Webエンジニアとは?仕事内容・必要なスキル・キャリアパスを解説!

Webエンジニア

職種×年収図鑑MV-Webエンジニア

Webエンジニアは、インターネット上で動作するWebサイトやWebアプリケーションを開発する専門家です。フロントエンドの基本技術を習得した後、バックエンドやデータベース管理の経験を積むことで、フルスタックエンジニアを目指すこともできます。

年収データ
平均年収:456万円
年収レンジ:150〜1260万円

*2023年3月1日~2024年2月29日に面談を行った求職者様の登録データをもとに算出した数値です。

この記事のまとめ
  • Webエンジニアの主な仕事は、WebサイトやWebアプリケーションの開発
  • Webエンジニアに求められるスキルは、ユーザビリティやアクセシビリティを考慮したプログラミングスキル
  • Webエンジニアの平均年収は456万円

1Webエンジニアとは?仕事内容や役割

Webエンジニアとは?仕事内容や役割

Webエンジニアの主な仕事は、WebサイトやWebアプリケーションの開発です。フロントエンド(ユーザーが直接触れる部分)とバックエンド(サーバーサイド、データベース処理)の両方に携わることがあります。ここでは、その詳細と、Webエンジニアの役割を紹介します。

仕事内容

クライアントやステークホルダーと協力して、プロジェクトの目標と必要な機能を明確にし、それに適したデザインと機能を開発・実装します。その過程で、Webサイトやアプリケーションのユーザビリティ(使いやすさ)やアクセシビリティ(アクセスしやすさ)を考慮した設計を行うのもWebエンジニアの仕事の特徴です。

役割

Webデザイナーや他のエンジニアと密に連携し、効率的かつ効果的なWebソリューションを提供します。Webエンジニアの担当範囲は、コーディング、テスト、デバッグだけでなく、ユーザーフィードバックに基づく改善が含まれるので、技術的な障壁を乗り越え、クリエイティブな問題解決を行うための技術力とコミュニケーションスキルも重要です。

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2Webエンジニアとシステムエンジニアの違い

Webエンジニアとシステムエンジニアは技術的な役割が似ているようにも見えますが、担当するプロジェクトの規模や対応する業務範囲の違いは明確です。ここでは、それぞれの役割や業務内容の違いについてまとめて紹介します。

Webエンジニア
Webエンジニア

Webエンジニアは、Webサイト・Webアプリケーションのサービス開発を専門としたエンジニアなので、担当するプロジェクトは基本的に数名で完結されるような小さな規模です。主に「アジャイル開発」でスピーディーにPDCAを回していくので、特定の業務だけを担当するというよりは、HTML、CSS、JavaScriptなどを使用したコーディングをはじめ、UI/UXの改善、Webデザイナーとの連携など、様々な業務を一人で担当することも多い傾向にあります。

システムエンジニア
システムエンジニア

システムエンジニアは、主に企業や組織のITシステム全体に関わる大規模なプロジェクトの設計や構築を担当します。要件定義からシステム設計、実装、テスト、保守に至るまでのプロジェクト全体に関与し、技術的な詳細と同時にプロジェクト管理のスキルも必要とされ、クライアントとの調整役や複雑な問題を解決するための広範な技術知識が要求されるので、エンジニアの中でもいわゆる「上流工程」を担当する職種です。

3Webエンジニアのやりがい・魅力

  • ユーザーに直接影響を与えることができる
  • 世界中にプロダクトを届けられる
  • クリエイティブな仕事ができる
  • トラブルシューティングの知見が広がる
  • スピーディーな開発環境で技術を磨ける

Webエンジニアとしてのやりがいは、WebサイトやWebアプリケーションを介してユーザーに直接影響を与えることができる点です。デザインとエンジニアリング技術の両面でクリエイティブな解決策を求められるので、様々な障壁に直面することもありますが、完成したプロダクトが世界中の人々に使われているのを見ることができるのは、大きな喜びに繋がるでしょう。また、ユーザーからのリアルタイムのフィードバックを受け取ることで、即座に改善やアップデートを行えるのもこの仕事の特有の魅力の一つです。技術が日々進化している分野なので、常に最新の技術トレンドを追いかけることができ、多様なスキルが身につきやすいです。

4Webエンジニアに必要な能力・資格

Webエンジニアに求められる能力

Webエンジニアとして成功するためには、HTML、CSS、JavaScriptなどのWeb技術に精通していることはもちろん、ユーザーインターフェース(UI)とユーザーエクスペリエンス(UX)の設計スキルも重要です。また、クライアントやチーム内の他のメンバーとの効果的なコミュニケーション能力も求められるので、幅広い知見やスキルを資格によって証明できると、Webエンジニアとしての市場価値の向上に繋がるでしょう。

Webエンジニアに役立つ資格

Webエンジニアとして働く上で役立つ資格は、IT領域への総合的な知識を証明する国家資格と、プログラミングなどの技術的なスキルを証明するためのベンダー資格があるので、それぞれ代表的な例を紹介します。

国家資格
  • ITパスポート試験
  • 基本情報技術者試験
  • 応用情報処理技術者試験
ベンダー資格(民間資格)
  • PHP技術者認定試験
  • Ruby技術者認定試験
  • Oracle Certified Java Programmer
  • Javaプログラミング能力認定試験
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5Webエンジニアの年収

年収データ
平均年収:456万円
年収レンジ:150〜1260万円

Webエンジニアの年収は、スキルや経験、さらには勤務先の業種によって大きく異なりますが、新しい技術を取り入れたプロジェクトに参加する機会が多いほど、高い報酬を得ることができる傾向にあります。また、フリーランスとして活動する場合、プロジェクトごとの報酬が設定されることが一般的です。フリーランスの場合、プロジェクトの選択によって収入が大きく変動します。

6Webエンジニアのキャリアパス

Webエンジニアとしてのキャリアをスタートするには、一般的にWeb開発の基礎を学び、フロントエンドやバックエンドの技術を習得することから始まります。初心者はまずHTML、CSS、JavaScriptなどの基本技術から学び、その後、ReactやNode.jsといったフレームワークを使いこなせるようになることが求められます。経験を積み重ねることでシニアWebエンジニアやチームリーダー、フルスタックエンジニアへとステップアップすることも可能です。さらにキャリアを進める場合は、技術的な専門知識を活かしてCTOやプロダクトマネージャーを目指す道もあります。

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7Webエンジニアの転職を成功させるには

Webエンジニアへの転職を成功させるためには、Web開発に関する基礎知識を固めることが最初のステップです。プログラミングスクールやオンラインコースでHTML、CSS、JavaScriptを学び、実際のプロジェクトで使用されているフレームワークやライブラリについても習得していくことが重要です。転職市場では技術だけでなく、ポートフォリオが非常に重要視されるため、個人のプロジェクトや過去の仕事の実績をまとめておくと良いでしょう。また、専門の転職エージェントを利用すると、自身のスキルと経験にマッチする求人を見つけるためのサポートを受けることができます。すぐの転職は考えていない相談ベースからの利用も可能ですので、ぜひ一度ご相談ください。

このページの監修者

国家資格保有 キャリアアドバイザー 小峰涼平

5年間インフラエンジニアとして新規顧客提案や既存顧客への提案〜運用保守業務を経験。業務を行う中で人材業界へ興味を持ち、22年1月国家資格キャリアコンサルタントを取得。現在、資格を活かしキャリアアドバイザーとしてエンジニアの転職支援を行っております。

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