――前職の経験と入社動機
ギークリーは自分にとって3社目で、前職はIT企業で新卒採用担当、1社目は新卒採用プラットフォームサービスを運営している人材会社で営業・コンサルティング・自社採用など多岐に渡って活動していました。
昔から、周りの大人が日曜日になると「明日から会社かー」と仕事に対してネガティブなことを聞くことが多くて、なんで嫌な仕事してるんだろう?と不思議でした。どうしてそんな大人が多いのかと考えたとき、その人にとって会社や仕事がマッチしてないからじゃないか?と思いました。それならマッチする会社に行けばいい。そうすれば楽しく(働くことができて、楽しく働けばどんどん仕事が好きになって)成果も出る、といういいサイクルが生まれると思いました。
1社目の人材会社への入社後は、営業コンサルとしてさまざまな企業の新卒採用を支援し、就活生と企業をマッチングさせる仕事をしました。その中で会社によっては経営層と現場とで採用したい人物像が違ったり、予算がちぐはぐだったり。「なぜ同じ会社にいるのに、認識に乖離が起こるんだろう?」と徐々にいろいろな壁を感じ始めたんです。それから、自分で採用をやってみたいと思いキャリアチェンジを目的に前職に入社しました。
前職は東証プライム企業で、いわゆる大手IT企業。年功序列、平均年齢も40歳以上といった会社でした。私は新卒採用担当として、母集団形成~入社後研修まで幅広く対応していました。
入社後、同じ採用担当の先輩と2人でやっていく予定だったのに、入社1ヶ月くらいでまさかの1人に...(笑)。中途採用中心の会社で新卒採用はまだ3期目でデータもほぼない。23年卒承諾者0名(目標30名)という壊滅的な状況の中、私の採用担当としてのキャリアがスタートしました。大変でしたが、現場の社員やチームメンバーに助けられながらもワンオペで回し切ったことは非常に大きな経験になりました。
ギークリーへの入社理由は、「人」と「事業の成長ポテンシャル」です。メンバーのレベルが非常に高く、この環境に身を置けば嫌でも成長するなと思いました。最初、現マネージャーの曽我と新卒採用担当の杉江とカジュアル面談をさせてもらったんですが、自社の強み/弱みはもちろん、短期・中期・長期の目標やビジョンをしっかりと話してくれました。いろいろな企業を見てきた中でもずば抜けて自社理解ができてると感じました。そして何より話しやすい!波長が合うというか、テンポが合うというか。
事業の成長ポテンシャルについては、面接の際に役員の松村からじっくり教えていただきました。会社のビジョンとして、①和製ITベンチャーの創出②IT採用のインフラ③マーケットの拡大を目指していること、現在は第2フェーズにいること、そして拠点展開を計画していることなどですね。コロナも相まってDX化が急激に進み、業界関係なくどの会社でもIT人材が必要で、今後さらに需要は高まることは私でも容易に想像できました。
けれど、IT人材は不足している。IT人材が出てくるのを待っていては何も始まらないなぁと、私自身漠然と課題に思っていたんですが、マーケットの拡大としてIT人材の育成も考えられるという話を聞いて、それだ!と思いました。IT人材を育成して派遣するような企業はすでにありますが、ギークリーがやったらどうなるんだろう?とすごくワクワクしたのを覚えています。正直、どの会社でも人事業務はそんなに大差ないと思います。それなら「どんな人たちと、どんな環境でやるか」が絶対的な違いだなと。私はとにかく成長して、採用なら誰にも負けないビジネスパーソンになりたい。それが実現できる「成長環境」があるのはここだと思いギークリーに決めました。
――現在のミッション
私は中途採用人事なので組織の拡大が最大のミッションです。ギークリーの中途採用では大きく分けて営業、Web系、管理部門、人事の4つの職種を採用しており、私は少し前までは営業職種を、現在はWeb系、管理部門、人事の3職種の採用を担当しています。
現在、IT採用のインフラになるというビジョンがあり、その先にはマーケットの拡大という第3フェーズが待っています。フェーズを進めるためには少なからず組織の拡大が必要だと考えていますがそこで私の出番です。
新卒入社のメンバーを育てることはもちろんですが、さまざまな経験をしているメンバーにジョインしてもらってさらによい化学変化を起こさせる。これも組織を大きくするうえで必要不可欠な要素だと思っています。