類」です。
多数の文章やレコード記録から必要な書類を抽出し、指定した種類ごとに書類を分類します。
次に「文章の校閲」です。
正確性が求められる文章の校閲を正確に行います。
誤字脱字の有無や文章の不備を見つけ、本来手間のかかる作業を効率よく行うのです。
そして「文章要約」ではドキュメントの中から重要となる文章を抽出し、概要を生成します。
大量の書類から議事録を作成する時間を大幅に短縮することが可能です。
これらはよくあるRPAのシステムと似通ったものになります。
ですがエクサウィザーズの人工知能を活用したRPAは、人間の質問に対する答えを文章で回答することが可能です。
例えば花の画像があったとしてその画像に対して簡単な質問を入力します。
するとその質問に対して数字や、はいまたはいいえなどAIが文章で回答を出してくれるのです。
また、画像を入力することでAIがその画像の内容を文章で説明することもできます。
このシステムを利用することで行えるのはAIに指示をもらうことができるということです。
それは決してAIの言いなりになるということではなく、目標を簡易的に示してもらうということでしょう。
また人工知能を活用したRPAだからこそできる、新しいビジネスモデルと言えます。
画像解析と生成によるニーズ
エクサウィザーズの画像解析では画像全体や画像の一部を抽出して解析を行うわけではありません。
ピクセル1つに対して1つの意味をラベル付けしています。
人物や物体を色分けして抽出することが可能で、これは医療分野で大きな活躍が期待できます。
例えば心臓のCT画像を入力し、冠動脈の領域だけをピックアップして色分けすることができるのです。
そのため狭窄などの評価がより容易的かつ正確に行えます。
他にも医療現場において病気の発見や高精度な評価が期待できます。
また、この画像解析では人や物を分けて検出できるほか、人の役割も識別可能です。
良い例で言えばスポーツが挙げられるでしょう。
サッカーではゴールポスト、ボール、人を分けて検出することはもちろんですが、人を選手、審判といったように役割ごと検出できます。
これはスポーツ試合でのポジショニングの解析などに活用可能です。
また、よく画像解析で使われるものに、入力した画像が何なのか解析するというものがあります。
車の車種の判別などに使われていますが、エクサウィザーズのシステムではその逆が可能です。
それが画像生成となります。
テキストで指定された単語や文章からAIが画像を生成します。
また、手書きの文字を学習させそれに類似した文字を生成させることもできます。
これにより著作権の問題を解決して画像を生成し、自社で利用することが可能となるのです。
音声解析を利用した品質改善
会議や会話の音声などを入力することでその音声をテキストとして表示します。
テープ起こしの手間とその人材の確保が必要なくなるため、時間とコストの削減が可能になります。
また、音声解析はAIを活用することで話した人の声音や声の様子から相手の感情を読み取ります。
この技術はコールセンターなど、顔が見えないサービスの場面で顧客の感情を把握することに活用できます。
さらに音声の分野で注目したいものもあります。
それはエクサウィザーズが提供する、人工知能プラットフォームexaBaseの動画の音楽でも活用されている音声生成のシステムです。
サンプリングした人間の声などを元に、よりリアルで自然な人間の声に近い合成音声を生成します。
サンプルの音楽を元に新しい音楽を学習し、作曲することができ、PVなどを作る際のオリジナルのBGMの作成に活用できます。
今後の事業展開
RPAとRPE
現在エクサウィザーズではFinTechやHRTech、セキュリティ・ロボティクスなどのサポートサービスを展開しています。
その中でも注目したいのがHRTechの機能の1つであるAIコーチングです。
そしてその背景にあるのがRPE(Robotic Process Education)の必要性でしょう。
RPAの取り組みを併せて今後の進化に期待が高まります。
RPAの今後
人工知能を活用した業務の自動化と効率化の取り組みであるエクサウィザーズのRPAです。
RPAの導入により人の手で行う業務は圧倒的に変化します。
そこで今後の働き方や仕事の遂行をより良いものにするために必要なのがRPEです。
RPEとは「AIによる人材の教育」です。
その考え方は人工知能を搭載した人事サポートサービスHR Tech「HR君」に導入されています。
人事採用、メンタルヘルス、AIコーチングの3つの機能でサポートするサービスです。
そのためRPEが必要とされる業種で、AIコーチングが普及することを目標としています。
RPAにより業務が効率化されたからこそ生まれた時間を有効に活用するのです。
また人材育成の取り組みに着目するとともに人材の質を高めるRPE、AIコーチングのさらなる進化が期待されるでしょう。
転職の決め手となる要素
エクサウィザーズでは各分野に精通するエンジニアや専門家が存在し、時には各領域の第一人者にもアドバイザーとして助言をもらいます。
そのため、会社には優秀な人材が多く集まっており自分自身の知識の幅も広がります。
東京に本社を置くエクサウィザーズは他にも3つの都市にオフィスを構えています。
さらにRPAとAIを軸に幅広い分野で事業を進めている大きな組織の企業です。
そういった「組織の大きさ」は自分の可能性が広がるだけでなく、与えられるチャンスも大きく広がってきます。
自分が事業に影響を与えている実感を持って仕事ができる環境がエクサウィザーズにはあります。
転職ポイント
AIを活用した社会問題の解決、そしてそれを通じて社会の幸せを実現する。
これがエクサウィザーズのビジョンです。
このミッションを実現させるためにエクサウィザーズが求めることがあります。
それは、与えられた仕事をただこなすだけではなく自由な発想で自らが考えて行動し、実現できるだけの実行力のある人です。
熱意をもってチームで協力し合い結果を出してくれることを期待しています。
株式会社エクサウィザーズの会社情報
休日
・完全週休二日(土日祝)
・リフレッシュ休暇
・リターン休暇
・コンディション休暇
・結婚休暇
福利厚生
・各種社会保険
・通勤手当
・健康診断・オンライン医療相談
※各制度は2020年11月時点の情報です。
まとめ
エクサウィザーズがクライアントとする業種は非常に幅が広く、年間の案件は数百に及びます。
この幅広い業種との関わりから得た各業界の様々なノウハウや業界知識を強みに、課題解決のための革新的な提案を行っています。
さらにその提案に関わるのは各分野において高いニーズで応える専門家や第一人者です。
最新の研究を取り入れたサービスの提供を企画から実装まで一貫して対応する多様な人材がエクサウィザーズには在籍しています。
あわせて読みたい関連記事
この記事を読んでいる人におすすめの記事